冗談は顔だけのつもりだ

そうさ100%現実

2015年もよろしくお願いいたします。

 ということで、今年の目標です。ご確認ください。

 

1.一人暮らし

 今年中に引っ越しが目標ですが、無理なら物件決めまで必ず今年に。

 昔から人生の節目と考えている歳になりましたので、ちょっと本気で。今がこのときです。

 

2.映画50本・作家25人

 まあ、こういうのって数じゃないけども。

 映画は2014年もまあまあ見たと思うんだけども、ちゃんとカウントとってなかったので。できれば映画館で観たいけども、まあそこもあまりこだわらずに、変わらず、観たいものを観ます。

 本は何冊ってよりか、未読の作家さんを開拓していきたいということで、作家25人を目標に。こちらも変わらず読みたいものを読みます。

 

3.ツイッターの更新を控えてブログをちゃんと更新する

 ツイッターの時間泥棒!!!!!

 これは私がツイッターとうまく付き合えなかった結果ですね。(今更気がついた)

 作業期間中はもちろんのこと、移動中なんかもツイッターさわらないように持ち歩きをやめます。アカウントは消さないけど、うざかったらブロックでよろしくね。

 そのかわり、こちらのブログをもうちょっと稼働させていきたい所存。映画とか本とかアイドルとか、書く内容は特に変わりません。

 

4.いいものを長く使う・着る

 これは一人暮らしに向けて荷物を減らしたいという目的も含めでございます。

 安いものをいくつも買うのではなく、高くてもいいものをひとつ買うっていうお財布に変えていきたいと思います。

 

5.自担を見に行くために家を出よう

 アイドル界の自担も俳優界の自担もスポーツ界の自担も、あらゆる世界の自担の生きた姿をこの目に焼き付けるために、家を出よう。

 

6.常になんか書く

 同人活動は2014年後半全くやってなかったので、今年は大きめのイベントには出よう、かな……かな……???

 イベント出ないときは自分が書きたいものを書いて、イベントあるときはそっちやって、アウトプットをしっかりやります。

 

 ということで、2015年も変わらずぬるぬるやっていきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

【アイドル】2014年ジャニごとお疲れ様でした

 先日の『FNS歌謡祭』で年越しをしたジャニオタは星の数ほどいるであろう。

 改めまして、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

 2014年、私のジャニオタ元年と言っていいだろう。生粋の方々から見れば私が行った現場の数なんぞハナクソみたいなものだと思う。が、茶の間が活動拠点だった去年からは比べ物にならないくらい現場へと赴いた。

 原動力はかわいいかわいいかわいい自担と、趣味のこととなると途端に行動力を発揮する友人たちである。この場を借りてどうもありがとうございました。お疲れ様でした。来年も頑張りましょう。

 

 

  今年の現場を締めくくったのは、音楽劇『ルードウィッヒ・B』~ベートーヴェン歓喜のうた~である。

 レポはしていないが、実はA.B.C-Zのツアーは名古屋と代々木に行っている。『ルードウィッヒ・B』に行こうと思ったのは、代々木が終わってしばらくえびが見られないという消失感の中発表された舞台だったためだ。まさに水を得た魚。息を荒くして「ハシチャァン……フミトォ……」という具合で行くことを決めた。

 

 はっきり言うが、ジャニーズの舞台には話のおもしろさや演出のわかりやすさを期待しても無駄だと思っている。今回がどうだったとかそういう話ではないが、彼らが生で演技をしているということが一番の価値であり、ストーリーやその他もろもろは二の次だ。そう思って観劇したほうが純粋に楽しめる。なんと言われようが、私はそのスタンスでいるつもりだ。

 ……と前置きをすれば『ルードウィッヒ・B』に対してどう感じたかということは察していただけると思う。手塚治虫ファンとしては悪く言いたくないので、この辺で打ち止めにする。

 これから行かれる方も多いと思う。注目すべきは橋本くんの一生懸命な演技と河合くんのユリシーズ、そして二人のアドリブのおもしろさだ。ぜひ肩の力を抜いて、頭にハテナが浮かんでも深くは考えないことをオススメする。

 

  う~ん、A.B.C-Zに演技仕事どんどん持ってきてほしいですね……もちろん、自分以外ジャニーズがいない環境で。たくさんの役者さんに揉まれて揉まれて頑張ってほしいです。できればテレビドラマで。地上波で。特に五関くんに。よろしくお願いします。

 

 

 

 つうことで、ここからは通常通りスマコンのレポをば。

 

【11月23日 ヤフオク!ドーム】

 

●Mr.S

 中居さん帽子がしっくりきてない様子で何回か被りなおす。どんだけ小さいの、ヒロちゃんの頭は。

 

●無我夢中なLIFE

 中居「おまえらついてこれんのかぁ~~~~~!? すまっぷいんふくおかぁ~~~~~!!!」

 今日の中居正広は理由もなく上機嫌だと悟る。

 

●ココカラ

 つよぽんにマイクを向けるしんごろ。見守る2TOP。中居さんがニヤニヤ何かを企んでそうだなと思ったら、ごろさんのマイクを奪い、最後はマイクなしになるつよぽん

 ごろさんをいじるついでにつよぽんまでいじる中居さん。省エネ!

 

 トロッコ移動中、ずっと意味不明なポーズで動かない中居さん。

 ずっと両手が

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 こうなってて

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 こんな体勢だった! あはは! すっごいおもしろいっすよね!?

 

 ……いやほんとまじ、私の絵心舐めてもらっちゃ困るなあ。手のアップなんて10回練習してこれだからね。汲み取ってこ。この絵から汲み取ってこ。

 文章で表現することもできず、絵で表すこともできず、私にできることといったら双眼鏡が曇るほど中居正広見ることだけだったんです。

 

 \ゆるしてにゃん♪/

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●MC(ゲスト)

 ラスベガス公演が話題となった陣内智則さん! たしか品川から中継だったと思うけど、海外かなって思うくらい時差が生じてた。

 モニターで登場するが、ステージも客席も「ぅわ~ぁ……」みたいな微妙な反応。

 

 中居「SMAP4人のテンションが(今までで)一番低いです」

 

 ナカイの窓で共演してるからか、主に中居さんが絡んであげるかんじに。

 陣内さんのイヤモニ? からSMAPの歌声がもろに聞こえてくるらしく、「中居さん声ガラガラ」いじりをいただく。「やかましいわ!」つって、中居さん芸人の血流れてるナァ! ブラボー!!!

 

 つよぽんが突然

「陣内さん、草彅です」

 つってから、会話に入ってくんのかと思いきや

「……あ、名前言っただけです」って。

 え? うそ? この期に及んで自己紹介から始める? 律儀? 律儀の極み?

 

 中居「木村くんもいるよ」っつって。そしたら陣内さんが挙動不審になって、

 陣内「あっ、あっ……」

 中居「なんだよそのかんじwww」

 って仲よさげ~にしてた。そして木村拓哉を前にしてキョドる陣内さんが完全に我らの感じだった。

 たっくんが陣内さんにかしこまった感じでラスベガス公演の話とかいつもネタ見てます、みたいなことを伝える。陣内さん心底嬉しそう。

 

 木村「でも、『夜空ノムコウ』で僕と一緒に歌いだすやつのこと悪く言うのはやめてください」

 

 HA!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 HA!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 HA!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 木村拓哉がビジネスライクな受け答えを覚えたって!?!?!?!?!?!?!?

  前日まで福岡のレポ見させていただいてましたけど、2TOPがとにかくおかしかったんですよね。衣装間違えちゃったり肩組んで歌っちゃったり? なになに? いくらもらってんの?

 とか言っても、所詮、私ら、なんでも喜んじゃうんだけどね。

 

 そして中居さんの「ざまーみろ」コール

 中居「ざまーみろ……(客席煽る)」

 客「(2TOPありがとうございます!!!)ざまーみろ!!! ざまーみろ!!! ざまーみろ!!!(でもきっかけを作ってくれてありがとう陣内さん!!!)」

 

 シングルは『がんばりましょう』に決定。

 V締め曲入り前、中居さん「陣内さんもがんばりましょう」っつってた。ナイスフォロー。

 

●バンバカ

 しんごソロを他全員で歌って邪魔する。

 しんご「うたうなよ~;;うたうなよ~;;(嬉しそう)」

 

 「あたりまえだよまえださ~ん」の後たっくんソロ

 木村「前田さんなんて……まえださ~ん?」

 客席「「「「「「「「「ハ~~~~~~~イ♡♡♡」」」」」」」」」

 

 中居さんもちろん「しゅびどぅび■△◎※★ばっば~ん」「ぴーひゃらぴーひゃら」とかなんか言ってる。最後一言「すみませんでした」

 

●MC(DaDaDaDa前)

 木村「なんだよその座りそうなの!?(怒)(喜)」

 中居「(お尻を突き出した変な格好)」

 ッア~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~だからなんなんだ福岡の2TOPは~~~~~~~~~~~~~~~~!?!?!?!?!?

