冗談は顔だけのつもりだ

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【アイドル】A.B.C-Z五関晃一さんという神様を追いかけて数か月を駆け抜けたしがないオタクの全記録

2016年11月13日 12:01

 A.B.C-Zのファンクラブから、「五関晃一の出演舞台が決定いたしました!!」との知らせが届く。私は出かけるためにちょうど家を出たところだったのだが、そのメールを見た瞬間、誰もいない細い道で泣いた。もちろんうれしくて泣いた。とても晴れた日であった。

 この1カ月前、「お参りすると必ず願いが叶う」と絶大な信頼感を寄せられているある神社へ、友人と3人で行っていた。実はその時に、「五関さんの幸せが私の幸せである」というオタク丸出しな願いを念じながら手をすり合わせていたのだが、まさかこんなにも早くも願いが叶うとは。いや、本当はまだ叶ってないんだけども。

 この日から、神様を追いかけるオタクの猛ダッシュが始まる。

 

11月後半~12月前半

 五関さん出演舞台『シェイクスピア物語 ~真実の愛~』のチケット業務に追われる。時に会社で業務に勤しむこともあったが、その甲斐あってとりあえず確保せねばならない日程は確保完了。

 上川隆也さん、観月ありささんが主演と聞き、「五関さん、どエライ舞台に出やがる……」と緊張し始める。なぜ私が。

 

12月9日

 A.B.C-Zが2017年2月1日、デビュー5周年の記念日に新曲「Reboot!!!」を発売すると発表。「今作はEDMサウンドも盛り込んだ今までのA.B.C-Zにはない特徴的なダンスナンバー」と紹介されており、中田ヤスタカDaft Punk、AviciiなどのEDMサウンドが元々好きだった私は、「A.B.C-Zの方から寄ってきた!?」と錯乱。

 のちのちラジオ等で音源を聞いてみたら、「EDMとは?」となったわけだが、今ではシングル曲の中で1番好きな曲になりました。A.B.C-ZがEDMつったらこれはEDMなんだよ、わかったか。

 

 12月23日

 『シェイクスピア物語』初日。会場のKAATは、結構前に松田龍平が出演してる舞台を見に行った以来だったけど、劇場のイスが真っ赤だったことしか覚えてなかった。

 当日の朝のニュースで会見の様子が流れていたらしいけど、ひとつも見ない状態で行った。ステージ上で初めてネッド・アレンを見たかったからなんだけど、席に着いたらみんなパンフレット開いて見てるから「ギャ~! ここにも罠が~!」つった。あとからパンフレット見たらネッド・アレンさん載ってなかった。

 初見の感想は、「女とめっちゃ絡むやん」だった。良い悪いの話じゃなく、女とめっちゃ絡む五関さんが新鮮すぎて、爆モテすぎて、興奮でしばらくボーっとした。外部舞台出たんだな~という実感が1番湧いたのはココだった。外部舞台は女とめっちゃ絡める。

 そんで、すごくいい役をもらったなと思った。殺陣あるしダンスあるし金髪ロング似合うし偉そうだし。この舞台が五関さんの初めての1人外部舞台でよかったなと強く思った。なんかもう、親みたいな気持ちになった。

 初日は戸塚さんと塚田プロが見学に来てた。あのね、来ると思ってたよ。五関くん大好きジャニーズA.B.C-Zおもしろい本当。お隣さんが塚田担の方だったんだけど、2人が劇場に入ってきたとき「塚ちゃんと戸塚くんが……!」つって教えてくれた。全然お知り合いの方ではなかったし、現場に星モチーフとかつけて行かない方のオタクなんだけど、周囲のザワザワにつられてキョロキョロしてたからバレてしまったんだと思う。その節は、教えてくれてありがとうございました。

 帰り際、五関さん個人宛に贈られてきた花を見て、「本当にこんなことあるんだ」と思った。夢だけど夢じゃなかった状態。ちゃんずーとTBSラジオのプロデューサーさんから来てたお花が青くて、めちゃくちゃにうれしかった。いい人たちに支えてもらってるなあA.B.C-Z

 で、終わってから中華街でご飯食べて駅前のドトールに行った(このあと何度もお世話になった)。ドトールで25日のチケットを探して、めでたく譲ってもらうことになった。ここから私のヤケクソが始まる。

 

12月25日

 横浜は近くない。久々に長い時間電車に揺られて、1時間半かけて出勤してた昔のことを思い出す。そのため、「今日も元気に横浜へ出勤」とか言ってたと思う。こんな楽しい仕事ないでしょ。

 1回目ではわからなかったことがいろいろと見えてくる。五関くんの演技が変わったな、とは思わなかったけど、女との絡みがなぜか物足りなく感じた。自分の目がもう慣れたのか、気を使われてるのかわからないけど。

 イベントごとに全然興味がない私だけど、クリスマスに担当の舞台に行けるってことはなかなかないと思うので、いい日になった。

 

年末年始

 SMAPのことしか考えられなくなる。A.B.C-Zが『カウコン』にも『CDTV』にも出るということは知ってたけど、リアルタイムで「あけましておめでとう」と言ってるところを見たら精神がズタズタになりそうだったので、『紅白』もまともに見ないまま、年越しは寝た。

 いまだに12月31日の中居さんのラジオ音源は聞いてない。

 

2017年1月6日

 「ダ・ヴィンチ」に五関さんと東村アキコ先生の対談が掲載される。以前から東村先生がA.B.C-Z好き、五関さんを「旦那様」だとおっしゃっていたのは知っていて、どんな対談になるんだろうと期待半分不安半分だったけど、思いのほか東村先生がただのオタクで、むしろ最後の方は「これ自分がしゃべってんのか?」って思うくらいに聞きたいことを、言いたいことを言ってくれてた。

 「五関様を演じてる部分がある」と言っていたのがとてもおもしろかった。あとやっぱり外せないのは「花鳥風月五関様」。アキコ、あんたは大変な名言を生み出してしまったよ。あと冗談抜きで五関会呼んでください。

 

1月9日

 ご縁がありチケットを譲っていただいたため、ありがたく2017年の現場始め&五関始めを行う。席がめちゃくちゃ近くて新年早々死にそうになる。

 神奈川最終日だったので、カテコの最後に出演者の方々から一言ごあいさつ。五関さんがめちゃくちゃに可愛がられてることが伝わるカテコで、うっかり泣きそうに。あの愛され力は天性のものだよなあ~。上川隆也に頭を叩かれた自担、控えめに言って強いと思います。

 ちなみに、散々末っ子キャラを押し通してた五関さんだけど、その日26歳を迎えた共演者の黒川ティムさんのお祝いをしました。オイ五関、お前全体的に見たら全然年下じゃないからな。

 

1月16日

 五関さんに壁ドンされた涼香さんに会うため、新宿二丁目へ。お店のカラオケで「Take a "5" Train」歌ったの、今考えたら結構おもしろい出来事だった。本人映像だったから、ギャーギャー騒ぎながら映像見てたら涼香さんに「歌え!!!!!」と怒られた。

 みなさま、ぜひ新宿二丁目クロスドレスへ。

 

