冗談は顔だけのつもりだ

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【俳優】クソミーハーが #田中圭 さんのオタクになって驚いたことを7個言う

 なにかにハマる度ブログでご報告してまいりましたが、わたくしクソミーハー、またしても新しい界隈に足を踏み入れてしまいました。

俳優・田中圭さんのオタクになりました。

 オタクとしての間口が広すぎて、間口という概念が消えている。もう私は広場。来るもの拒まなすぎる。

 

 いや、もともと好きな俳優さんは結構いて、松田龍平さん・瑛太さん・オダギリジョーさん・永山絢斗さん・長谷川博己さん・西島秀俊さんなどなど、これまた来るもの拒まずいろんな方を応援してはいるのですが、「この人のオタクだな、私」という感じではなくて。もっと率直に言うと、「この人にお金を振り込みたいな」という気持ちまでは行かなかったんですよね。オタクって結局、対象のために金払えるか否かみたいなことじゃないですか。

 それがまあ、田中さんのオタクになってからというもの、財布のヒモがガバガバよ。てか、財布のヒモ奪われたっぽい。締めようと思ったところでヒモがねえんだわ。オタク、圧倒的無力。

 

 SMAP、ジャニーズ、お笑い、二次元、eスポーツといろんな界隈を渡り歩いて来たんだけど(なお、濃淡あれどすべて継続中)、俳優のオタクという新しい界隈に足を踏み入れて、また新鮮な驚きや刺激を得たので、下記にてまとめさせておくんなまし。

 

①ずっと顔がいい

 これ。田中圭はずっと顔がいい。24時間365日顔がいい。

 まあだいたい察しはつくだろうけど、「おっさんずラブ」を見て田中さんにハマりました。「おさラブ」出の田中オタは永久新規と肝に命じ、今後のオタク人生歩んで行きます、はい。

 これを言っても誰も信じてくれないだろうけど、最初「おっさんずラブ」見るつもりあんまなくて。年季の入った腐なもので、直球で来られると「そうじゃないんだよな〜(ドヤ顔)」ってなるじゃないっすか。それっぽい2人を引っ掴んで脳内で新しい世界を作り出すのが、我々の使命じゃないですか。だから最初はむしろ回避する予定だったんですけど、でも、正直かなり気になってはいて。

 そんで結局、放送が始まる前に公式サイトとか見たんですよ。これが運の尽き。

「ちょっと待って、めっちゃ好みの顔いる」

 と気がついてしまったんですよね。「主演俳優の顔、あまりにも好みすぎるぞ」という衝撃。テレビっ子なのでドラマもまあ見てるし、映画も好きなのでよく見てるけど、私、こんな好みド直球な顔の俳優知らんぞ、となりまして。

 ……これは余談なんですけど、田中さんのオタクになったことを友人に話したところ、「なんで今さら?」「あれにもこれにも出てるじゃん」「ずっと昔からいるじゃん」と散々言われましてね、ええ。こっちだってもっと早く知りたかったよ! と思いつつ、ミーハー力の足りなさを痛感しました。実際、過去の出演作を確認すると、普通に見てたドラマいくつかあって、「お前の目は節穴か?」と自分を呪いましたよね。はあ……悔しいです!!!!!

 

 つうわけでまず、連ドラ放送前に単発「おっさんずラブ」を見ました。「そうじゃないんだよな〜(ドヤ顔)」とかイキってた腐のプライド、どこへやら。もちろん動いてもずっと顔がよく、コロコロと表情が変わるコミカルな演技が非常に魅力的だなと思って、気がついたら普通に楽しく単発ドラマを見ておりました。プライドの高さ激低でよかったね私。

 春田という愛らしいキャラクターも相まって、連ドラで「もう普通には戻れません」状態になり、当然「おっさんずラブ」が終わったあともずっと顔がいいことは変わらず、よって田中さんのオタクになろうと腹を括ったわけであります。

  そんでさ、顔が好みだとだいたい全部のことが肯定できちゃうということを学びましたよね。例えばクソつまんないドラマに出演したとしても(念のため言っておくと、「ケンカツ」はおもしろく見てます)、田中さんの顔がいいことは変わんないわけで、そしたらそれだけでドラマを見る理由になっちゃうじゃないですか。雑誌だって全買いがデフォになるし、そりゃあ財布のヒモもなくなるわ。