 

 昨日のケータリングで出た肉がめっちゃおいしかったよね、って話。

 しんごがつよぽんの真似をしてその時の様子を再現。

 しんご(つよぽん)「肉焼いてやるよ~(俺が焼くと)世界一美味いんだよ~」

 あとから明かされたんだけど、このときつよぽん相当酔っていたそう。お酒解禁になって本当よかったね~! つよぽんが楽しいともれなくしんごが困った風に嬉しそうにしゃべる例のアレが見られるから嬉しい。

 そして、九州の肉の美味さに純粋に感動してるごろさんがエンジェルすぎて背中に羽根見えた。

 そんな話をしんつよごろでしてるちょっと後ろで、息をひそめてニヤニヤしてる黒い影……え!? まさかあの肉たっくんが持ってきた肉!?!? ってなる。

 中居「え? 木村の二の腕ってこと?」 んなわけない。小声で言ってたけど聞こえてる!

 

 そう、実はその肉、前日にダンサーさんと肉を食べに行ったたっくんがそのおいしさに感動して「SMAPのケータリングに持ってって食べさせたい」と思った超超超美味しい肉なんだって!!!!! なにそれ!!!!! 木村拓哉って24時間365日フルタイム勤務!?!?!? 木村拓哉って超ブラック企業じゃない!?!?!? 違う意味でブラックだけど!?!?!?

 いや~なにがズルいかって、一通り自分がしたことに関しての評価を聞いたあとに自ら明かしてくるってのがズルいよね。たっくんがSMAPにいてくれてよかったすぎる、心温まるお話だった。

 あと、ダンサーさんも他のメンバーに黙ってたのかな。たっくんが口止めしてたら最高。ダンサーさんと一緒になって楽しんじゃう少年おじさんたっくん最高。

 

 そして、つよぽんはたっくんとダンサーさんの肉会に誘ってもらえなくて、まさかの5万人の老若男女の前でぐずりだす。

 つよし「木村君は俺のこと誘ってくれなかった」

 つって!!!!! エンジェル????? みんなお兄ちゃん大好きだなアァン????? 可愛さあまって憎さ100倍とはこのこと。

  んで、たっくんがなぜつよぽんを誘わなかったかという理由をモノマネを交えて解説してくれるたっくん。最近のたくつよの仲の良さ、プライスレス。ダイナマイトのPVのあの感じ思い出して自然と笑顔。

 

 黙っちゃいないのが、強火木村担稲垣吾郎

 ごろ「俺のこと誘った?????」

 木村氏によると、ごろさんは帰るのが「ハンパねえはやいwww」そうで、声をかける隙が無かったと。ハンパねえ速度で帰宅する稲垣吾郎、想像できすぎ。

 

 ちょっと何の流れだったか忘れたけど、しんごによるごろさんいじりタイムが始まる。

 しんご「ごろーちゃんが(ホテルの)ロビーにあるアイスマシーンぶん殴ってた!」

 ごろ「調子悪かった」

 感情に任せてアイスマシーンぶん殴ってる稲垣吾郎、想像できすぎ。

 

 しんご「今日ごろーちゃん(夜空の)最初の2人のパート歌っちゃったでしょ!?(ごろさんの真似)」

 ごろ「もうコンサートやりたくないッ!!!!!」

 エンジェル!!!!! ゴローイズエンジェル!!!!!

 

 その話のあとに

 木村「今日中居調子いいなって」

 中居「俺いつだって調子いいよ?」

 って会話ぶっこんでくる2TOPな。なんなん? だからいくらもらってんの?

 

●しんごソロ

 おそらく衣装はヨウジヤマモト

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 このシリーズじゃないかなあ。スマスマでヨウジは毎週のように衣装提供してるし、きっとなんかあったんだろう。ちなみに興味本位でお値段を調べてみたら、私数字読めなくなったかな? って疑うゼロの数だったから数えるのやめました。

 

●CZ5

 木村「な~~~~~ん~~~~~ね~~~~~~~~~~!?!?!?」

 中居「な~~~~~ん~~~~~……ねぇねぇ(チョコたん)」

 あざといオブザイヤー2014受賞おめでとうございます。

 

●コント

  しんごママ「しんごママは2000年のときなので、そのとき産まれた子が今中二です」

 ゾッとする本当の話。おっは~~~~~~~~~~~!!!!!(ふっきれ)

 

 ごろちん「木村君に焼肉誘ってもらえなかったごろちんで~~~す!!! まだ引きずってま~~~す!!!」

 ちょっとwwwww エンジェルも休み休みやれってwwwww ロハスの「たくやお兄ちゃんに誘ってもらえなかったショックの大きさ」ちょっと軽く見てた、ごめん。

 

 ヒカル「いつか〇〇ちゃん(お誕生日さん)の明太子にキスしたい……」

 お誕生日お姉さん膝から崩れ落ちてたwww 人類の正常反応。

 

 新入り「ちっちゃいことは気にせんとバイ!」「きょじーん、アルバイ、アルバイ!」

 ご当地ネタで博多弁(?)入れてきてたけど語尾全部カタコトだった天使!!!

 あるあるのあと、妖怪体操第一を踊る。一番が終わってここまでかな、と思ったら

 新入り「ぜんぶいくぞーwww」

 全部いくんだ!!! いいよもう好きにして!!!

 「いまなんじ!?」 新入り「九州男児www」

 なんかずっと笑ってる新入りさん。なにがおもしろい!? まあ出落ちだけどなあんた!!!

 

 するめ「おーい、スタンド席トイレ行っただろー、そういうの根に持つタイプだからなー」

 むしろ根にもたれたい。

 中居さんうちわ「森くんがいなくなった年です」

 横尾さん中二「歌えない踊れないしゃべれない」

 宮田くん中一「この人とはあんまりしゃべったことありません」

 森田剛!!!「元気? ヒゲ蓄えてるね? 今度行ったら挨拶するね」

 ……挨拶したかな!? FNSで挨拶したかな!?!?!?

 

●世界

 最後、中居さんが中央付近にいたぽっちゃりめの男の子をロックオン。ちょちょちょいと中央に引っ張ってくる。そんで、しんごになんか言う。

 しんご「ありがとうペッパー君!(ぽっちゃり男の子に向かって)」

 中居さん「ペッパーじゃねーよ!」

 ベタ~~~~~~~~~~~ベッタベタ~~~~~~~~~~~~でもサタスマってなんでこんなに平和で可愛くて兄弟感あってたまらないの~~~~~~~~~~~!!!!!

 「ペッパーじゃねーよ!」っつってそのあとふたりでニヤニヤしてんのな。なんだよ、5万人目の前にイチャイチャしちゃう??? ありがとうございます???

 

●明日はある

 中居さんトロッコがメンステに近づいたとき、ボトルの水をまき散らしてそのあとボトルをアリーナに投げる。これは事件だ。

 私、東京札幌ときてこの福岡で「こんなファンサしてる中居さん初めて見た!!!!!」 ってなった。随所から伝わる、中居さん本当に福岡楽しかったんだろうな。

 

●ビートフル

 肩組みダンス1回目でまた事件。なにかの手違いで(前後を見てなかった)たっくんと中居さんが隣になってしまい肩を組んで踊ることに!!!!!!!!!!!! は~~~~~~~~~~最後にでっかい爆弾顔面に投げつけられた~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!

 そりゃあもう歓喜の声で天井が震えたよね。こういうとき、「キャ~!!!」よりも「ハァ~~~~~~~~~!?!?!?!?!?!?」って言っちゃうスマオタさんって、素直でいいよね。

 そんで肩組みダンス2回目。中居さんがごろさんの頭をぶっ叩く。笑

 ということは、ごろさんがなんか間違えちゃったのかな? 全然いいよ、全然いい、むしろ毎回間違えてこ? アグレッシブに間違えてこ?

 

 中居さん、「てきとーのーてーときーととー!」を言わず「福岡楽しかったー!!!」に変更。のちのちツイッター見てて知ったけど、中居さんがこういうことするのは稀らしいですね。本当にたのしかったんだな。よかったよかった。

 

 最後ジャンプの掛け声をするたっくん。

 木村「1……2……」ここで客席から笑い声。たっくんなになに? みたいにする。

 なんでかっつうと、たっくんのマイク持ってる手が完全に「3」になっちゃってたから。マイク持ちながら「2」の手をしてるのに小指が立っちゃってて、「それ3や! それ3やでタクヤ!」ってかんじに。こういうちょっとしたとこでお茶目だしてくるからな! 気が抜けませんこと!

 そんで、自分でもそれに気がついて照れ笑い。ハァ、この世は天使が多すぎる。

 

 

 以上、ここまで! 飛行機の時間がギリギリでビビってしまったためアンコ見ずに急いで空港に直行しました!

 そしたら、まさかの同じ飛行機だったっていうサプライズがついてきた。

 なんか搭乗前に「ファーストクラスはご予約のお客様でうんたらかんたら~」とか言ってて、ムム? これは? と思ったらやっぱりそうだったみたいで、一番前の部屋? みたいなとこに入っていったっぽい。黒服の人たちはかすかに見えましたが、本人たちは全く見えず。

 機内のスマオタたちはもちろん騒然。総立ちになって様子を見てたら乗務員さんが「そんなに(見たいん)ですか?(ニッコリ)」っつってたけど、すみませんそんなにです!!!!! そんなに見たいですすんません!!!!!