1月17日

 「Reboot!!!」の発売イベントがメンバー参加の“お渡し会”だと正式に発表される。なんとなく、というかほとんど接触イベントなんだなということは確信してたけど、この知らせを聞いて絶望する。私は接触イベントが死ぬほどキライである。

 偶像崇拝している相手の視界に入ることがとにかくイヤ。その昔、芸人の出待ちをしたり若手俳優の握手会に行ったことはあるけど、それは自分の若さが後押ししたノリと勢いでできたことであって、今冷静になって思い出すと、もう2度とあんなこと出来ないなと、背中にヒヤリとした緊張感すら覚える。

 残念ながら“お渡し会”には参加せず、友人の感想を聞いて過ごそうと、少し昏い気持ちになる。

 

1月21日

 ヤケクソになり、大阪に行く。結構ギリギリに決めた。この日だけアフタートークがあって、ずっとどうしようかと迷っていたんだけど、チケットまだ売ってるし、大阪って日本だし、行けるなと確信して、行った。

 夕方の公演だったので、カフェに行ったりカラオケに行ったりしながら時間を潰す。決して繁華街を歩かないあたり、自分の出不精の精度がすごいと思う。「せっかく来たんだし」みたいな感情に惑わされないほどの出不精。

 梅田芸術劇場はとても広かったし、めちゃくちゃ寒かった。冬の梅芸に観劇に行く際は、ストールなどの防寒グッズを持って行こう。

 アフタートークの五関さんは、めちゃくちゃにかわいかった。もうかわいいしかなかった。末っ子感がダダ漏れで、すべてが自分が愛されてることを自覚した上での言動だった。

 ここでは「せっかく来たんだし」と思って、終わったあとどこに向かうでもなく、適当な路地裏でアフタートークの様子を思い出しながら、一心不乱に携帯のメモに文字を打ち込んだ。あとから見たら誤字まみれで、結構怖い。必死感が伝わる。

 そういえば、この日の五関さんセリフ噛んでた。自分はそういうシーンを今までめったに見たことがなかったので、むしろ得した気分。でもちょっと疲れてんのかな~と思って心配になったりもした。

 

1月28日

 『シェイクスピア物語』最終日。私はもちろん名古屋にいた。名古屋出身の方と一緒に行ったので、遠征プランはすべてお任せしました。その節はありがとうございました。

 1カ月間同じ舞台を見てきたけど、演者さんそれぞれに余裕を感じ、全体のまとまり感が強まったなあと感じた。あと、こんだけ何回も見ててもわりと新鮮に楽しめるのはすごいと思った。

 最後の最後のカテコで、出演者全員からひとこと。五関さん、「再演キボンヌ」と言っていて、その場で「誰がわかるんだよキボンヌって!!!!!!!!!!」とツッコんだ。これ、世代が限られる上にオタク趣味のある人間にしかわからん単語でしょ。五関さんのネット知識がかなり昔で止まってることが判明し、なんとも言えない気持ちに。ちなみに今は「orz」とかも使わないのよ。五関さん知ってんのかな。「オレ」のこと「漏れ」とか言ってない? 大丈夫?

 まあそれはいいとして、カテコでのあの堂々とした振舞いに、1カ月間メンバーのいないところで自分だけの経験が積めてよかったなあとしみじみした。多分、ネッド前とネッド後じゃ全然違う人間になってると思う。少なくとも、いちオタクは全然違う人になったと思ってる。今までも自分に自信がある人だなと思ってたけど、そんな自信が言葉だけじゃなくて、オーラに出てた。私には見えます。(うさんくさい)

 『シェイクスピア物語』が終わったことで、一旦気持ちが落ち着く。「やりきった」という、謎の達成感。

 しかし、ここから新たな戦いが始まる。

 

1月31日

 「Reboot!!!」フラゲ日。勤務地が渋谷なのをいいことに、TSUTAYAの開店と同時に店内へ。見渡す限りA.B.C-Z。正直ここまで力を入れてくれると思ってなかったから、うっかり泣きそうになる。

 この前日、仕事してたら突然外から「Reboot!!!」が流れてきて、外を見たら宣伝カーが街中をグルグル回ってた。本当にびっくりした。「やってほしいな~」って夢みてたことが、現実に起こってることに、とにかく驚いた。

 

2月1日

 A.B.C-Zデビュー日。初日の売り上げが3.1万枚だったことが判明。「T5T」が初週3.3万枚だったことを考えると、「めちゃくちゃ売れた!」と思って、正直すごくホッとした。

 この日は立て続けに会報発行のお知らせと、全国ツアーの発表があった。A.B.C-Z、めちゃくちゃ記念日大切にするやん。発表があったあと、うれしすぎて仕事が全然手につかなかった。

 

2月2日~5日

 UVERworldデイリーランキングでうっかり抜かされたことを知り、非常に焦る。多分、A.B.C-Zのオタクみんなが焦った。

 私は発売前、「追い○○」が好きじゃないという内容のブログを書いてて、今もその気持ちは全然変わってない。一部のオタクが数を積むやり方は、逆にCD買わないオタクが増えるぞ、ということはずっと思ってて、ブログにもそう書いた。

 でも、今回私はまあまあな数CDを買った。堂々と言い訳させてもらうと、初日の数字を見て「A.B.C-Zのオタク、みんなちゃんとCD買ってる」と思ったのだ。

 「MW」が8形態8万枚、「T5T」が3形態3万枚という結果を見るに、購買意欲のあるA.B.C-Zのオタクはざっくり見て1万人だと見積もってた。だけど今回は初日ですでに3万枚を超えてるわけで、前回のリリースとは明らかに“本気度”と“母数”が違う。

 こうなったら、1位を取るしか道はないと思ったし、今回ばかりは結果がほしかった。いちオタクの分際でこんなことを言うのはなんだけど。デビュー日に新曲をリリースしてくれて、デビュー日に会報を送ってくれて、デビュー日にツアーを発表してくれたんだったら、我らオタクに返せるお礼は“1位”しかないなと思った。

 あとはやっぱり、戸塚さんの1万字を読んだのと、橋本くんが「1位を取りたい」と言ってくれたのが効いた。「結果なんて」「複数買いなんて」と言ってる場合じゃなかったんだ、今回は。

 でもでもやっぱり、近い将来にはできるだけ複数買いをしなくてもいいように、少なくともタレント自ら「買った」と報告しなくても、しっかり枚数を積み上げられるようにならなきゃいけないと思う。だからやっぱり、予約と布教はこれからもずっと大事。

 

2月5日

 高田馬場で“お渡し会”が行われた日。私は会場にいた。「接触イベントが死ぬほどキライ」なのに会場にいたし、結局2回ハイタッチした。

 いろいろ理由はあるのだけど、なによりもやっぱり「おまえらのファンはこんなにいるんだぞ!!!!!!!!!!!!」ということを、身を持って証明したかったことが1番大きい。

 なんか私、戸塚さんが「オレたちは求められてないのかも」と思ったって話がかなりダメージ大きくて、結構落ち込んだんだよね。こっちはこんなに四六時中求めてんのに、なにも伝わってねーんだな、と思って落ち込んだ。結局、彼らと彼らの周りの大人には“数字”をぶつけて証明するしか方法はないと痛感した。

