読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

冗談は顔だけのつもりだ

そうさ100%現実

【アイドル】林檎とSMAPのイイ関係 ~ヤスタカを添えて~

 SMAP54枚目のシングル『華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ』

 2月18日発売!!! やったね!!!

 

 つよぽん主演の「銭の戦争」主題歌であり、先日のミュージックステーション、そしてSMAP×SMAPでも披露された『華麗なる逆襲』と、シダックスなんとかプロジェクト(こらこら)のテーマソングになっている『ユーモアしちゃうよ』の両A面シングルが、2月18日に発売でございます。何卒よろしくお願い申し上げます。

 両A面って普通に言ってるけど、そのうち「A面ってなに?」っていう疑問を持つナウでヤングなやつらがでてくるんだろうな。それでもいいから一生『両A面』って言い続けてほしいなSMAPおじさんたちには。

 

 

 50枚目で「ジョ~イジョ~イ!」とか言ってたのがつい最近の気分だったのに、もう54枚目ですかっていう、恐るべきスピード感。このスピード感について行けるか! 己の貯金残高!!!(デデ~ン!)

 1個前のシングル『Top Of The World/Amazing Discovery』はなんかオタ界隈でないところでやたらと話題になったような。トッポワの4分の7拍子ってことが特にざわざわしてましたよね。吹奏楽部出身でありながら、そのすごさがイマイチよくわからなかった私でも(すごく思わせないところがすごいってことなのか)、ツアーで生で見たときは一番熱くなっちゃった曲かも知れない。もう拳つきあげて「ウォ~ウォ~ウォ~!!!」っつって。根暗で家が一番大好きで出来れば一歩も外に出たくない人間をこんなオラオラ系にさせちゃうってんだから、こりゃ相当な力ですわ。

 作曲のMIYAVIさん、今ではギタリストとしてご活躍されてて、ね、ギタリストね! ギタリスト! PSカンパニーって覚えてる!? ライブ観に行ったよ!!!(笑顔)

 スマスマで雅とSMAPの共演見てるとき私は一体どんな気持ちになればいいのかと思いましたワ。でもすっごいたっくんが好きなタイプだよね、雅さん。前室で子育てについて話したりしたかな。「いつか俺たちも「お父さんのパンツと一緒に私の服洗わないでよ!」って言われるんだろうなあ」とかいって落ち込んだりしたのかなあ。しないか。一緒に洗ってほしいもんな。ってそういう話じゃないか。

 

 アメディスはわたくしの大好きなヤスタカおじさん(中田ヤスタカ氏)が作詞作曲で、ユニバーサルスタジオジャパンのテーマソングでございます。スマスマで流れたプロジェクションマッピングの映像すごかったっすね~。あれ生で見られた方はさぞ感動したことだろうなあ。もうSMAPが米粒ぐらいしか見えなくても、あんなでっかいセットだったらしゃあないなと思うよね。思わないか。いや思えよ。うらやましいよ。

 

 ところで、中田ヤスタカ氏の楽曲提供と聞いて、スマオタが思いつくのは『ココロパズルリズム』ではないだろうか。モダスマアルバムに収録されている中の一曲で、ライブではセグウェイに乗ったパフォーマンスが斬新だった、アレです。

 ヤスタカおじさんのなにが好きかって、歌詞がとってもいいんですよね。どうしてもピコピコサイケデリックな音楽の方に耳がいきがちなんだけど、本当に歌詞がいい。

 Capsuleっていうヤスタカおじさんとこじまとしこ氏がやってる音楽ユニットの曲で『Stay with you』っていう曲があるんですけど、これがまた私大好きで大好きで。ちょっと前の曲なもんで、今のブイブイピコピコダンスミュージック! って感じじゃないので、老若男女にぜひ聴いていただきたいです。

 その曲の中で「キミが好き」っていう歌詞が出てくんだけど、もうね、この一言を入れてくるタイミングが最高なんすよ。

 「キミが好き」って普通だったらわりとこう、曲の主題的な一言じゃないですか。その一言を伝えるために、俺はこうしてああ思ってそれでやっと君に言えた言葉、好き。みたいなさあ、あるじゃんこういうの。要するに、「キミが好き」が曲の一番の盛り上がりであるサビにくる場合が多いと思うんだが、ヤスタカはそうじゃない。

 サビがおわり、2番に入ったAメロがこちら。

 

 まっすぐな声で 愛を語るよりも

 電話越しで 呆れ笑いをしてる

 キミが好き 時間が過ぎてく

 キミのいない 元の暮らし 帰りたくない

 

 ここォ!!!!!! ここなんですよヤスタカは!!!!!!!!!!