 

 

 書くのを怠ってたらいつの間にか円盤発売しちゃったしスマショもオープンしちゃってました。ワタクシまだ円盤が手元にないもんで、どのへんまで収録されてるのかわからないけど楽しみです。

 そしてワタクシのスマコンはこれにてオーラス。大阪・名古屋行かれる方はどうかお気をつけて! いってらっしゃいうらやましいうらやましい!!!!!

 

 

【ひとりごと】小さな画面に狭い宇宙が広がっている

 学生の頃のSNSといえばmixiだ。
 今、私のアカウントはネットの海をさまよっていることだろう。お気の毒に。
 mixiにはコミュニティーというものがある。同じ趣味嗜好を持ったものが集い、ネット上で交流することが目的だ。コミュニティーを通じて出会い、実際会って友達になった人もいる。しかし、mixiをやめてから連絡を取らなくなった人たちもいる。要するに、その程度の友達しかできなかったわけだ、私の場合は。
 それから、SNSだけでのつながりを大切にするということ自体が自分には合わないと思いはじめて、mixiを放置した。上手く使いこなす人も中にはたくさんいるだろう。社交的とは才能だ。

 

 だいぶ前に、テレビでSNSに依存する若者の特集を見た。
 自分の生き様を自慢したい女性、自分と思考が合う者だけを集めたコミュニティーを作る場だと考える男性、ただ今の気持ちを吐き出すだけの男性。そんな20代の若者が特集されていた。
 私はこういうのを見るのが大好きだ。見ず知らずの他人が考えることを聞くのが好き。趣味は人間観察です。

 自分の生き様を自慢したい女性は、自分が書いたことに対して反応が返ってくるのが楽しいのだと言う。人とのつながりをコメントという形で実感し、自分が人から注目されているという感覚を得るわけだ。
 はっきり言ってこういう女とは絶対に友達になりたくない。きっと向こうも私のような根暗とは友達になりたくないと思っているだろうから、ちょうどいいお互い様だ。
 結局、こういう人ってのは『プチアイドル』みたいなものになりたいんじゃないかな、と私は思う。
「○○ちゃんっていつもおしゃれなお店でランチしてるよね~うらやまし~!」とか言われて、自分は人とは違う、すなわち普通の人間より上に立っているという優越感に浸りたいという気持ちなんだろう。
 しかし、所詮は小さなコミュニティーの中での話。一歩でも外に出れば、彼女のように毎週金曜日におしゃれなバーに行って地元の友人とカクテルを飲む女なんて腐るほどいるのだ。何も特別なことじゃない。
 誰だって人に羨まれるような人生を歩みたい。わからなくもない。しかし、小さなことを大きくしているように見えて、その必死さになんとなく虚しさを覚える。

 自分と思考が合う者だけを集めたコミュニティーを作る場だと考える男性は、役者を目指しているんだそうだ。
 彼は500人ほどフォロワーがいてアカウントをいくつか使い分けている。現代っ子とはこういう人のことをいうのだろう。夢が役者というあたりも現代っ子風を吹かせまくっていてとても良い。
 いわゆる裏アカというものを持っていて、そこに書かれる愚痴はひどいものだった。「俺がんばってるんだからもっと褒めてwww」とか書いてあってちょっと笑った。で、すぐ真顔に戻った。
 とにかく彼は人からの評価を気にしまくっている。フォロワーと意見が合わなくなるとフォローを外す。簡単に友達を外せることがツイッターのいいところだと語っていて、ゾッとした。
 それは人に見られることを商売にしたいと思う故なのかも知れないが、彼はきっと2年後には実家に帰ってこいと言われるんじゃないかと勝手に想像し、他人のことながら気が重い。
 人の評価を気にする気持ちはよくわかる。いい評価をもらえれば単純に嬉しいし、自分のやったことが間違いじゃないという自信にもなる。それが悪いことだとは言わないが、気に食わないことを削除してしまうのはいかがなもんか。
 怒られているうちが華だ、なんて言われて育った学生時代を思い出す。怒られなくなることや厳しい意見を言われなくなること、すなわちそれは興味を持たれなくなっているということと同じなのだ。
 批判する人ってのは、好きでもないくせにその人のことを調べあげ言動行動に常に目を光らせている。これほど熱狂的なファンはいないだろう。そう思えるようになる人間、もしくは他人の評価を気にせず自分のやりたいことを貫き通すことができる人間に、人は魅力を感じ憧れる。ような気がするのだが。

 ただ今の気持ちを吐き出すだけの男性は、何の気なしに「死にたい」とつぶやく。いわゆる鬱イートってやつだ。はっきり言ってこういうつぶやきはどうでもいい。勝手にしてくれと思う。
 メンヘラかまってちゃんっていうのは、一種の露出狂じゃないかと思う。死や傷という極限状態をネット上で人に晒すという行為は、局部を晒すことで社会に存在を示す孤独さとどこか似ている。もうかまってもらう手段がこれ以外に無いのだ。かまってちゃんは背水の陣の時、こうなるのだろう。
 しかし、こういうやつに構うやつも構うやつだ。単純にいい人すぎるか優しい自分を演じる策士か、同類のどれかだ。かまってちゃんという人格を育てるのは明らかにこういう人たちだと思う。
 気持ちを吐き出すだけと言っても、どこかで誰かの反応を待っている。人とのつながりを少しでも感じたい、そんな心情がうかがえる。
 顔も見たことがないような軽薄な人間関係に心の拠り所を求めることは、一人でいることよりも孤独だ。そう思ってしまう。

 

 たくさんの友人に囲まれ、恋人を持ち、良いものを食べ、充実した仕事をすること。SNSを見ているとそれが人間の幸せであると決めつけられ、強要されている気分になる。
 それはきっと私がほどほどな人数の気の合う友達と密接なつながりがあればいいと思っていて、恋がめんどくさいと思っていて、食べ物に興味が無くて、ありふれた仕事に就いているからだろう。羨んでいないと言ったら嘘になる。しかし、今が充実していないかと訊かれれば、そうでもない。
 一言一句に反応してくれるような友人がいなくとも一言連絡すれば会える気の合う友人がいて、本や映画を見て良い作品に出合った時は恋をするときめきに似た感情を持つし、煙草を吸ってるだけで満足するし、職場のまったりとした空気はとても心地よい。これはこれで幸せな状態なのだ、私の中では。
 しかし、SNSはそれを許してくれない。人とのつながりが軽薄だからこそ、わかりやすい事柄の中でしか幸せの尺度を測れないのだ。
 これは結果として、無個性な人間を生み出すことにならないかと危惧する。
 これをすれば幸せ、これをすれば人気者、これをすれば慰められる。もうすでにそんな世の中になり始めている気がする。


 書いてて思うけど、やっぱり私はこの手のコミュニケーションが苦手だ。
 ツイッターも、コミュニケーションツールだと思ってない。独り言を口に出すのは恥ずかしいので、画面に向かって叫んでるという感覚。それでなんか反応してもらえたら嬉しい、その程度だ。
 きっとこれからもFacebookは放置するし、ラインもスカイプも使い方がいまいちわからないまま過ごすんだろう。
 でもまあそれはそれで、それが自分なので、しょうがないね。

 

 

【映画】【本】笑いの向こうに生と死を見つめる、けっこうまじめに。『まほろ駅前狂騒曲』

 我が家はどちらかといえば放任主義であった。私がやりたいと言ったことに、基本的には賛成しそして協力してくれる両親だ。

 唯一反対したのは私が専門学校に行きたいと言ったとき、大学に行った方が将来が安心、という理由から猛反対された。今も昔も目先の楽しさばかりを求める人間である私だが、その時ばかりは立ち止まって考えた。が、考えは変わらず結局反対を押し切り専門学校へ行った。

 今でも両親は「あのときのあんたの選択は間違ってなかった」と言ってくれる。自分では「まあ、そうかな」程度には思うが、一度は反対をした両親からそう言われると、単純に自信が持てる。

 気にしてないようでいてちゃんと見ていてくれて、肝心なところで自分を律してくれる。そんな関係性が身近にあることを幸せと感じるのは、結構むずかしい。

 

「まっとうに愛されて育ったやつは、やっぱり残酷でいけない」(『まほろ駅前狂騒曲』 139頁)

 映画でも原作と同じような台詞が行天の口から語られる。多田が行天に「子供を預かることになった」と告げるシーンでのことだ。何気ない一言のようだが、行天の生い立ちの暗さを見せつける重要な一言だ。

 幸せに気がつけないで育つこと。それが行天の言う「残酷さ」なのかもしれない。見終わってから、まずそんなことを考えた。

 

 

 

 三浦しをん原作の『まほろ駅前』シリーズは、一作目の『―便利軒』が直木賞を受賞、シリーズ外伝として『―番外地』、そして完結編の『―狂騒曲』と三作に亘って続く人気シリーズだ。