 正直キツいイベントだった。もっとスイスイ進むもんかと思ってたら、1回のハイタッチに5時間。誰も予想してなかったんじゃないかなあ多分。運営側も本人たちも。

 それでも、12時間以上のイベントをやりきってくれたし、A.B.C-Zはずっとアイドルでいてくれた。もう感謝しかない。自分たちが1番しんどかったに決まってんのに、オタクをあんだけ気遣ってくれて、なんかもう菩薩だった。5人の菩薩。本当にありがとうございました。

 「あ~5周年に立ち会えてよかったな~」って、終わったあとは本当にそれしか頭に浮かばないくらいボーっとしてしまった。私、現場のあとボーっとしがち。交通事故とかに気をつけてほしい。

 いろんな人がレポを上げているのを見てホクホクした気持ちだったけど、正直自分はほとんど記憶がない。上手いこと言うこともできなかったし、突飛な返しをもらった覚えもない。さらにいうと、触覚の記憶が完全にすっ飛んでいて、なにをしに行ったんだとツッコミを入れたいところ。

 接触イベントに行く、というハードルは一応越えたけど、やっぱり苦手は苦手のままだし、多分一生こういう人間のままだと思うので、もうあきらめることにした。

 

2月8日

 今春、A.B.C-Zの写真集が発売することが発表された。この数日、与えられてばっかりで申し訳なさすら覚える。しかも、あの信頼と安定の「TVガイドパーソン」を発行している出版社さんから出ることも判明。あまりにも至れり尽くせりすぎる。

 A.B.C-Zはデビュー時に写真集が出てない。デビューの近い他のグループは、デビュー時すでに1st写真集を発売している。なんでだろう~ってまあそんなこと考えなくてもわかるわけだけど、5周年にしてようやく発売にこぎつけたこと、本当に素直におめでとうという気持ちである。

 しかも、デビューから5年たった今、彼らのビジュアルは格段に洗練されてて、むしろ今の状態が今残せるって超ラッキーなのでは、と思う。

 てか、自分がA.B.C-Zのオタクじゃなかったら、東京ニュース通信社から出る写真集とかうらやましすぎて舌噛んで死にそう。

 

2月9日

 「TVガイドパーソン」に五関さんがソロで掲載された。写真の仕上がりは言わずもがな、インタビューがすごくよかった。

 私はとにかく演技仕事に前向きな五関さんが毎回とてもうれしく、そう言ってくれるかぎり期待し続けてる。いつになったっていいから、毎週演技が見られるようになる日を粛々と待っておりますので。

 あとは、やっぱり「自分だけ仕事がなかったときはちょっと焦った」かな。今年もたくさんの良き仕事に恵まれてほしいです。

 

2月12日

 五関さん、A.B.C-Zとその周りの人たちで行った忘年会で泣いたらしい。「この5人いいな」と思って泣いたらしい。ちゃんずーで河合ちゃんにバラされてた。

 あのね、「パーソン」でインタビュアーさんから「5周年ってことでメンバーとなんか話しましたか?」ってなことを聞かれた時、「なにも話してない」って言ってたのよこの人。まあ実際その場にいなかった人間に会話の内容なんて知るよしもないんだけど、絶対ウソでしょこれ。いきなり泣き出してたらただの酔っ払いじゃん。その可能性も捨てきれないのがアレだけど。

 「自分のこと以外じゃ泣かない」「5周年はまだ振り返る時じゃない」って言ってた人が、感情が表に出ない故、メンバーからもミステリアスだと言われ続けている人が、グループを思って泣いたっていう事実にめまいがする。

 

 疑ったことなんてないけど、間違いなかったなと思う。これからも末永く五関担を名乗るんだろうなあと思ったところで、一旦記録は終了にします。私、お疲れ様でした。

【アイドル】2月1日発売A.B.C-Zの3rdシングル「Reboot!!!」の予約は済んでんのかオラァ!?!?!?

 オイ!!! A.B.C-Zオタクオイ!!!!!!

2月1日発売A.B.C-Zの3rdシングル「Reboot!!!」の予約済んでんのかオラァ!?!?!?!?!?

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A.B.C-Z Official Site

 

  初めてラジオで音源聞いたときは「……EDM?」ってなったワタクシだけど、「CDTV」「ミュージックフェア」を見て、MV見て、もう、もう、「さっさと発売してくれ!!!!!」という気持ちしかない。もう明日が2月1日ってことにしてくれないか。

 

 ここのブログでしょっちゅう一般の方向けにA.B.C-Zをオススメしてきたワタクシですが、今回に関してはA.B.C-Zオタクのみなさまに、僭越ながらお伝えしたいことがあるのだ。そうそれは、とにかく全A.B.C-ZオタクはCDを予約してくれ、文句言うのはそれからだということである。

 

A.B.C-Zは地方を無視してる……」

→そんなあなたは、「ここにA.B.C-Zオタクがいる」ことを知ってもらうため、地元のCDショップで「Reboot!!!」を予約しましょう。あと雑誌読んでください。メンバーは全国ツアーしたいって言ってます。

A.B.C-Zもっとテレビに出てほしい……」

→そんなあなたは、彼らの需要を示すために「Reboot!!!」を予約しましょう。需要があると判断されるには、「数字」が必要です。

A.B.C-Z、もっと売れてほしい……」

→そんなあなたは、財布を開いてA.B.C-Zに金を使いましょう。現場に行くだけじゃダメです。「売れる」ためには「買う」ことが必要です。「Reboot!!!」を予約しましょう。

 

 え~、知ってる、A.B.C-Zオタクの中にはいろいろと鬱憤が溜まってる人がいるのはよう知ってる。でもね、世の中すべて金で回ってんのよ。金が発生してないところに金をかけないなんて、そんな原理誰だってわかるでしょうに。オタクの経済はオタクの金で回さなきゃならんのよ。

 ※なお、文句しか言ってない人はファンだと思ってませんのであしからず。もっと楽しい趣味が見つかることを祈っております。 

 

 A.B.C-Zのオタクの人って、元々ジャニーズと全然違うところからやってきた人が多いな~なんて話はここでもしてたけど、だからこそ他のご趣味と掛け持ち気味で、結構ライトな方が多いのかな~なんてこともたまに感じる。それ自体は全然悪いことじゃない、というかむしろいいことだと思うんですけど、多分「CDを買う」という文化があんまり浸透してない可能性もあるな、と。

 ジャニーズが頑なに音楽配信しないのは、IT化にかなり不慣れな会社の気質もあると思うんだけど、未だにCDその他“現物”の売り上げが、収入源の大部分を占めているからだと思うんですよね。

 ということで、やっぱり“現物”が売れないことには、あの事務所は売ろうとしてくれない。厳しいけど、当たり前のことだとも思います。

 ちなみに、A.B.C-Zに舞台が多いのも、“現物”が他のグループに比べて売れてないことが原因だと思っておるよ、あたしゃ。舞台やれば必ず金が動きますから、手っ取り早く金を集めるにはいい手段なのよ。多分ね、多分。

 A.B.C-Zについて過剰な危機感を持ってる人もいて、「おやまあ……」と思いながら見てるけど、あながち間違ってもいない。まあ~、それを理由に「ヤバイんで買ってください」は、正直恥ずかしいですけどね、ハイ。