 ちなみに言うと顔だけじゃなく、体型もめっちゃ好みなんで、もう、外見で否定できる要素がない。私、今、田中圭に完全降伏状態。「生きてるだけで最高画質の新規絵」なのは、本当に“存在が罪”だなと思います。(作文)

 

②露出が途切れない 

 勘違いしちゃいけないのは、「おっさんずラブ」があってもなくても、田中さんマジでずっと途切れず作品に出続けているということ。「おさラブ」が終わってすぐ、田中さんの18番・不倫男を演じた「ダブル・ファンタジー」、そしてすぐに夏期ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」、9月からは舞台「サメと泳ぐ」、11月には映画「スマホを落としただけなのに」が公開、そして来年に映画「美人が婚活してみたら」の公開が控えてる、という。

 もちろん、「おさラブ」直後の仕事は全部「おさラブ」前に決まっていたわけで、“ブレイク”みたいなものは一切関係なく、ナチュラルにこの仕事量なんですよね。関係ないっつうか、キャスティングした時点では誰もこんなことになるとは思っていなかったという。田中さんのインタビューで「カンテレの人めっちゃ喜んでる」みたいなこと言ってたけど、そら大喜びしちゃうよね。

  すでに決まってた仕事の上に、今はブレイクに乗っかった雑誌やバラエティ、そして「これ俳優の仕事か?」みたいな営業とかもあり、本当にずっとメディアに露出し続ける。しかも毎度新しい役柄で現れるもんだから、飽きてる暇がない。毎日なんか新しいことが起こる、恐ろしいコンテンツだと感じております。

 

SNSとの距離感がちょうどいい

 ジャニーズのオタクなもので、やっぱこの件については新鮮な驚きがいろいろとある。ドラマの公式SNSにバンバン写真が上がるのは供給過多でアップアップになりそうだけど、やっぱ盛り上がっていいよねえ。「元気でやってるかな……」と想いを馳せると、リアルタイムで撮影現場の写真が上がってくるので、「元気でなにより!!! 今日も顔がいい!!! 飯がうまい!!! 世界が輝いてる!!!」と喜べる。顔が好きだと写真一枚でハイになれるので、非常にコスパがいいです。

 その一方、自分はタレントのプライベートだったり、仕事の領域の外を出た発言に一切興味がないオタクなので、好きな人ほど絶対にSNSやってほしくないという、自分勝手な気持ちがあって。

 なんというか、プライベートな写真って、どうしてもオタクの探究心を掻き立ててしまうじゃないですか。例えば持ち物が特定されたり、背景に映った場所が特定されたり、発信してくれたこと以上の情報を得てしまうことが珍しくない。ああいうのも正直、ちょっと後ろめたくなってしまうんですよね。そういう気持ちになりたくないのも、私が好きな人にSNSをやってほしくない理由のひとつだったりします。

 そんで、田中さんはTwitterInstagramもやってなくて(ついでに言うと、奥さんもやってないはず)、個人の言葉を発信するツールは有料会員向けのブログのみ。個人のSNSは個人のものだけど、有料ブログはどちらかというと仕事の領域じゃないですか。だから私にとって、ちょうどいい距離感でSNSを使ってくれてるので、非常にありがたいのです。

 あとここからは私のひねくれた性格が出まくった見解なんですけど、SNSってめちゃくちゃその人の自己顕示欲が見えちゃうじゃないですか。私、これがマジで苦手で。内に秘めた炎を燃やしながら「売れたい」と言って、仕事で見せてくれる田中さんの姿勢がとても好きなので、なんつうか、頼むから今後も絶対にSNSやらないでね!!!!! という気持ちであります。

 

④ブログの更新がマメ&内容がおもしろい

 「田中圭MOBILE」というサイトに月額324円払って登録すると、田中さんが書いたブログが読めます。SNSをやっていないので、本人がつづる近況が読めるのはここだけ。あと、スタッフさんのブログもある。本人の更新がなくてもスタッフさんのブログで近況や新しいお仕事が知れたりするので、スタブロ制度はめっちゃありがたいなと思っているところです。他にも動画とか待受画像とかいろんなコンテンツがあるので、登録しない選択肢はないであろう、なあ?(圧力)