 いずれも多田と行天を中心に描かれており、笑いあり涙ありのドタバタ人情ストーリー(とまとめるのはあまりにも下手くそだが)である。

 さらに、原作はすべて実写化されている。―便利軒』は大森立嗣監督で映画に、―番外地』はオリジナルストーリーを加えながら大根仁監督で連続ドラマに、そして―狂騒曲』でまた映画に戻ってくるという、少し変わったシリーズ展開となっている。

 昨今の漫画や小説が原作の実写化の場合、キャスティングがどうのとか原作と違うからどうのとか、そういう文句は腐るほどある。が、『まほろ駅前』シリーズに関してはそういった文句をまず見ない。むしろ、「あれが多田と行天の姿なんだ」と見る側に納得させる力を持っている、数少ない実写化だ。

 

 『まほろ駅前』に関して今さら説明するのはやや面倒なので、とりあえず過去の実写化作品の予告でも張ってお茶を濁そうと思う。


映画『まほろ駅前多田便利軒』予告編 - YouTube

 


まほろ駅前番外地 フラワーカンパニーズ - YouTube

 

 そして、本日公開の最新作が『まほろ駅前狂騒曲』である。


映画『まほろ駅前狂騒曲』最新予告編 - YouTube

 

 瑛太・松田龍平高良健吾大森南朋新井浩文……サブカルクソ喪女が泣いて喜ぶキャスティングであることは間違いない。さらに―狂騒曲』では永瀬正敏まで出てくる。サブカルクソ喪女最強パーティー、ここに極まれり。

  

 2011年に―便利軒』が公開されてから今に至るまで、特に主演の二人の活躍は目を見張るものがあった。

 瑛太は今までも映画にドラマに幅広く活躍していたが、最近では『最高の離婚』の評価が特に高い。私も見ていたが、作品自体の出来も素晴らしく、瑛太演じる光生(みつお)のつかみどころが無く憎めないキャラクターは、彼だからこそ演じられたと思う。舞台でも活躍しており、フィールドを選ばずどこでも活躍できる俳優であることを証明し続けている。

 松田龍平は昨年『舟を編む』が賞レースを総舐めにしたことが記憶に新しい。 真面目で口数が少なく、女性に奥手だが、やるときはやる。つくづく三浦しをん松田龍平の親和性を思い知ったものである。

 映画を中心に活躍しているイメージが強かった龍平だが、そのイメージを簡単に打ち破ったのが『あまちゃん』である。龍平が公共放送の朝ドラに出演し、社会現象(と言っては大袈裟かもしれないが)になるなんて誰が予想できただろうか。私が知る限りでは、ミズタクから龍平に興味を持ち、彼の過去の作品を見始めた人々が結構いる。テレビの力恐るべし。

 

 そんな二人の活躍が世間的に注目されている中での―番外地』のドラマ化は、ファン層を広げるために非常に大きな役割を果たしたと言っていいだろう。

 三つの予告編を見てなんとなく感じるかもしれないが、映画とドラマでは少し毛質が異なってくる。そもそも、原作は多田と行天の過去がしっかりと描かれており、その内容は決して明るく楽しいものではない。ほの暗さや生々しさが背後にある上で物語が進行する。映画はおおむね原作に忠実なので、そういったほの暗さが見え隠れする内容になっている。

 が、ドラマは違う。龍平が「何でもない、ゆるい日常をやりたい」と言ったように、金曜の深夜にぴったりなコミカル寄りの内容となった。深夜枠としては異例の視聴率だったようで、ドラマから『まほろ駅前』の存在を知った人も多いのではないだろうか。もう一回言っちゃうが、テレビの力恐るべし。

 

 原作・映画・ドラマ。良い意味でそれぞれ違う毛質を持った作品になったが、この『まほろ駅前』には一貫しているテーマがある。

 ”幸福の再生”である。

 物語の中では三年間が経っている。その間多田と行天はゆっくりと成長し、幸福の再生とは何か、再生させるにはどうしたらいのかを模索する。

 ―便利軒』―番外地』ではどちらかといえば多田の過去に触れる場面が多い。彼は前妻との間に設けた子供を亡くし、その後離婚。今でもそれを引きずったままだ。新しい恋にも臆病になってしまい、なかなか踏み出せないでいる。

  そして―狂騒曲』では行天の過去が洗い出される。彼は幼いころ親に虐待を受けており、その影響で自分も同じことをしてしまうのではないかという恐怖から、子供と接することを拒んできた。

 しかし、―狂騒曲』で答えが出る。自分たちは「幸せになっていいんだ」

 

 

 

 私が見たスクリーンは満員とまではいかなかったが、午前中の上映だったわりに人が入っていたかな、という印象だった。圧倒的に男性客が多かったのには驚いた。年齢層は多田と行天より少し年上といったところだろうか。

 時折声をそろえて笑えたり、クスッとさせるシーンがあったのは嬉しかった。会話の部分では原作の三浦しをんが携わったおかげもあってか、かなり自然でそれが笑いを誘っていたように感じる。絶妙な間や細かく視線を交わらせながら会話する部分などは、プライベートでも仲の良い瑛太と龍平だからこそできる業であろう。

 

  正直なところ今回の―狂騒曲』は、具だくさんの薄味塩ラーメンを食べたあとのような、「さっぱりしてたしボリュームもあって美味しかったんだけど、なんかものたりないんだよな」という感想を持った。逆に言えば、原作のボリューム感をよく二時間でまとめたな、とも言える。

 辛気臭い団体のこと、バスジャック事件、はるちゃんを預かる依頼、多田の恋模様、行天の過去。様々な出来事が同時進行すれば、そりゃあこうなってしまうわけだが、個人的にはとても物足りなく感じてしまった。

 しかし、それを補うのが瑛太と龍平の演技力の高さである。長くこの役を続けてきたということもあり、安定感は抜群だ。役になりきる、とかそういう話の次元にいない。瑛太と龍平でなければ『まほろ駅前』が成立しない領域まできている。

 特に、事務所でお互い向き合い話をする場面は見応えがある。瞳の動きや語尾の音程、体の揺らし方や指の動きまですべてから感情が読み取れる演技は素晴らしいの一言に尽きる。

 

 さらに、忘れちゃならないのが『曽根田のばあちゃん』の存在である。

 なんとこの曽根田のばあちゃんは―便利軒』の原作で一行目から登場しているというのに、今回やっと登場人物として姿を現した。息子から依頼されて見舞いの代行を行っているのが多田便利軒なのだ。

 終盤、病院の屋上に多田、行天、そして曽根田のばあちゃんが揃うシーンがある。沈んでいく夕日を見つめながら、曽根田のばあちゃんは「死」についての話を始める。次が最後の春になるかもしれない、と。

 まほろの世界には、あらゆるところで生と死のにおいを感じる箇所がある。たとえば、多田の子供は死んでいて、行天の子供は生きている。それなのに自ら自分の子供を避ける行天に怒りをぶつける多田の姿も―便利軒』で描かれている。

 オレンジ色の光を受けながら、行天は言う。

「俺はあんたのこと、なるべく覚えているようにする。あんたが死んじゃっても、俺が死ぬまで。それじゃだめ?」

 曽根田のばあちゃんとの会話の中で出てきた言葉であったが、子供を死なせてしまった過去を背負い続けて前に進めなかった多田の背中を押した、「幸せになっていいんだ」と言う言葉に思えた。

 行天の子供を預かり一緒にいることで、「行天は自分の親とは違う」ということを自覚させ自信を持たせてくれた多田への不器用な感謝だったのだろうか。

 生と死を受け止め、幸福の再生に向けてまた一歩踏み出した多田と行天を見た、そんなシーンだった。

 

 できれば、前の映画とドラマを見てから今回の―狂騒曲』を見に行った方が良いと思う。

「ユラコーが成長してる!」とか「多田の携帯がiPhone5に変わってる!」とか「行天まだ漫画読んでる!」とかそういう継続して見てないとわからないネタが結構あるからだ。

 そして、―狂騒曲』を見たあとは原作をぜひとも読んでいただきたい。このブログを書く上で、パラパラと読み返していたが、結構いい台詞や場面が抜け落ちてしまっている。時間の制約があるからやむを得ないことではあるが、特に―狂騒曲』は映画と原作の併用をオススメする。

 ちなみに、原作と映画では最後が異なる。もちろん、続編を作るためだろう。

 

 

 

 最後に、三作を通して私が一番好きなシーンを書き起こして終わりにする。

 

 

 多田は由良のまえにしゃがんだ。「死んだら全部終わりだからな」

「生きてればやり直せるって言いたいの?」

 由良は馬鹿にしたような笑みを浮かべてみせた。

「いや。やり直せることなんかほとんどない」

 

(中略)

 

 由良はドアを開けて家に入ろうとした。

「聞けよ、由良」

 多田はその手をつかみとめた。「だけど、まだだれかを愛するチャンスはある。与えられなかったものを、今度はちゃんと望んだ形で、おまえは新しくだれかに与えることができるんだ。そのチャンスは残されている」

 由良の手が多田から離れた。閉まりかけたドアに向かって、多田はつづけた。

「生きていれば、いつまでだって。それを忘れないでくれ」

 