  それを言うなら、「『世界最強のGreat5』ことA.B.C-ZのCD持ってないなんてダサすぎワロタ」ぐらいの気持ちでいてほしい。なんか言われても、「A.B.C-Zが世界一に決まってんだろうるせー黙れコロス」くらいの強い気持ちでいてほしい。

 

 はっきり言って、私は「追い○○」というやつを「すばらしい」「協力したい」と1ミリも思ってない。もちろん、否定している訳じゃないし、ファンの行動力がすさまじいと思ったし、そういう行動をしたいと思わせるグループの魅力には感服しました。“1位”という結果が大事なのもわかってるし、レコード会社の方とファンが手を取り合って成し遂げた結果なのも知ってる。

 「数字が大事」と言っときながら矛盾してると思うだろうが、一部の人が大量購入する前に、まずはグループを応援しているファンが“現物”に金を出すことの大切さを知り、ちゃんと財布を開くファンが増えることの方がもっと大事だし、徹底するべきだと、ワタクシは思うんですわ。

 まずその土台があっての「追い○○」だと思うので。これが当たり前になると、財布を開くオタクは逆にどんどん減りますぞ。それをわかった上で、やるならやった方がいいよね、ということはここで言っておきたかったのだ。

 

 これを言ったら死ぬほど石を投げられるんだろうな~って思ってるけど、「追い○○」がオタクの普通になったら超イヤなんで言ったわ。どうか石を投げないでください。

 

 今後のためになることをするならば、発売後にたくさんの人の目に届くよう、ご自分の言葉で宣伝することの方が大切だと思う。「Reboot!!!」はこんなにいいぞ、A.B.C-Zってすげえぞ、ということを、他のグループのファンとか、それこそ一般の方に知ってもらう“広報力”の方が、今のA.B.C-Zオタクには求められているような気がしている。

 たとえばTwitter上でできることなら、

・アイドル誌、テレビ番組などの公式Twitterに「A.B.C-Z」の話が出てきたら積極的にリツイートしよう。

・公式サイトにアクセスしよう。スクショで満足しない、させないよう、URLを載せることをお忘れなく。

 ・ファンの方がお書きになったブログや絵、ちょっとやべえなと思った動画(最近で言うと、ティッシュが性感帯になる催眠術のやつ)(文章にすると意味不明すぎる)などは、積極的にリツイートして盛り上げよう。

 みたいなことね。もちろん強制じゃないけど、やって損になることではないと思うので、気が向いたらぜひに。事務所はネットの宣伝力が全然ないので、オタクがやるしかないってことは肝に銘じたほうがよいかと。

 

 今回「Reboot!!!」がどんな結果になるかはわからないけど、5周年を盛り上げたい気持ちはみんな同じだと思うので、とにかくA.B.C-Zオタクは「Reboot!!!」予約してくれ。できれば3種全部予約してくれ。発売したら宣伝してくれ。

 そして2月5日に高田馬場で会おうじゃないか。死ぬほど接触イベントが嫌いで絶対に担当に認知されたくないワタクシも、今回ばかりは行く。「A.B.C-Zのファンはこんなにいるぞオラ!!!!!」と証明するために行く。

 

 

 ということで、まだご予約お済でないA.B.C-Zオタクの方は、以下をご参考に。(アフィじゃないから安心してな!)

 

Amazonオリコン加盟店。ちなみに、Amazonは「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します」の表記がない商品はオリコンに反映されないのでご注意)

Reboot!!! 初回限定5周年Anniversary盤(DVD付)

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Reboot!!! 初回限定5周年Best盤(DVD付)

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Reboot!!! 通常盤

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タワーレコードオンライン(店頭受け取りの場合は発売から1週間以内にね! じゃないとオリコンに反映されないぜ!)

tower.jp

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 タワーミニ汐留店さんがA.B.C-Zをご贔屓にしてくださっているので、ご紹介させていただきました~。本当にいつもありがとうございます、今度店頭にお邪魔します絶対! 愛溢れすぎるTwitterはこちら↓

twitter.com

 

 地元のCDショップがオリコン加盟店かどうかは、こちらでご確認を。

オリコンの音楽 (シングル、アルバム)・映像(DVD、Blu-ray Disc)ソフトランキングについて | ORICON STYLE

 

 

 

 「買わないと次がない」ってことは、カレンダーの件でよくわかったと思うので、ちょっとでも学習できたらいいですね今回は。いつまでも引きずってもしゃあないし、後ろ向きになっても意味ないので。

 「Reboot!!!」は後悔のないように、オタクも再起動しようじゃないか。

 

 

【SMAP】彼らがなにかを発言するまで、感謝も労いもする気はない

 この時期になると「SMAPファンのみなさんが心配……」みたいなこと言われたりするけど、ごめん当事者は一切実感がない。ご心配してくださる方がどうのこうのではなく、1番冷静なのは当事者であるといういい例だと思う。

 

 今だから言えるけど、1月に騒動が起こって、8月に発表があって、私は正直彼らの意思なんだなと思ってた。半年もあったんだから、5人の力があればなんとかなるだろ、なんとかなんないイコールなんともしなかったんだろう、と思っていた。

 だけど月日が流れるにつれ、報道はなんでもありになるし、おかしなことがたくさん見えてきた。ファンとファンじゃない人で捉え方が大きく違うのは当たり前のことだけど、ファンであれば到底信じられない(信じたくない、ではない)ことばかりで、「おや?」という疑問がわいてきた。

 

 12月26日の『SMAP×SMAP』を見た。生放送を期待していた人が、ファンの中でも多かった。私も久しぶりに彼らの生の姿が見られるかな、と淡い期待を抱いていたけど、どんな様子で出てくるのかもすごく不安だった。

 結局、すべて収録で終わった。それだけでなく、5人は1曲歌っただけで、言葉を一切発しなかった。

 でもそれを見た瞬間、「なにも終わらないんだな」と直感的に思った。しかも最後の最後にオープニングを流すっていう、スマスマスタッフさんの強気な演出もあったから、この直感は確信に変わってしまった。

 

 思えば、彼らの口からはっきりと「終了」と言ったのはいつだっただろうか、まったく記憶がない。私が見落としたのだろうか。いや、彼らはずっと確信に触れることについて、“無言”を貫いている。

 あることないこと、散々無関係な人間が騒いでいるのに、当人たちはまったくの無言。これが1番のメッセージだと、私は思っている。

 なにか規制をかけられているのかもしれないし、本当は発言しているのに公開されないだけなのかもしれない。だけど、言わないことでなにかに抵抗してるんじゃないかなと思えてならない。

 

 SMAPファンは、「とにかく中居の言葉を待て」と言っている。私は会員番号90万代の新規SMAPオタクだから、先人たちがそう言っているのを聞いて、なるほどと思いながら、ずっと中居さんの言葉を待っている。

 だから彼がなにかを言うまで、私も5人に特別な感謝や労いの言葉をかける気はない。

 

 来年以降なにが起こるかわからないけど、なにが起こっても耳を傾けるのは本人たちの言葉のみ。彼らが「終わり」と言うなら、私は涙をのんでそれを受け入れる。だけどこのまま無言を貫くならば、なにも気持ちは変わらない。