 何気ない日常の一端で「ああ、やっぱりキミが好きなんだ」ってふと思った瞬間にこぼれ落ちる言葉なんすよ。いいでしょ、今書きながら泣きそうになるくらい感極まってるから私気持ち悪いでしょ。

 こういう飾らないけれどグッとくる歌詞が書けるのが中田ヤスタカ氏のいいところだとわたくしは思っております。「キミのいない 元の暮らし 帰りたくない」から想像できるように、切ない曲なので、ぜひご自分のカップリングに当てはめて聴いてみてはいかがでしょうか。ええ、私は所詮こういう人間です。

 

 で、なんの話だったか。

 

 そうそう、『ココロパズルリズム』にも好きな歌詞があるんですよね~。

 

 完成が見えていても

 すんなりとはいかないね

 それぞれが夢のカケラだね

 

  これを聴いて思い出したのは、内勤時代の上司なんですよね。やたら現実的だけども。「やっと納品までいける~!」と思ったら上司からのダメ出しで、もう一回作り直し。みたいなシーンが出てきちゃったんですよね。

 そのときのあたしゃ「こいつを呪ってやる」と思っていたんだが、ヤスタカにかかるとそのダメ出しは「夢のカケラ」という輝きすぎて目が眩むくらいの言葉になるんですわ。まあ、上司は上司なりに描いている完成図があって、それにそぐわなかったから作り直しを命じたんですもんね。それが「夢」だったというんならば、わたしも「すんなりとはいかないね」っつって笑わなきゃって思ったんですよね。

 なんだろう、こう、SMAPが歌うことによって歌詞がいきいきと、より身近な出来事のように、グッとくるように感じさせるのが彼らのすごいところ。「駆け抜けろ Top Of The World!」とかいわれたらなんか余裕で世界一周ぐらいできそうな気がするもん。いや無理か、パスポート切れてるし。

 

 ってヤスタカの話ばっかりしてるな。

 彼、結構有名になった今でも渋谷のクラブ(発音注意)で回してる(業界用語)そうで、あるときそんな話をサカナクション好きの人にしたら「え? じゃあ今度行ってみようよ!」って誘われて、顔面蒼白で「行きません」つったのが昨日のことのように思い出されますね。

 

 

 なんでヤスタカの話し始めたかって、今回『華麗なる逆襲』を手がけた椎名林檎姉貴も、実はその昔SMAPに楽曲提供をしていたんですよってことが言いたかったがためなんです。いわば前フリだったんですけどね、なげえわ。

 そう、GIFT of SMAPに収録された『真夏の脱獄者』でございます。こ~れ本当にかっこいいですよね。ライブDVDここばっか見てるもんね。まああの、中居担としては「マサヒロバイバイ!」って感じなんですけども、それはまあ置いといて、一応アイドルである彼らが「脱獄者」という存在になるなんて、非常にトキメク設定ですよね。私だけか。

 木村拓哉

 おいで 重ねたい

 とか

 おいで 逃さない

 とか言わせられる職業とかうらやましすぎて気ぃ狂うわな。「おいで」とかさ、言われる前に行くっつうの。やられる前にやるっつうの!!!?

 やっぱり林檎姉貴が創るものって常にとっても挑発的で、そこがアイドルという職業と相まって、なんだかイケないものを見てしまっているような、異世界にタイムスリップしてしまったような感覚にさせてくれるんですよねえ。そこが姉貴の好きなところ。姉貴自身が歌うときなんかもっと挑発的だもんな。公共放送のテーマソングだろうがなんだろうがやっちゃうもんな姉貴は。

 

 挑発的といえば、『華麗~』はダンスがもう興奮の最高値を記録してますよね。

 初披露のMステ見てたとき、まずごろさんパートの

 そう 愛するやり方がいい 

 の自分のネクタイ自分で引っ張って斜め下目線で見下されるところだったり、スーツを肩にかけたと思ったらブンブン振り回したり、勝ち逃げしやがったあとのコーダ部分で腰を前後にズッコンバッコンしたり、紙幣を紙くず同然にばらまいたり!? 攻めすぎてない!? 5人中4人が40代なんですけど!? ジロー○モを越えるチョイ悪!? って思ったよね。「キャー!」じゃなくて「はァァァァァ!?!?!?」って叫んだよね。

 振付師の方には感謝しかないですね。はやくこれライブで見たい。

 

 今回の『華麗なる逆襲』、SMAP以外にパフォーマンスできるアイドルグループがないんじゃないかってわたくしは思うんですよね。そりゃあやろうと思えば誰だってできるけど、「グループらしさ」と乖離してたら魅力がない。でもSMAPはなんでかしっくりときてる。

  それは彼らがアイドルでありながら、その雰囲気を出したり消したりできるからなんじゃないかと、新規は新規なりに考えるわけです。入れ物によってさまざまに形を変えることができてしまう彼らだからこそ、薄汚く血なまぐさい、アイドルのイメージとはかけ離れた世界にある逆襲の歌がうたえる。

 歳を重ねたことによって、光だけでなく影が出てきた今だから薫る、いさぎよい悪のにおい。それを正当化させるのが、椎名林檎の創造力と、SMAPのパフォーマンス力だと感じました。

 悪いSMAPを創らせたら、椎名林檎の右に出るものはいない。

 

 でもズルいですよね、最後は結局「勝ち逃げ」して、煌びやかな世界に帰っていくわけだからさ。この一曲の中でこれでもかと心揺さぶられるわたくしたちオタク。「クラクラしようぜ皆の衆」ってか。

 

 

 PVもめちゃくちゃ楽しみ。「映画の予告みたい」としんごが言ってたみたいに、スケールのでっかいPVになっていそうですな。スタイリングもかっこよかったし、なによりダンスバトルシーンが楽しみ。ごろさんに勝てるやつなんているのかなあ?(まっすぐな瞳)

 もちろん『ユーモアしちゃうよ』も楽しみ! 屋形船の上でギュッとなって踊る40代アイドルとか、超許されない。

 

 今年もSMAPがたくさんシングル出してくれますように! 南無南無!!!