(中略)

 

「今度は防弾にしようよ」

「差額を払うんなら、ご勝手に」

 多田は言った。「助手席のドアの塗装代も天引きされるってこと、忘れないでくれ」

「生きていればはらいきれるかな」

 行天は楽しそうに笑った。「いつかは」

 

(『まほろ駅前多田便利軒』 文庫 163-164頁)

 

 

【テレビ】世にも奇妙な物語深夜版にテンション上がって書いた

 もうご存知であろうが、本日10月17日深夜26時20分から『世にも奇妙な物語 真夜中の特別編』が放送される。

 『世にも~』ファンの間で名作・恐怖作と言えば必ず名前が挙がる5作品が放送されるとあって、ファンはもちろんそうでなくとも録画予約必須・最高画質でブルーレイに落とすこと必至である。

 

 ちなみに、私も一時期『世にも~』にハマった時期があった。今夜放送される『懲役30日』は特に人気が高く、未視聴だったためまずはこれを見た。正直、ファンが高評価するほどのエグさは感じなかったが(グロ映画とか大好きなので)、ラストの映像には衝撃を受けた。怖いのとかエグイのとかは苦手……って人もいるだろうが、三上博史がボロボロに傷ついていく様は最高に性的で興奮するので頑張って見てほしい。

 

 『死ぬほど好き』『おばあちゃん』『三人死ぬ』『サブリミナル』以上四作品は未視聴なので、とても楽しみである。中でも『サブリミナル』はあらすじを読むだけでもかなり狂気的な内容になっているようで大変楽しみだ。この高齢化社会の中放送しちゃうとは、勇気あるな。

 

 それじゃあここで、私が好きな『世にも~』シリーズ作品の紹介をちょっとだけしてみる。

 別の記事でも何度か書いているが、私はSMAPオタクなので、まずはメンバーが出演した作品の中で特に好きなものを紹介する。

 

・BLACK ROOM

 木村拓哉主演。非常にシュールな内容だが、印象深くいつまでも残る作品である。その名の通り、暗い部屋の中で繰り広げられる、父母息子の会話はテンポよくそして自然(いや、不自然かも)。結末の意外性に笑わずにはいられない。

 

・13番目の客

 草彅剛主演。脚本のすばらしさはもちろんだが、草彅の演技力の高さが輝る。主人公にどっぷり感情移入してしまうため、ラストの絶望感には覚悟しておいた方がいい。何度見ても色褪せず、新鮮に感じる作品。

 

・トイレの落書き

・言葉のない部屋

 どちらも木村拓哉主演。説明不要。とにかく見て。世界よ、これが木村拓哉だ。

 

 という感じで、圧倒的たっくん率。いや、オトナ受験とかヘイトウイルスとか好きだけど……ごろさんとしんごのもなんか見たけど……人に勧めるなら上記に挙げた4つだな。SMAP好きでなくとも楽しめる作品。ぜひどこかで探して見てください。

 

 その他好きなやつ。

 

・美女缶

 妻夫木聡主演。これも『世にも~』ファンにはお決まりの作品。感動系寄り。

 共演の臼田あさ美がとにかくかわいい。私が見た臼田あさみ史上最もかわいいと言っても過言ではない。そして、「人ってこんなに妻夫木聡に嫉妬できるんだ」ってくらい嫉妬する。臼田あさ美かわいい。最後に余白が残る脚本が『世にも~』らしい作品。臼田あさ美かわいい。

 

・マンホール

 香川照之主演。シュール系の中でイチオシ。テンポが良く笑えるのに超ブラックなラスト。いい大人たちがまじめにネズミの被り物かぶって演技してるのを見てると、本当テレビっておもしろいなあって思う。荒川良々演じるネズミが最高すぎる。生態系のてっぺんはネズミかも知れない。

 

・山田祭り

 阪田智靖主演。約1分半のショートストーリー。じわじわ不気味。しばらく「山田! 山田!」っていう声が頭から離れなくなるから寝る前に見るもんじゃない。

 

ズンドコベロンチョ

 草刈正雄主演。説明不要。とにかく見るべし。

 ちなみに、『世にも~』のストーリーテラーであるタモリさんが一番好きな作品もこのズンドコベロンチョだそう。そして脚本はあの北川悦吏子。あすなろ・ロンバケズンドコベロンチョ

 

 その他、マジで怖いだろう『急患』『雪山』『見たら最後』その他90年代の作品はもうちょっと元気な心理状態の日中に見ることにする。

 

 見始めたら止まらなくなっていつの間にか日が落ちて外が暗くなってもちろんパジャマのままで家から一歩も出て無くてそりゃあやる気も起きないから風呂入って寝るだけっていう休日を送ることになるから、ハマりすぎには注意しよう。

 

【アイドル】またSMAPライブに行ってきました 9/20札幌ドーム

「会場が日本なら行けるね」

 こんなことを真顔で言うようになるから、金を持ったオタクはたちが悪い。

 大阪に行くことすらためらった学生の頃。なるべく安い交通手段を選ばなくてはならず、ぎゅうぎゅうの4列シートに収まって一晩バスに揺られ、早朝着いたはいいが何もすることが無く、薄暗い街をただひたすら歩いて来た道を戻ってを繰り返していた不審者だったあの頃。

 あの頃の私へ。私は今、アイドルの追っかけのためにサッカーチームが作れるくらいの福沢諭吉を1ヶ月間のうちに使っています。すでに控えの福沢諭吉がアップを始めています。えへへ。

 

 ということで、人生初北海道札幌市。SMAPのおかげでススキノのニッカウヰスキーも見れたことだし、短い旅だったが中身の濃い旅になった。

 さらに、今回はとんでもなく席運が良くコンサートという点でも充実していた。後に書くが、とんでもない事件も発生した。スタンド最前列の強さたるや。

 

 セットリストは前回行った東京ドームとシングルコーナー以外は基本的には変わらないので、印象深いところを抜粋してメモしておくことにする。

 

 

【9月20日 札幌ドーム】

●Mr.S

 衣装が変わってる! 生地がキラキラ光る光沢感のある豪華バージョンに変更。おそらく京セラから変更になっている様子。ということは、あの地味バージョンは東京一回きりなのか……それはそれでレア。

 

●ココカラ

 つよぽんソロでの恒例行事ぎゅっスマ。それぞれ思い思いの場所にマイクを押し付ける4人。中居さんはつよぽんの頭の上にマイクを立てる。

 つよぽんついに言った。「みんな助けて~;;;」

 こっちだって助けに行きたいWA!!!!!!!!!! てかそのトロッコ乗りたいWA!!!!!!!!!!!

 

●シングルコーナーゲスト登場

 ドラマ『昼顔』から上戸彩さんと北村一輝さんが登場。中年おじさま俳優オタクでもあるワタクシ、ペンライトを振りながら「カズキ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」と叫ぶ。

 北村さんはチョコザイの真似をしながら登場。くうううカズキかわいいよカズキ。とか思ってステージ見たら、本物のチョコザイが目の前に現れて我粉砕也。(ワレフンサイナリ)

 あの動きと「ねえねえ」だけで人を粉々にできることわかってない。もはや生物兵器。もちろん会場「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!??????????」ってなる。

 

 最終回の撮影中とのことで、内容が気になる中居さん。

「さいしゅうかいどうなるの~?」って両手でマイク持ちながら質問してた。

「まさひろくんはふりんドラマなんてみちゃだめだよ~」って答えたくなる感じだった。まさひろ君41歳。

 

●MC

 札幌を超楽しんでるたっくん。何がそんなに彼のテンションを上げているのかわからないけど、とにかく楽しそうなたっくん。

 いままでのツアーは札幌スタートが多かったって話。

 

 たっくん「正直ひでー(笑) 正直みんなごめん(笑)」

 

  これ公開リハかな? ってかんじだったよな(笑)みたいな話してて、この人たち自覚してる(笑)ってなった。

 今年の東京初日を当てた子が「やった~! 公開リハに行ける~!」って言っててド新規はなんのことやらと思ったけど、なるほどそういうことか(笑)逆に見たいわ(笑)

 

  ごろさん「今回は大丈夫。ちょうどいいんじゃないですかね」

 つよぽん「今日(今までで)一番でちゃうんじゃない?」

 ごろさん「ここから抜けてくばっかりだからね」

 

 ロハスの楽屋トーク。このあと一か月の間があくのに抜けてくばっかりなごろさんが心配でならない。

 

 シングルコーナーで弾丸やるかも知れなかったけど、振り付けがやばかったよなって話。

 会場から\弾丸やって~~~///の声。そんなのルール違反甚だしい! やらないよ! っていう雰囲気の中に突然、

 

 中居さん「おい! 目ェ覚まそうぜ!? みんながやりたいっていうのやるのがSMAPだろうがよ!?」

 

 え?????? なにどうした????? それどんなテンション?????

 中居さんが一番やらないって言いそうじゃん!? え!? 笑い半分困惑半分って感じだった私のまわり。

 

 中居さん「みんな、だれにもいうなよ!」

 

 とか言って弾丸のイントロ歌い始める中居さん。

 ここからがかの有名な『SMAP2014札幌チンポヨの変』である。(?)