 彼らが発するサインのようなものを読み取り、良き解釈をするのは、正直疲れる。だけど、ひたすら待とうと思う。支えてくれる思い出は、山ほどある。

 

 

【SMAP】SMAP×椎名林檎は、私が望んでいたはずの共演だった

 平成の幕開けとともに産み落とされた私は、SMAPのいる世界しか知らないわけで、もう2016年が終わるというのになんの実感も得られず、ただ25周年記念のベストアルバムが発売されたことの盛り上がりに浮足立っている。

 発売前の12月19日には、幼心にワクワクしながら作っていた、オリジナルのカセットテープに必ず選曲されていたアーティスト・椎名林檎が『SMAP×SMAP』に登場した。

 まさか今ここで自分の中にあり続けるふたつの音楽がぶつかるとは思わなくて、興奮したしうれしかったんだけど、見れば見るほど苦しくて、気付けば死ぬほど泣いていた。

 

 

 「青春の瞬き」は、ちょっとあまりにも今のSMAPにリンクしすぎていたと思う。

時よ止まれ 何ひとつ変わってはならないのさ

今正に僕ら目指していた場所へ辿り着いたんだ 

いつも何故か 気付いたときにはもう跡形も無い

伸ばす手の先で消え失せる物程欲しくなるんだ

  スマスマで紹介されていたように、この曲は林檎姉さんが以前結成していたバンド・東京事変が解散するときに、アンコールで歌われた曲だった。林檎姉さんはこの曲を栗山千明に楽曲提供したあと、セルフカバーをしてて、そんで時を経てSMAPと一緒に歌ったことで、歌詞のひとつひとつがさらに違う意味を持つことになった。

 単純に「すごい」という感想しかなくて、私が見続けてきた別次元の音楽が、こんなにしっくり交わることになろうとは、と驚いた。多分、事変もSMAPも、伸ばす手の先にあったものが同じなのかも。それがなんなのか、全然わかんないけど。

 

 事変の最後のコンサートでは、「青春の瞬き」のあとにもう1曲歌っていて。「透明人間」という曲なんだけど、これがとても最後にふさわしい、ピースフルで切ないナンバーなのよ。



毎日染まる空の短い季節

真っ直ぐに仰いだら夕闇も恐ろしくないよ

毎日染まる空の短い季節

手を叩いて数えたらもうじきに新しくなるよ

 すごく前向きなんだよね~この部分が。そんで最後は

またあなたに逢えるのを楽しみに待って

さようなら

 っていう。全然終わる感じがしない。「また逢おう」って言って別れる解散ライブ、“終わらない”って思えるうれしさと、希望を持ってしまう残酷さみたいなものがあって、この場にいたらどんな感情だったんだろうって想像しちゃう。

 個人的には、スマスマでこれを歌って欲しかったんだよなあ。しんみりするのもいいし、歌詞に込められたメッセージを読み解くものいいんだけど、5人に「また逢えるの楽しみにしてるから、じゃあね~」って手を振られたら、正直めちゃくちゃ楽になったのにって。待ち続ける苦しさなんか考えずに、「待ってるからね~」つって手を振れたのに。

 

 中居さんがビストロの最後、「死ぬわけじゃないから」みたいなことを言ってて、その翌日に聞いたもんだから、「ありあまる富」がめちゃくちゃに染みた。


 考えつく中で、今1番SMAPにリンクする林檎姉さんの曲はこれ。

もしも彼らが君の 何かを盗んだとして

それはくだらないものだよ

返して貰うまでもない筈

何故なら価値は 生命に従って付いてる

 命ある限り彼らは変わらないんだなと思えたし、そういうことを言いたかったんじゃないかなあの時、って思えた。

 「くだらない」「返して貰うまでもない」って言えるほどどうでもいいわけじゃないんだけど、入れ物がなくたって、形は変わらないんじゃないかなって、ぼんやり夜道で考えてた。

 曲の最後は

 ほらね君には富が溢れてる

 なんだけど、この“富”がファンだったらいいよねっていう。君には富が溢れてる。

 

 

  こんなにポエムっぽいことを書くつもりはなかったんだけども、思春期に林檎を聞いて育つとこうなるってことで、どうか許してほしい。

 とにかく今は、自分の人生に寄り添い続けていたふたつの音楽が、ついにぶつかって交わって、それが純粋にうれしいし、めちゃくちゃに切ない。だって、こんな形で出会うはずじゃなかったんだもん。

 

 

【アイドル】『ハロウィン音楽祭2016』でA.B.C-Zのことを知ってしまったジャニオタではなかったあなたへ

 

 \ようこそジャニオタの世界へ!!!!!!!!!!///

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 A.B.C-Zが入口なんて最高の選択をしましたね。それだけであなたのジャニオタライフは最高のモノになるでしょう、フハハハハハハハ……。

 

 Twitterを見ていたところ、「A.B.C-Zカッコいい」「A.B.C-Z踊りそろってる」「A.B.C-Zって意外と大人だったんだ」「A.B.C-Z意外と歳行ってる」「A.B.C-Zなんで忍者」など、いろいろなご感想があったようで、A.B.C-Zファンとしてはなんともうれしい限りでございます! 見て知ってくれただけでも感謝でございます!!!

 つうことで、かなり簡単ではありますが、A.B.C-Zというグループとメンバー5人の知識を強制的に叩き込ませていただきます! しっかり頭に入れていただき、ジャニーズ沼ひいてはA.B.C-Z沼に沈む覚悟を各自よろしくお願いいたします!

 

「忍者のひとたち」こと、A.B.C-Z

 ご覧いただいたとおり、ダンスとアクロバットが得意な5人組のグループです。「A.B.C-Zダンスがそろってる」と驚いてらっしゃる方もいましたが、だいたいあれが通常営業です。

 また、「ジャニーズ初のNGなし」をキャッチフレーズに掲げ、ジャニーズらしからぬ体を張ったバラエティ企画にも挑みます。そのため、芸人さんからやたら好かれる傾向にあり、「若手芸人と接しているみたい」と言われるほど。もちろん、体を張りまくる仕事をやっているからということもありますが、「トークが上手い」「笑いが取れる」「腰が低い」ということも、彼らが芸人さんから好かれる理由です。

 しかし、ひとたびステージに立てばキラッキラと輝きまくる“超・王道アイドル”へと変化。非常にファン思いな5人なので、コンサート中ずっと笑顔を振りまいてくれます。

 実はジャニーズ歴が長く、舞台経験も豊富、確かな技術とジャニーズイズムを持っている5人組が、A.B.C-Zというグループでございます。

 

「赤い人」こと、橋本良亮(はしもとりょうすけ)さん

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 A.B.C-Zに最後に加入したグループ最年少でセンターポジションを担う赤色担当。身長が1番高いので大人っぽく見えますが、「ライバルはゴールデンレトリバー」「今ハマっているものはリコーダー」など、ナナメ上な末っ子力を発揮する発言が多いです。

 ちなみに、橋本くんが感謝したい人は「4人のお兄ちゃんたち」こと、A.B.C-Zの年長メンバー4人。たまんなくかわいいですね、ワンワンなんですよ、A.B.C-Zのワンワンなんです橋本くんは……!!!!!