 すごいのは、まさに今多忙を極める中でも、コンスタントに長文をガシガシ更新してくれるんですわ。写真集にも長文の「あとがき」を書いたりしてるので、文章書くこと自体が好きなんだろうなと思うけど、それにしてもマメすぎる。

 しかも、なんかブログ読んでるっていうよりは、“話しかけられてる”みたいな感覚になる文章なんですよね。だからどんなに長文でも読むのが苦じゃないと言うか、むしろ何度も読んでしまう。あとなんか、近況がいつも楽しそうなので、こっちもうれしくなっちゃうよね。「ああ、今日も平和に暮らしてるな」ということがわかると、オタクも元気になるってもんです。

 

 あと、あんまり詳細は書けないけど、ブログ読んでて驚いたことがあってだな。ある日更新されたブログに、間違った単語の使い方をしてる一文があったんですよ。その時はまあ「こんなこともあるよな。てか、アップする前にマネージャーさんとか確認しないんだな」と思った程度だったんだけど、翌日、「やっべ〜間違っちゃった!」って反省するブログが更新されたんですよ。しかもその間違いに気がついた理由が、圭モバの会員から送られてきた「ファンメール」に書いてあったからっていうもんだから、私、震えちゃって震えちゃって。

 もちろん、メールの内容を本人が直接確認したか、マネージャーが確認して本人に教えたのかはわからないけど、どっちにしても、毎日ファンメを確認してるっぽいことが発覚しちゃったじゃないですか。オタクとこんなリアルタイムでコミュニケーションとってくれる人がこの世にいるんだな……と、これは本当に驚きました。直接話すことは絶対になくても、ブログを通してこうやってやりとりしようとしてくれてるのは、ちょっと感動もんだよね。これは好きになっちゃうよな〜と、妙に納得した一件でした。

 

⑤結構なんでもしゃべっちゃう

 芸能人って大抵「事務所的にNGなんで〜」っつうお決まりのアレあるじゃないですか。これって、タレントのイメージとか事務所が売り出したい方向性とかを守るために言う必要があると思うんだけど、田中さんには「事務所NG」がないのか? と錯覚するほど、インタビューとかでなんでもしゃべっちゃう印象がある。奥さんとお子さんのことは別に印象悪くなるようなことじゃないから他の俳優さんでも話すだろうけど、競馬とか麻雀とか、うっかりすると社会的に変な目で見られそうな趣味まで公にして、そして仕事にしちゃうという「なんでもアリ」っぷりには驚きました。

 これもブログの話になっちゃうんだけど、更新に間が空いた時とか、いきなり「ごめ〜ん、なんか筆が乗らなくてさ〜」みたいなこと言うんですよ。いや、そこは「仕事が忙しくて書けなかったよ〜」とか言えばいいじゃん??? タレント的模範解答は無数にあるのに、それを書かない潔さよ。「有料なのにね〜ごめ〜ん」みたいなことも書いてあって、そんなん言われたら「許す!!!!!」ってなるじゃん……! ズルいだろ……!!!!!

 

 雑誌のインタビューがすごく多い今、“ブレイク”について聞かれることがよくあって。もう毎回「自分はなにも変わってない」と言い続けてるんだけど、それと同時に「あんまり注目されすぎてもね……週刊誌に追いかけられてもいやだし」みたいなことも言っちゃう。あの「週刊文春」にインタビュー記事が掲載された時は、「文春って聞くと身構えちゃいますよね〜」みたいなことも言ってた。“撮られる”って芸能人的に絶対不利なことだし、あえて触れないじゃないですか。週刊誌という存在を抹殺して生きていくのが芸能人なんだと思っていたんだけど、彼はそうじゃないらしいと。嫌なものを普通に嫌だと言えるこの正直さが、すべてに通ずる田中さんの魅力だなと。

 「自分のことに興味がない」という話をしていたことがあったけど、これって要するに、「自分のことを良く見せたい欲がない」ってことと同義ではないかと思っていて。「全然勉強してないよ〜!」って言いつつ100点取るとかっこいいから、ついついウソついちゃうのと同じことよ。見栄を張る時って、絶対に他人から良く思われたい心理が働いてるじゃん。それがあんまりないから、いろんなことをありのまんましゃべっちゃうんだろうなと、私は勝手に分析し、その素直さにほくそ笑んでしまうのでした。