 

 中居さん「チンチンポヨ~……チンチンポヨ~……(小声)」

 たっくん「お前なんだよそれチンチンポヨポヨって!?(大声)」

 

 チンチンポヨポヨ????? え????? だからどんなテンション?????

  地方ってこんな自由なのかよって思った。国民的アイドルであり月9の常連が5万人の老若男女の前で「チンチンポヨポヨ」とか言っちゃえる自由さ。はるばる札幌に来てよかった。

 そして下ネタ言ってたら福岡のコンサートでPTAから苦情がきた中居さん。まあお子様たくさんいらっしゃいますから! 幼稚園とかで「昨日すまっぷがちんちんぽよぽよっていってた~! ちんちんぽよぽよ~!」とか言っちゃう可能性あるからね。クレヨンしんちゃんに匹敵する影響力あるからね。

 

 中居さんが一人で弾丸を踊ってる後ろでその様子を見つめる4人。なんだか今日は機嫌がいいおじいちゃんを見つめるかのような優しい眼差し。多分会場全員がそんな感じで見てた。

 やりきって「声枯れた」とか言ってカッスカスの声になってる中居さんに

 たっくん「サイッアク……(笑顔)」

 2TOP永遠なれ。

 

●Battery

 曲前の映像と一部音楽が変わってた! 東京の時は映像で次Battery来るってわかっちゃった(それでいいのかもしれない)けど、転送されていく時の状態がドットじゃなくて液体みたいな感じでヌル~っと転送されていくように変わってたから、セトリ知らない方はワクワクできたと思う。実際、隣の席のマダム達は「なに? なになに?」っつってた。可愛かった。

 

 オープニングでも衣装が変わってたしここでも映像が変わってたわけで。

 先週の中居さんラジオ聴いてたんだが、ライブ終わってから家帰ってその日のライブ映像をずっと見てたらしい。3時間半ずっとってあんたそりゃホッケ買う以外金使わないわな。

 って言う話を聴いて、今回の変更は事前の予定にはなかったんだろうなあって思いまして。もしかしたらいくつかのパターンが用意されてたって可能性もあるけど、特に衣装なんかはそこまで準備してる余裕はなかなかないと思うんですよね。

 だとすると、ここからは完全にワタクシの憶測ですけど、東京終わってからやっぱり登場の衣装が地味だ、どうにかならないかってことになったとして、そっから新衣装がいつ初出しだったのかわからないんですが、少なくとも札幌にはあったから2週間以内には出来上がってるってことで……大阪からだとしたら間3日だからね……衣装班のみなさまには足向けて寝られない……同じパターン使うにしたって生地とか付属品とか手配するのにだって時間かかるのに……考えただけで寒気する。

 公演を重ねるごとに進化していく本人たちを支えながら必死についていくスタッフのみなさん。すごすぎる。スタッフさんがいなければ何もできないってあんな大スターたちが言うけど、こればっかりは本当その通りだと思う。大スターを支えるのもまた、超強固な縁の下の力持ち最強職人軍団なのだなあと感じた。

 

●Mistake!

 たっくんの「ミステ~イク」に合わせて中居さんが「ミステ~イク」って口パクしてたのが最高にテンション上がった。このくらいのことで騒げるから2TOP厨って超低燃費。

 

●コントコーナー

 しんごのアナ雪。めっちゃ強そう。足で踏んだところから氷が出てくる~みたいなシーンの再現してたけど、完全にゾウがアリ潰す動作だった。強い。

 「えい~がはみていないわ」って(笑)見てないのか(笑)

 

 ごろさんのCCB。MCの弾丸の流れを引きずってごろさんも「ティンティンぽよ~!(ヤケクソ)」っつってた。ありがとうごろさん。その思い切りに感謝します。そなたは常に愛くるしい。

 

 たっくんのヒカル。ススキノに3号店を出したそう。隣のマダムが「え~♡いくいくいくぅ~♡」って興奮してた。かわいい。みんなでいっといで。

 今回初の王子様! 最初彼女? なのか奥さん? が誕生日なのかと思ったら、こっちこっち! って隣の男性が指さされて、たっくんも「!?」ってなる。そんで、「自分で言え!」って素人にも厳しさもって接するプロ意識。木村拓哉目の前にしたら誰だって声を失い地に伏すしかできなくなるってこと全然わかっちゃいないんだからまったく。

 

 つよぽんの新入りの巨人。なんか頭に小さいものを乗せているのが見える。「カメラさん、ヘルメットぬいてください」ってまるでリハーサルのような指示を出す庶民派つよぽん。黄色いヘルメット乗せてて、これで巨人のサイズ設定を理解しろって言ってた(笑)

金平糖かと思ったら五稜郭だった」

「テレビ塔と時計台のてっぺんに洗濯ロープ」

「マカロンかなと思ったら札幌ドーム」

 あるあるネタをひたすら続けるあたりの精神力の強さも褒めたたえたい!

「今度ジンギスカンやってみようかな」

 己が肉丸出しだというのに! つよぽんの天然ギャグセンスに嫉妬する。

 

 中居さんのするめさん。内股歩き登場に発狂する。円盤が出たら速攻でVineで撮って永遠に見続けたい動きしてた。

 せんちゃんうちわ「まだ口が出る前」

 にかちゃんうちわ「整形前」

 城島リーダーうちわ「かっこいいねぇ。ほっしゃん。見ると思い出します。ほっしゃんじゃないよね? ……よく走ったね、わたくしだったら断ります」

 あなたも相当しんどいことやったけどね……! しかし24時間走り続けられたらこっちが精神持たないのでお断りしていただきたい所存。リーダー担の方々、その節は本当にお疲れ様でした。

 今年は40代ジャニーズ頑張りすぎだよなって改めて思ったし、そろそろリーダー会議しよう。中居城島坂本でリーダー会議しよう。

 

 踊り終わったあと「はあ、はあ、はあ……」って息を切らすするめさん。

 HA??????? 自分が可愛いの知っててそれやってる???????

 って疑問持つこと多々だからね……あざといの先を行ってるからあの人。自分の可愛さを計算しつくしてるしその可愛さを発揮する瞬間までわかってるからあれはもはや学者。 

 そして、その可愛さに素直に「中居君かわいい~♡/////」って言えるファンになりたい人生だった。(今さら無理)

 

・Top of the World

  終盤中居さんソロで「未来はこの空の向こうさ~」って歌ってて、友達と「壮大……!」って感動してた。間違ってんのに。ロマンティック★中居正広

 

 

 と、こんな感じで本編終わりまして、ここから我々に起こった事件の内容を説明していきたいと思う。

 はじめにも記した通り今回の席運は尋常じゃなく良くて、スタンド最前列という一生に一度の経験であることが容易に予想できる席だった。また、お隣の席のお姉さまそしてマダム達も大変良い方々であった。私のすぐ隣のマダムはたっくん担らしく、ずっと「タクヤ~♡」って言ってて、切に木村拓哉の量産を願った。ぜひひとつこのマダムに差し上げてほしい。

 

 外周のトロッコが動く度に今か今かと5人の通過を待ちわび、自分たちの前を逸れる進路になると一気に落胆する。そんな謎の一体感が面白かったわけだが、終盤で個人トロッコが回ってきたときに事件は起こった。

 友人のたっくん担が『キャプテン打って』と書かれたうちわを作ってきたのだが(なぜキャプテンかという点については、たっくんのラジオを聴いてください)、なんとたっくんがそのうちわに反応してくれたのだ!!!!!

 もう記憶がすっとんで何の曲の時だったか忘れたが、バックステージ側からこちらに向かって青いスーツが動いてきて、友人の目の前に来たその時、

 

 たっくん「バ~~~ン!!! (ウインク付き)」

 

 え????? うそ????? 今の何?????

 国民の彼氏略してミンカレからそんな王道ファンサービスもらっていいの????? チケット代だけでこのサービス受けられるの????? 来月税金多めに払うかんじ?????

 

 友人の隣のお姉さまが「今のは絶対これ(うちわ)だよ~! よかったね~!」って感じで祝福してくれた。やさしさの塊すぎる。そりゃあ友人も涙目になる。

 やっぱり木村拓哉が目の前に来るとなると緊張感がハンパじゃない。友人はうちわを出すの躊躇したって言ってたんだけど、勇気出して主張してよかったね! ミンカレがミンカレである所以を間近で見てしまった瞬間だった。

 

 そのあと、(だったか前だったか)(本当にこの辺興奮してて記憶曖昧)つよぽんが目の前に現れて、一生懸命手を振ってアピールしてたら

 

 つよぽん「ウエエエ~~~~~~イwwwww」

 

 みたいなノリで身を乗り出して両手で手を振ってくれた。かわいい。とんでもなくかわいい。つぶらな瞳がキラキラ輝いてた。

 たっくんが国民の彼氏なら、つよぽんは国民の同級生。ミンドウ。

 授業中寝ているつよぽんのことを先生が見つけて「じゃあ次、草彅」っつって教室が「クスクス」「つよしくんまた寝てる~」「ったく草彅は……(笑)」みたいな空気になってんの簡単に想像できすぎるし、体育祭で人一倍張り切ってて応援歌に合わせてバク転してるところとか実際あったでしょってくらい鮮明に思い浮かぶ。

 あの日から昆布ポ○酢のCM見るたびドキドキしてるからね。そろそろ鍋の季節。

 

 ビートフルデイ終わってダブルアンコなしで終了。規制退場のアナウンスが流れると一気に夢が覚めたような、そんな感覚になった。

 自分たちのブロックが呼ばれて席を立ったら、隣のマダムが私の肩をトントンと叩いて「ありがとう! 楽しかったよ!」って言って去って行った。私SMAPじゃないのに、すごく嬉しそうな晴れ晴れとしたお顔だった。こちらこそマダム達のおかげで楽しかったです! この場を借りてありがとう!!!