 ちなみに、最も喜んでくれるエサは「女」です。

 

「ピンクの人」こと、戸塚祥太(とつかしょうた)さん

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 ハイ、どこから見ても顔面が美しいですね。最近短髪にされまして、その美貌がより際立つようになりました。このご尊顔、拝ませていただきます。

 映画、本、音楽が大好きな、サブカル女の琴線を容赦なくビシバシ鳴らしまくる罪な男でございます。

 そんな“おしとやか”なイメージとは対照的に、突飛な行動や独特な発言がしばしば見られるため、「奇行子」と呼ばれることも。でもそれが戸塚さんの魅力でもあるので、怖がらずに近寄ってみてください。顔面の力が強すぎて離れられなくなります

 

「紫の人」こと、河合郁人(かわいふみと)さん

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 ジャニーズ事務所に所属しているジャニーズオタクです。なにを言っているかわからないかも知れませんが、アイドルの彼が好きなアイドルはSMAP木村拓哉さんと嵐・松本潤さんです。

 A.B.C-Zの先頭に立ち、いろいろなモノと戦ってくれるのが河合くん。若手ジャニーズが出演する番組では司会を務めており、トーク力も抜群。「ウキャキャキャ」という笑い方は、わざとではなく天然です!

 ファンのことをとてもよく考えてくれるのも、河合くんの素晴らしいところ。「河合くんに任せておけば大丈夫」という信頼感を、少なくともワタクシは持っています。

 

「青い人」こと、五関晃一(ごせきこういち)さん

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 すげーカッコつけつつ全力でふざけるのが、五関晃一という男でございます。グループ最年長で、今年で愛されて31周年を迎えました。

 ジャニーズ事務所の中でも“ダンスの名手”として知られ、とにかく怒ることで恐れられている振付師にも、「五関だから」という理由で怒られない伝説を持っております。

 なにかと愛されてしまうキャラクターで、メンバーはもちろん、共演した芸人さんやロケで出会った牛まで虜にしてしまう人間力の持ち主。

 「五関様」と呼ばれて崇め奉られ、彼に雑に扱われることをファンが望んでおります。宗教性が非常に高いので要注意。

 

「黄色い人」こと、塚田僚一(つかだりょういち)さん

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 「金髪、筋肉、塚ちゃんです!」ですっかりお馴染みになった、「アウトな人」であり、TBS的には「SASUKEの人」でございます。

 グループの天使的存在で、最強のムードメーカーです。全力でおふざけできるポテンシャルを持っていながら、いつでも全力でアイドルでいてくれるのが塚田くんの良いところ。生で見たとき、私は塚田くんに最もオーラを感じます。

 アクロバットが超得意で、「連続バク転30回」というとんでもない記録を持っています。グルングルン回る金髪がいたら、それはだいたい塚田くんです。

 

 衣装の色はすべて「メンバーカラー」になっており、今後もこの色の衣装で歌番組などに登場することがあると思うので、名前と色をセットで覚えておくといいかもしれません。

 

 

  そんな5人が披露した1曲目は、A.B.C-Zデビュー曲「Za ABC〜5stars〜」

A.B.C-Z Za ABC?5stars? [DVD]

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  2曲目は「Fly a Flag」 ※このアルバムの通常盤にのみ収録されています

ABC STAR LINE(通常盤)

ABC STAR LINE(通常盤)

 

  デビュー曲はさんざん音楽番組で披露してきたので、もしかしたらどこかで聞いたことがあったかもしれないのですが、「Fly a Flag」は今回が地上波初披露となりました。

 しかし、A.B.C-Zファンにとって「Fly a Flag」は自慢の1曲なので、この機会にご覧いただくことができて、大変うれしく思います!!!

 ちなみに、「Fly a Flag」が収録されているアルバムは今年出た新作で、この曲以外にも聞いていただきたい曲がたくさんある名盤でございます。

 拙いワタクシの文章で恐縮ですけども、詳しくはぜひこちらをご覧くださいまし。

yesnomo3.hatenablog.com

 

 個人的なオススメは「Fantastic Ride」でございます。サウンドがめちゃくちゃにオシャレ。ひとまずレンタルで大丈夫なので、ぜひ聞いてみていただきたいです。A.B.C-Zはパフォーマンスも一流ですけど、楽曲がとにかくいいです。「ジャニーズ」ということを考えず、フラットな感覚で聞いていただきたく。よろしくお願いいたします。

 

 

 もし「歌って踊るA.B.C-Zだけじゃ足りなくなってしまった」という人がいれば、こちらをオススメいたします。

www.tv-tokyo.co.jp

 テレビ東京系の深夜帯に放送している、A.B.C-Z冠番組です。「さすがテレ東深夜番組」というトンチキな企画がもりだくさんなので、土曜の夜にゲラゲラ笑いたいときにはぜひご覧ください。

 

www4.nhk.or.jp

www.nack5.co.jp

www.tbsradio.jp

 なんと、ラジオレギュラーを3本持っております。NHKラジオは月1回全員で、NACK5は毎週土曜日に3人が順番に、TBSラジオは声優の小桜エツコさんとご一緒に、毎週金曜日メンバー1人が順番にパーソナリティーを務めております。

 メンバーの真面目な性格が出ているときと、ユルすぎる空気でダラダラやるときと、ラジオなのに「綱引き」をしたり「ダンス対決」をするときと、バラエティ豊かにA.B.C-Zをお楽しみいただけます。

 

 

 ということで、A.B.C-Zの広報としてはまったくもって力不足で申し訳ないんですけど、『ハロウィン音楽祭2016』でA.B.C-Zというグループを知ったジャニオタではないあなたに、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

 あと、A.B.C-ZファンがA.B.C-Zをもっと好きになってしまったこともあったんで、こっそりお教えしてもいいですか。

 2曲目で披露した「Fly a Flag」は、以前某大型音楽番組に出演が決まったとき、ファンがこの曲を地上波でどうしても披露してほしい! と番組に要望を送っていた曲なんですね。その大型番組では残念ながら披露されなかったんですけど、今回『ハロウィン音楽祭2016』でついにやってくれました。偶然かも知れないけど、多分偶然じゃなかったと思います。こういうところあるんですわ、A.B.C-Zって。すごいでしょ。

 そして、今回仮装で着ていた忍者衣装なんですけど、今回のテレビ出演のためにスタッフの方々が作ってくださったものでした。A.B.C-Zってスタッフのみなさんの愛がめちゃくちゃ強いグループなんですよ。本当、こういうとこあるんです。ありがとうございます、衣装最高でした。

 

 なんでか知らないんですけど、A.B.C-Zのファンの方って全然ジャニーズと違う所から突然転がり落ちちゃったみたいな人が結構いて、そういう私もジャニオタの前はお笑い芸人追っかけてたり、二次元にどっぷりだったりしてました。

 そんなことが関係しているのか、数あるジャニーズグループの中でも、ファン層が非常に穏やかです。しかし、かわいらしくてオシャレなイラストを描かれていたり、手芸やグッズをご自分で作ったり、こんなクソ読みにくい文章ではなく美しい文章を書かれる方なんかもいて、人として個性的な方が多いです。

 