 

⑥オタクたちが平和&マジメ

 基本的に田中さんのオタクたちはみんな、「かっこいい!」「かわいい!」「演技が上手!」「人柄がいい!」と100%肯定しながら応援しているようで、これが本当に界隈の空気の良さにつながっているな〜と。「好きだから苦言もあります」とか、「好きだからダメなところに気がついてほしいんです」とか、もちろんそういう応援の仕方が間違ってるわけではないけれど、まあ、「どの立場から言ってんねん?」とは思うよね、正直。かっこいい・かわいい・楽しい・うれしい・大好きをそのまんま表現できるのは、オタクとして健康だよなあと、つくづく思うのです。

 私のような「おさラブ」出の新規がめちゃくちゃ増えたから、これからいろんな人が見えてくるかもしれないけど、昔から田中さんを応援している人は、総じて純粋な気持ちで“田中さんのファン”なんだなと。そういう健康な人を見ているのは、同じオタクとしても微笑ましいことで、どうかこの雰囲気がずっと続いてほしいなと願いつつ、自分も先人たちのように健康でありたいなと思っております。

 

 あとこれは現実的な話だけど、「推しに金を払う」ことが徹底されてるな〜と。舞台に出演する機会も多い俳優さんなので、「チケット代を払わないと会場に入れない」ということが擦り込まれているのが、その要因のひとつかなと思っているんだけど。昨今の怒涛の雑誌露出も、ドラマ・舞台出演が続いていること+なんでも仕事を受ける事務所&本人がなし得る業であることは間違いないんだけど、その上で「田中圭のオタクは金を出す」という出版社側の信頼がないと実現しないと思うんですよ。厳しい厳しいと言われている出版業界だから、見込みがあるビジネスしかできないわけで。

 写真集が立て続けに重版したことが大きいのではと思っているんだけど、やっぱこういった形で「買うオタク」であることを見せると、どんどん次につながっていくんだなと、身を以て感じました。

 「ダブル・ファンタジー」放送してた時、「WOWOWの動画はネットに上げないで」と声をかけている人なんかもいて。もちろんこれは「有料のものを無料で流すな」ってことなんですけど、「コンテンツに金を払わないやつは悪」という認識が一致しているのを見て、当たり前のことなんだけどすごく感心して。界隈全体がこういう空気感なのは、どこのオタクも本当に見習うべきだなと思いました。ネットニュースをスクショして載せるヤツもあんまり見かけないし。(私、「スクショでネット記事晒すヤツコ◯スマン」なんで!!!!!)

 

⑦毎日が楽しすぎる

 田中さんのオタクになってからというもの、露出が途切れず、毎日のように作画が良すぎる“新規絵”を見ることができ、毎日がハッピーでございます。しかも、芸歴20年近くあったのに一瞬も意識して見てこなかった私にとっては、過去作も全部新しい作品になっちゃうというボーナスまで支給されており。全部見ようとすると膨大すぎて大変なので、好みに合う作品を吟味しつつ、自分にとって新しい作品に触れることは、とても刺激があって楽しいです。

  毎朝「なにか新しい情報が解禁されるのでは?」とワクワクしたり、今日発売される雑誌のビジュアルはどんな感じなのかとドキドキしたり、「あんま無理しないでね」と思いながらブログの更新を首を長くして待っていたり、本当に毎日忙しく楽しくしております。

 部長や牧くんのように「好きなとこ・嫌いなとこ10個言う」にはちょっと届かなかったけど、残り3つはこれからにとっておきましょう。

 

 ということでお母さん、私は元気にやってます。なので、ちょっと告知をしてもいいですか?

 

7月30日(月)22時〜 「しゃべくり 007」に出るよ!!!!!

www.ntv.co.jp

 

8月3日(金)20時〜 なぜか「ミュージックステーション」に出るよ!!!!! スキマスイッチさんと一緒だよ!!!!!

www.tv-asahi.co.jp

 

毎週火曜日21時〜 「健康で文化的な最低限度の生活」に出演してるよ!!!!!

www.ktv.jp

 

 お母さん、ちゃんと見てくれるかな。