 土地柄なのかな……北海道はあったかいどう……!!!

 

 

 最後にすごいでっかいお土産を持って会場を出て、そのあとススキノに行って超超超上手い刺身をしこたま食べて、興奮して寝れないかと思ったら結構しっかり眠って、パンケーキ食べて帰った。

 帰り道、早くもたっくんロスに陥った友人は、HEROで久利生さんが着てたVANSのTシャツをネットで買ってた。ミンカレは経済をも操る。もはや財界のドン。

 

 そんで次は福岡に行ってまいります。さらに強行スケジュールで、今度は日帰り。せめて明太子おにぎりくらいは食べたい。低い目標設定。

 

 

 

 ここまで木村拓哉を持ち上げたわけだが、最後に落としておかないと地球のバランスが崩れそうなので言っておく。

 しんごがなんかの曲のとき自分がつけてたサングラスを会場に投げて、見事アリーナ客席内に落ちたんだけど、それを見てか見ずか、たっくんが去り際にしんごと同じく自分がつけてたサングラスをバックステージから真後ろのスタンド席に投げ入れようとして思いっきりぶん投げたんだけど、綺麗に壁にぶつかってそのまま通路に落ちて、カメラに向かって「おやすみ(イケボ)」っつって去って行った国民の彼氏木村拓哉って最高にかっこいいよね。

 

【アイドル】SMAPライブに行ってきました 9/8東京ドーム

 今までいろんなオタクを見てきたが、ジャニオタほど他のオタクと『共有』することを重んじるオタクはいないと思う。

 一部では『同担拒否』とかいって、自分が好きな人物のファンを嫌う小難しい方々もいるが、基本的には楽しかったことや個人的に仕入れた情報を自分だけで留めずに他者に発信し、そして感情を共有したいファンが多いように思う。

 まず驚いたのは、雑誌やパンフレットの内容を共有するために個人でスキャナを持っているファンの多さである。私は自宅で印刷をするようなことがあまりないのでとても古いプリンターしか持っていない。今の時代スキャナつきのプリンターが主流だからなのかは知らないが、漫画家やイラストレーターが使うものというイメージがあったのでこれには驚いた。

 また、地方番組やBSなどにタレントが出た際には、ほぼリアルタイムでレポートが上がってくる。画面の写真つきで一言一句逃さず文章化し、ツイッターに続々と投稿されていく。関東圏の人間である私もそのツイートのおかげで、見ることができなかった番組も楽しむことができる。ありがたいことだ。

 

 そして誇るべきは、レポート能力の高さである。

 コンサートや舞台に行くと、席についてまずメモ帳を取り出すのだ。正直、最中に下を向いてメモをとることがいいことかどうかと訊かれれば、あまり良いことではないのは明確だ。最近ではステージ上のタレントからメモをとっているファンについての苦言があったりするようだし、決して褒められる行為ではない。だがこれも、ジャニオタならではの『共有』したい心からくるものなのだろう。

(個人的には隣の席の人がガリガリガリガリやってたら気になってしょうがないので、メモはほどほどに、とこの場を借りてお願いしたい……)

 一言一句、一挙一動を逃したくないという思いの強さがこの『メモをとる』という行為に表れているわけだが、コンサート・舞台終了後にはこれまた大量の『レポ』がツイッターやブログに投稿され、共有されていく。

 そのレポはどれも臨場感があり興奮があり、そして愛がある。文章がうまいとかうまくないとかそういうものではなく、「私はこんなの見たんです! すごくすごく嬉しい! 楽しい! 大好き!」という文章が読んでいて心地よいのだ。

 二次元のオタクの中でも『布教』とか言って自分の好きな作品を他者に勧めるファンの行為はよくあることだが、時に押し付けがましい場合がある。熱があってもコミュニケーションがうまいこと取れないとそうなるのだ。

 物事を楽しんでいる人の話を聞いていれば自然と興味がわいてくるものだ。ジャニオタは、自分が楽しんでる姿を見せるのが上手いのだろう。

 

 と、いうことで(?)去る9月8日、ついにSMAPのライブに行ってきた。コンサート会場を『現場』、自分が好きなアイドルを『自担』と言うのに最近慣れてきたばかりだが、5大ドームツアーに参加するとだいぶジャニオタとしての自覚がわいてくるものだ。極めつけは、物販に並びあの大きなうちわを買う。もうこれで私がイメージしていたジャニオタの完成である。ああ、ついに私もここまで成長したか。うふふふ。

 何を言っているのかと思うだろうが、コンサートに行くまで私はSMAPがこの世に存在することを信じていなかった。ということを、以前から家族でSMAPのコンサートに行っている友人に言ってみたところ、「私もいまだに信じてない」という回答だったので、コンサートへ行ったあとも疑いは晴れないままである。

 

 そんな疑りの中で書く文章を『レポ』と言うのは大変おこがましいので、以下に書くことはすべて思い出しメモである。

 

 

【9月8日 東京ドーム】

1.オープニング

 うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ本物だあああああああああああああああああああああああああああああああああめっちゃ金かかってるうううううううううううううううううううううううううううううううううううううぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああたっくんの上裸ぎえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

 

2.Mr.S

 実は女性ダンサーさんがSMAPの衣装着て出てきてた! っていう演出についていけず、Aメロはずっと混乱状態。今回のアルバムの中で一番好きな曲なので、この時点でチケット代の元を取った気分に。

 中居さんは本当にピンクがよく似合う大天使であることを確認。

 

3.シャレオツ

4.やりたい放題

5.無我夢中のLIFE

 細かいことをまったく覚えていないが、吾郎さん生で見るとなんかツルツルキラキラしててすごいかわいかった。あと中居さんは大天使。

 

6.心の鏡

 客席の声の大きさで曲が決まる仕組みを理解しておらず、一生懸命「こころのかがみーーーーー」って叫んじゃう。でもMCで20年ぶりくらい? とか話していたので、これは昔からのファンの方嬉しかっただろうな~とほっこり。

 『ピッカピカ』とか歌っちゃう平均40歳のおじさん集団愛おしすぎかな。

 

7.さかさまの空

 きたーーーーーーーペンライト芸きたーーーーーーーーーーー!!!!! 嬉々として青に変える。とんでもない一体感。

 個人的にさかさまの空は振り付けがとっても好き。

 

8.KANSHAして

「タクヤが来るぞおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

(たっくんがトロッコでやってくるときに友達と叫んだその日の流行語)

 気持ちはかってる~のしんごはなんかもにょもにょ言ってて、「最年少とは言ってもあなたももういい大人」ってつっこみを入れた。大きな5歳児。

 

9.ココカラ

 後半のぽんつよちゃんソロのところでSMAP大集合。みんなしてぽんつよちゃんにマイクを向けてぎゅっとなる。意味不明。かわいいの大爆発。かわいいのノーベル平和賞

「いじょ~でぇ~す!」って歌っちゃうぽんつよちゃん。1から10まで全部がかわいい。萌え苦しい。このままでは殺されると悟る。

 

10.夜空ノムコウ

 自分たちの席の前でトロッコが停車し、そのまま花道で歌う。出だしの2TOPは毎回グッとくる。中居さんは大天使だった。

 

11.FLY

 ユースケサンタマリアさんいじりが始まる。つよぽん・しんごが主にしゃべってごろさんは「あんま絡みないよね~」とかストレートに言う。

 なかなか会話に入ってこない木村・中居に対してユースケさんが「全然しゃべらないねふたりは!?」

 そしたらしんごが「今日ふたり居ないんです」って言う。たっくんが椅子の上で体揺らして爆笑する。なんとも平和。

 

 客席からは「フライ!」「フライ!」「フライ!」という具合にFLY派圧倒的有利。ユースケさんがFLYを選んだ瞬間会場に悲鳴。しんご「今日一番盛り上がったよ」FLY過激派の勝利である。

 

 また5人でひとつのトロッコに乗って歌う。中居さんのソロが画面いっぱいに抜かれる。とんでもねえイケメン。そしてお歌が上手になってる。歌手だったんだ、天使かと思ってたからびっくり。

 

12.BANG!BANG!バカンス!