 なにが言いたいかって、

「ジャニオタゼンゼンコワクナイ、トテモタノシイヨ! エービーシーズィーハ、サイコウダヨ!!」です。

 A.B.C-Zから始めよう、楽しいジャニーズオタク生活。

 

 

 

※追記

 

 1番大事なこと書くの忘れてました、すんません。

 

\\\12月7日に今年のコンサートBlu-rayとDVDが発売するよ!!!!!///

 

 

 なんと、これを買えばコンサート版「Fly a Flag」が見れちゃいます!!!!! コンサート版ということは、

・衣装がふざけてない

・汗だくになりながら全力で踊る姿が見られる

・特効の演出でビックリできる

・ノイズが紛れ込む(最重要)

 

 あの、最後は意味わかんないと思うんですけど、「青い人」こと五関さんのことが気になってしまった方は買って損はないと思います、ええ。保証します。

 どうしても気になる方はお近くのえび担さんに聞いてみてください。すっげー熱量で教えてくれると思います。

 

 その他にも、メンバーソロやテレビではあまりやらないバラード曲、なによりもA.B.C-Zのキラッキラアイドル姿が堪能できます。あと、「初回限定盤」にはコンサートのメイキング映像もついてきますので、普段の5人や仕事人になっている時の顔が見られるんじゃないかな、と。

 

 詳しくは公式サイトをご覧くださいまし~。

abcz.ponycanyon.co.jp

【アイドル】職人の自担とアイドルの自担を同時に見てしまったA.B.C-Z五関担の話

 

 今月ちょっと自分じゃないみたいなペースでブログ書いてんだけど、そんだけいろいろあった8月でしたっつうことで。

 

 

 え~、橋パラお疲れ様でした!!!!! もう我が軍のセンターで末っ子強すぎて最高だなと何度も泣いたよありがとう橋本良亮!!!!!

 そんでもって五関担としては、とんでもねえステージを作ってくれたなと感動しました。あのね、五関くんはステージにはいないのに、めっちゃ五関くんが見えた。ずっといた。構成ははしちゃんが考えて、振り付けと照明その他演出関係は五関くんが担当したとワタクシは認識しているんだが、初めてステージ見たとき、

 

「めっちゃマハラジャ……超バブリー……そして潤沢な資金……」

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※イメージ図

 

 って心の中で叫んだよね。五関くんすげー金使い荒い演出するやん。

 

 ごめん橋パラの感想なのにここからずっと五関くんの話です。あの~、とにかく1番やべえと思ったのは、レーザー光線の限界超えてんじゃねえかコレ、と。はしちゃんがどっかのMCで言ってたみたいだけど、あれ全部五関くんが手打ち? してるらしいじゃないですか。なにそれすごすぎない。

 あとね、振り付けのときもそうだけど、「ここリズム刻む~~~!!!」みたいなところで色変わったりとかすんのよ。めっちゃ五関くん出てたよ。隠れられてなかったからね。最後にレーザー光線で5Starしちゃうところとかさ……最高かよ……泣いたわ。

 

 ワタクシ五関くんが作るものがとても好きでして、橋パラはじめコンサートのステージもそうだし、振り付けもそうだし、自分のソロ曲の演出もそうだし、この前の少クラの「VR」もそうだし、すごく好きで信頼しているんだよね。多分好みがほとんど同じなんだと思う。ソロで選ぶ曲も外れたなと思ったこと1回もないし。

 五関担さんの中には五関くんに振り付けとか演出とかそういう仕事させるの反対派が結構いるってことも知ってるんだけど、それでも私は超クリエイター&職人気質な五関くんがものづくりしないことはとってももったいないと思っておるよ。ていうか単純に五関くんが作ったものが好きなのでやってほしい。欲望に忠実。

 そんで、私は「PA席で腕組みしながらJr.ににらみをきかせる超こええゴッチェ先生」の姿を1度見てみたくて、オーラス昼はPA席をチラチラ見ておりましたのよ。驚くほど職人の顔してたね。なんていうか、自分の仕事自分でちゃんと見届けるって、すげーカッコよくねえっスか。本当にこう、最後まで仕事を全うする人なんだなあと、しみじみ思ったよ。

 

 

 で、オーラス夜も入ったんですけど、

 

 まさかゴセ子で泣くと思わなかった。

 

 ずるくね!!!?!?!?!???!?!????!?!!!!!?!?!?

 全部持ってったじゃんあれ。ズルいわ~~~~~~~~~~~~~。

 

 ポップアップからとんでもねえジャンプで登場して、「お・ま・た・せ♡」で今日イチじゃねーかと言うほどの歓声を浴びるゴセ子こと自担最高じゃない??? 嬉しすぎて隣の見知らぬマダムに抱きつきそうになったわ、あぶねーあぶねー。

 つーか昼の「最後まで仕事を全うする人なんだなあ」っていう感想返してよwwwって思ったけど、MCで「なんかワクワクしちゃって、2日目くらいから出ようと思ってた」「裏方に徹するとかカッコいいこと言ったけど結局できなかった」とか言っちゃってるの聞いたら全部許した。そりゃああんた五関晃一はアイドルなのよ。カツラ被って女装してでもステージに出たいのよ。踊りたくなっちゃうし歌いたくなっちゃうしキャーキャー言われたくなっちゃうのよ。最高じゃない???(いつもに増して語彙力ねえな)

 

 あの、代々木の「Fly a Flag」で「ノイズが紛れ込む」五関くんにすげえ歓声が上がったのも、「してやったり」というかなんというか、非常にうれしかったんだよな。そして「おまえらやっと気がついたかHAHAHAHAHA!!!!!」みたいな気持ちにもなった。

 あの人って自分が「どう見えるか」を知ってるし、だからこそ「どう見せたいか」を考えてるんだと思う。なるほどそりゃあ五関くんが作るもの好きだわな、と腑に落ちたね。だから来年もしまた橋パラがあったら五関くんに演出をやってほしいし、何を見せてくれるのか、五関くんはいつ登場してやろうと思ってんのか超楽しみにしている。(でももしその時期に個人仕事が入るならそっちを優先してください)(と、マネージャーさんに伝えてください)

 

 考え方はそれぞれだからね、私は本当に単純に「プレイヤーでコレオグラファーでクリエイターな五関晃一が好き」っていう理由で、振り付けもステージ作りもサプライズ登場も全部またやってほしいって思ってますっていう欲張りな願望むき出しな話でした。

 

 

 ……あと、話は変わるが傷心の河合担の皆さんにはどうか自担に自信を持ってとだけ言いたくて。あなたの自担が作るものあなたが認めないでどうすんのさ。

 

 

 

 とにもかくにも、

 結成8周年おめでとうA.B.C-Z!!!!!!!!

 今はもう大阪が楽しみで、明日が10月1日になってほしいと毎日願ってばかりです。どうにかなりませんか。(Yahoo!知恵袋

 

 

【SMAP】ところでテレビや新聞は、どうしてそんなにジャニーズ事務所に気を使っているんですか?