「バ~ンバ~ンバ~ンシュビドゥビドゥビドゥッビバッカ~ンス」

 の部分を中居さんが

「ば~んば~んば~んしゅびどぅびどぅ○△□※☆◎ばっば~~~ん!!!」

 と、わざわざひらがなに変換して歌う。どうにかなるかと思った。このかわいさを適切に表現できる語彙を私は持っていない。お手上げである。

 ひらがな変換が気に入ったらしく、最後までやる。なんだこの生き物は。殺されるとまた悟る。

 

13.Amazing Discovery

 PV衣装風のプリントが施されたTシャツを着用。なんだそれーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?!? AD衣装好きなので本物が見れずショックを受ける。

 コンサートでは衣装を見るのも楽しみなので、これはちょっと悲しみを引きずりそうである。が、中居さんのワキワキダンスはかわいさの大暴走だった。

 

14.DaDaDaDa

 その前にMC。とにかく2TOPがバンバンしゃべる。何話してたかまったく覚えてないくらいの衝撃を与える。本当に何も思い出せない。超ナチュラルにしゃべる。27時間テレビの偉大さを改めて実感する。

 

 次のDaDaDaDaへつなぎたいごろさんとぽんつよちゃんが語尾に「Yo!」とかつけ始める。が、度々他の3人に進行を阻まれてなかなか先に行かない。困る2人、遊ぶ2人、そしてまじで話しに入ってくるたっくん。いいよ君なにしてもかっこいいから大丈夫。

 

 交互にダンスするところ、ぽんつよちゃんのキレッキレダンスとごろさんのソフトダンスに個性が出てて、大変かわいいデュエット。まさにロハス

 

15.SKINAIRO

 四方八方からしんごを呼ぶ声。「シンゴー!」「シンゴー!」「シンゴー!」呼ばれて出てきたしんごは派手派手セットアップに金色のごっついスニーカーに警察官みたいな帽子にでっかいアクセサリー。全部私物だということを後々知ったが、最後に出てきた黒いウサギの正体もそのとき知る。

 しんごの闇の深さがすごい。飲み込まれたらたぶん私も「シンゴー!」って叫びだしちゃうンゴ。

 

16.Battery

 待ってましたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!この曲を聴くために来ましたーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

 曲前に映像があって、全員が殺されるっていう内容だったんだけど最後に全員の体がドット状になってどこかに転送される……? みたいなとこまで見て「次Battery来る」ってすぐわかったBattery超過激派。すぐさまペンラを赤に変える。

 

 どこからくるのやら~と思ったらメインモニターの上からあらわれて、絶対王者の風格で息が詰まる。

 いつもの青衣装ではなく、ハンドタオルと同じ配色の黄色地に黒で「Mr.S」と書かれた生地の衣装。キラキラしてたから生地の上からスパンコールたたいたのかな~。もちろん5人別型。SMAP衣装班の仕事の速さには脱帽です。

 

 リミックスバージョンのほうで、まあかっこいい。とにかくかっこいい。さびに向かってジワジワ盛り上がっていく感じがリミックスバージョンの非常に熱いところ。

 英語全然しゃべれないけど空耳で歌詞全部歌えるから歌う。「Battery!!!」だけ自信満々。

 

17.ダイナマイト

18.$10

 Batteryにあわせたリミックスバージョン。震えるほどかっこいい。

 今までのコンサートでもそうだけど、昔の曲をコンサート用にリミックスした曲を集めたアルバム作ってくれたらすげー売れると思うんですけど、そこんとこどうなんでしょうねビ○ターさん。

 

19.Mistake!

20.The Future

 細かいことをまったく覚えていないが、中居さんは大天使。

 

21.Crazy Five

 木村「な~~~~~~~~~~~んざ~~~~~~~~~~~~~んしょ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!」

 客席「な~~~~~~~~~~~んざ~~~~~~~~~~~~~んしょ~~~~~~~~~~~~~~~?????????????」

 

22.Yes We Are

 もはやごろさんオンステージ。癒しの美声。

 

23.One Chance!

 木村拓哉は国民の彼氏。惚れない人などこの世にはいない。

 

24.よわいとこ

 ごろさんの癒しの美声とたっくんの情熱の舞。たっくんのガウンが踊るたびにブワッ動いてとんでもなくかっこいい。

 

25.好きよ

 今回のアルバムの中で2番目に好きな曲。むしろSMAPの歴代バラードの中でもかなり上位に食い込む大好きな曲。

 女性目線の歌詞はもれなく切ない気持ちになるし、ぽんつよちゃんパートの「あなたが似合うと言ってた スカートでめかしこんでくから」っていう歌詞が大好き。

 語呂の関係だとは思うけど、「めかしこんでく」って若い子が言う言葉じゃないからなんか彼らが歌うのすごくしっくりくるなあ、と。

 あとはもちろん最後の中居さんパートのボリューム。本当にありがとうございます。初めて聴いたとき何度も「好きよ」って言ってることにまず衝撃。レコーディング前絶対「俺が歌うのここ?」とか訊いてただろうな、天使だな。

 

 あとは衣装がすばらしい。しんごが緑、ロハスが青、2TOPがピンクでおそろい。ここでも衣装班には大いに感謝である。背中全部ファーだった……毛皮巻いたり、作るのも大変だけど手入れがとにかく大変だろうなって思いながらありがたく見てます。

 

26.オレンジ

27.ハロー

28.世界にひとつだけの花

 バラードの流れ。ハローでご本家出てきてびっくりしたけど、キティさんに絡んでいく中居さんがくっそかわいくてそっちのほうがびっくり。

 

29.Dramatic Starlight

 千鳥格子のロングコートかっこいいよごろさん!!! ソフトダンスでもすっごくかっこいいよ!!! ごろさんのダンスに負けちゃうよう!!!

 最後に4人バックにつけて踊るごろさんはとっても覇王オーラあった。勝てる気がしない。てかロングコート着てるSMAPの覇王オーラハンパねえ。

 

30.拳の世界

 これやらないかと思ってたのでうれしいーーーーーーー!!!!! やはりかっこいい。カップリングにするのはもったいないくらいの良曲。

 

31.アマノジャク

 ずっとユニゾンでかわいい。あと映像がなんかかわいい感じだったんだがよく見なかったので円盤に期待。

 

32.青いイナズマ

 トロッコだったかな? 覚えてないけど中居さんは大天使。

 

33.Top Of The World

 これは盛り上がった~!!! 火がバンバン出てた。

 最後の「Oh~Oh~Oh~」がオリジナルより長くアレンジされてて、そこで5人がサブステからメンステに向かってくんだけど、拳を突き上げて歩いていくのとんでもないオーラだった。

 そのときだけアイドルのコンサートだってことをさっぱり忘れてた。完全にフェスの一場面だった。(フェス行ったことない)

 

 メインモニターの上に帰って行く演出のあとにヘリコプターで連れ去られてくSMAPが映って本編終了。あっさり「Fin」が出てどっと悲しみが押し寄せる。ああ、終わっちゃう、ってこのとき初めて実感する。いつまでも続きそうな雰囲気だったから……

 

34.藍色のGANG

 Bメロあたりからスタンドからマイクをはずして前に出て行くんだけど、ぽんつよちゃん本人はギターを持っているのでマイクを持てず、どうしたかというと周りのお姉さん方に持ってもらうという介護のような光景に。

 君はまだバック転をしなきゃならないんだから、介護はまだ先だぞ!!!

 それにしても周りのお姉さんたちとてもかわいかった。

 

35.Joy!!

 楽しいな! とにかく楽しい曲だ! 思いのほか客席がダンス踊れててうおおおってなる。こういうちょっとしたとこで一体感だしてくるスマオタのみなさんすごいなあ。

 

36.オリジナルスマイル

37.SHAKE

 もう楽しすぎてこの辺なにも覚えてない。けど、ラッキーさんとまったく絡まなかった中居さんが、青年を一人だけステージに残してコソコソ話す。何かと思ったら青年が「SMAPさいこーーーーーーー!!!!!!!」大爆笑。それ言わせるなよ。愛くるしすぎる中居さん。

 

38.らいおんハート

 ここでらいハぶっこんでくるセトリすげええええと思う。盛り上がったりしっとりしたり、非常に忙しい。

 サブステにずらっと5人が並んでダンスするところ本当かっこよかった。照明とか含めて全部が彼らを引き立てる要素になってて、言い方は変かもしれないけど「こなれてるな~」っていう感想。スタッフさんもかっこいいSMAPが見たいんだな~って。

 

39.俺たちに明日はある

40.ビートフルデイ

 あーーーーーーーー楽しい!!!!!

「てきとーのーてーときーととーてときとてーときーととー」

 ここの振り付けが大きく開いた手を左右にふりふりするのとてつもなくかわいかった。顔で笑って心で感涙流してた。あっぱれ!!!

 

41.ありがとう

「こちらこそ!!!!!!!!」

 

 いつになったらジャニオタのような素敵なレポがかけるようになるだろうか……

 

 今後の予定として、札幌福岡に行くことになっているが、もちろん大阪名古屋にも行きたい気持ちはある。

 なので、まとめはまた今度にして、今は飛行機のチケットをとることとご当地おせんべいを買うことに集中したいと思います。