 なんかYahoo!知恵袋みたいなタイトルになっちゃったな。

 

 

 『久保みねヒャダ』見てる人ならわかると思うけど、今こそ「職場ピエロ」を使う時かと思ってね。ここ職場じゃねーけど。わかんない人は「久保みねヒャダ 職場ピエロ」で検索してねよろしく。

 

 

 え~、今回の件に関しては言いたいことがチョモランマって感じなんだけど、もっとも不快で気持ち悪いのは、

メディアがジャニーズ事務所に気を使いすぎ

 ってこと。報道してるキャスターのみなさん、みんな顔引きつってるよ、がんばってね。

 

 ジャニーズには「御用メディア」って言って、事務所の都合のいいように記事を書いたり報道したりするように言われてる会社があります。そのかわりに、いち早く情報が知らされたり、事務所のタレントを誌面に載せたり、番組に出させるなどの条件がついてくる。

 もちろん「御用メディア」は各業界にあって、選挙前には党の犬たちが大忙しだよね。本当にお疲れ様です。

 

 まあ政治は私の専門外というか興味ないのでどうでもいいんですけど、ジャニーズの「御用メディア」になったところで、今この時代、いいことあるのかね? っていうのがとっても疑問なのよ。だって雑誌は売れないテレビは見ない、そんな人たちはみんなネットを見てる。でもネットには事務所のタレントの顔写真は載せられない。

 そんでもって、ジャニタレドラマだからって視聴率がいいわけじゃないでしょ。今放送してるラインナップ見りゃわかるけど。当該タレントをdisってるわけじゃないよ、ジャニタレ全員がそうだからね。ドラマだけじゃなくてバラエティも歌番組も全部ね。そりゃファンは見るけど、タレント目当てで見てるのはファンだけだよね。それでも、いや、それだから数字が取れないわけさ。

 そのくせ、たとえばドラマだったら後輩をバーターにつけろだの裏番組に気を使えだの言われてる訳でしょ? そんなしがらみの中がんばっても、視聴率として返ってこない。ジャニーズに気を使って精神削るだけ。私だったらこんな仕事お金貰ってもイヤだけど、がんばってる人もいるし、そこはなにかしらプラスに働くことがあるのかもしれないけどね。知らんけど。ないと思うけど。

 映画だってそうだよね。宣伝だけは盛大にしておいて、興業的に成功してるのってほんの一握り。ちゃんと元とれてる? 心配になっちゃうよあたしゃ。

 

 (あ、まさかと思うけど、ジャニタレがドラマや映画に出演してるのが全部“実力”だと思ってたりする? もちろん実力で勝ち取った人たちもたくさんいるけど、(それは全部数字やキャストで表れちゃうから、一発でわかるってもんよ)もしよかったら「日経エンタテインメント!」9月号の光一さん連載を読んでみてね。「日本の芸能界は実力社会じゃない」ってはっきり書いてあるよ。そして、「ジャニーズとして媚びを売られてきた」とも書いてあるよ。たまには自分に現実を見せるのもオススメ)

 

 そんでもって、スポーツ紙はみ~~~んなそろって1面をお揃いにしてきて仲良しだよね。第一報で伝えてがっぽり売上取ろうとしたんだろうけど、残念ネットニュースにすっぱ抜かれちゃいましたね。あ~らま、ダサイねえ。

 新聞を読む限りじゃあ、メンバーが仲悪くて解散! みたいな感じだけど、生放送で某社の記者が「メンバー間に問題はなかった」ってペロッと口滑らしてたよ。う~ん、みんなしっかり! 連日徹夜でお疲れかも知れないけど、ウソをつくときは主張したいことの芯をブラしたらダメなんだからね! そんでちゃんと口裏合わせること! まったく、おっちょこちょいなんだからッ!

 

 あのね、私、公開から1か月半映画館に通い続けた挙句、国内で円盤が発売されるのが待ちきれなくて、初めて個人輸入までして円盤を手に入れて、そんで原作本も読んで、ハマりにハマった大好きな映画があんのよ。『マネー・ショート』、原題を『THE BIG SHORT』っていうんだけど。ちなみに日本版の副題は「華麗なる大逆転」。これがまあセンスのかけらもない副題でね、これつけた人ちゃんと映画見た? ってかんじ。

 まあそれはいいとして、超簡単にあらすじを説明すると、2008年に起こったリーマンショックを描いた実話で、「リーマンショック(正確には住宅市場の破綻)が起こるぞ、やべえ」って気がついた数人のトレーダーたちが、それまで絶対的な信頼を寄せられていた銀行や、政府がついているウソを見抜いて、「銀行がつぶれる」ことに賭けるのよ。銀行がつぶれる? ましてや安定市場の住宅がダメになるわけないっしょwwってな感じで、誰も信じないんだけどね、数人のキレ者以外は。まあ結果はご存知の通り、ウソをついていた方は負け、世界はドえらいことになりました。

 そんな映画なんだけど、終盤で、経済のウソにもっとも怒りを抱いていたある登場人物がこんなことを言うんだな。

「詐欺がまかり通ってる。金融だけでなく政府も教育も宗教も食料も野球もだ。私を悩ませるのは、詐欺が卑劣だということではない。人類誕生から、詐欺が成功したためしがないということだ。なぜそれを忘れた?」(字幕Ver.)

 この映画によると、住宅市場は30年間も人々をだまし続けた。そんでとうとう自分でついたウソに押しつぶされて、すべて消えてなくなった。誤魔化している時間が長ければ長いほど、降りかかる罰は大きいっちゅうわけよ。

 

 もうひとつ映画の話をすると、2016年のアカデミー賞を受賞した『スポットライト』。見に行ったあと、「こんな映画は日本じゃ作れないな」って絶望したんだよね。

 ある新聞社が、カトリック教会で行われてる神父数十人による児童への性的虐待を暴いていくんだけど、教会なんつったら、あっちじゃもう最大のタブー。触らぬ神に祟りなしとはよく言ったもんで、まさにそんな存在だから、なんか変だと思っても、誰もなにも言わなかった。というか言えなかった。それに、教会はなんでも自分たちの都合のいいように情報を操作できる。新聞記者が数人食いついたところで、歯形もつかないような相手なんだよね。

 でも、ジャーナリズムの正義を貫いた記者たちは、この大きな闇に立ち向かい、真実を白日にさらした。ある記者は真実を知る人に取材に行った時、「記事にした責任は誰が取るんだ」みたいなことを言われる。そんで、「じゃあ記事にしない場合の責任は誰が取る?」って返す。教会を恐れて大人がしり込みしてる間に、子供たちはひとり、またひとりと神父の犠牲者になってんだよ、つってな。ちなみにこっちも実話です。

 

 「ペンは剣よりも強し」って言うけど、私は本当にペンで人を殺せると思ってるし、世界を変えてしまうと思ってる。現実、紙っぺら1枚に書かれた文章で、こんなにも多くの人があの事務所に振り回されてる。

 

 とにかく私が言いたいことは、ボロが出ないうちに本当のことをちゃんと伝えたほうがいいよってこと。今報道されてることが、すべて本当だとはとても思えないんだよなあ。だって矛盾してたり、言ってることがバラバラだったりしてんだもん。ウソをつくならもっとうまく、それができないならありのまま吐くしかない。ふたつにひとつしかないんだけどな。

 

 ファンは事務所所属のタレントを応援しているから、つぶれろ、無くなれ、とは簡単に言えない。だけど、メディアはどうか、あの事務所を突き放してほしい。あなたたちのジャーナリズムのためにも。