冗談は顔だけのつもりだ

そうさ100%現実

【SMAP】彼らがなにかを発言するまで、感謝も労いもする気はない

 この時期になると「SMAPファンのみなさんが心配……」みたいなこと言われたりするけど、ごめん当事者は一切実感がない。ご心配してくださる方がどうのこうのではなく、1番冷静なのは当事者であるといういい例だと思う。

 

 今だから言えるけど、1月に騒動が起こって、8月に発表があって、私は正直彼らの意思なんだなと思ってた。半年もあったんだから、5人の力があればなんとかなるだろ、なんとかなんないイコールなんともしなかったんだろう、と思っていた。

 だけど月日が流れるにつれ、報道はなんでもありになるし、おかしなことがたくさん見えてきた。ファンとファンじゃない人で捉え方が大きく違うのは当たり前のことだけど、ファンであれば到底信じられない(信じたくない、ではない)ことばかりで、「おや?」という疑問がわいてきた。

 

 12月26日の『SMAP×SMAP』を見た。生放送を期待していた人が、ファンの中でも多かった。私も久しぶりに彼らの生の姿が見られるかな、と淡い期待を抱いていたけど、どんな様子で出てくるのかもすごく不安だった。

 結局、すべて収録で終わった。それだけでなく、5人は1曲歌っただけで、言葉を一切発しなかった。

 でもそれを見た瞬間、「なにも終わらないんだな」と直感的に思った。しかも最後の最後にオープニングを流すっていう、スマスマスタッフさんの強気な演出もあったから、この直感は確信に変わってしまった。

 

 思えば、彼らの口からはっきりと「終了」と言ったのはいつだっただろうか、まったく記憶がない。私が見落としたのだろうか。いや、彼らはずっと確信に触れることについて、“無言”を貫いている。

 あることないこと、散々無関係な人間が騒いでいるのに、当人たちはまったくの無言。これが1番のメッセージだと、私は思っている。

 なにか規制をかけられているのかもしれないし、本当は発言しているのに公開されないだけなのかもしれない。だけど、言わないことでなにかに抵抗してるんじゃないかなと思えてならない。

 

 SMAPファンは、「とにかく中居の言葉を待て」と言っている。私は会員番号90万代の新規SMAPオタクだから、先人たちがそう言っているのを聞いて、なるほどと思いながら、ずっと中居さんの言葉を待っている。

 だから彼がなにかを言うまで、私も5人に特別な感謝や労いの言葉をかける気はない。

 

 来年以降なにが起こるかわからないけど、なにが起こっても耳を傾けるのは本人たちの言葉のみ。彼らが「終わり」と言うなら、私は涙をのんでそれを受け入れる。だけどこのまま無言を貫くならば、なにも気持ちは変わらない。

 彼らが発するサインのようなものを読み取り、良き解釈をするのは、正直疲れる。だけど、ひたすら待とうと思う。支えてくれる思い出は、山ほどある。

 

 

【SMAP】SMAP×椎名林檎は、私が望んでいたはずの共演だった

 平成の幕開けとともに産み落とされた私は、SMAPのいる世界しか知らないわけで、もう2016年が終わるというのになんの実感も得られず、ただ25周年記念のベストアルバムが発売されたことの盛り上がりに浮足立っている。

 発売前の12月19日には、幼心にワクワクしながら作っていた、オリジナルのカセットテープに必ず選曲されていたアーティスト・椎名林檎が『SMAP×SMAP』に登場した。

 まさか今ここで自分の中にあり続けるふたつの音楽がぶつかるとは思わなくて、興奮したしうれしかったんだけど、見れば見るほど苦しくて、気付けば死ぬほど泣いていた。

 

 

 「青春の瞬き」は、ちょっとあまりにも今のSMAPにリンクしすぎていたと思う。

時よ止まれ 何ひとつ変わってはならないのさ

今正に僕ら目指していた場所へ辿り着いたんだ 

いつも何故か 気付いたときにはもう跡形も無い

伸ばす手の先で消え失せる物程欲しくなるんだ

  スマスマで紹介されていたように、この曲は林檎姉さんが以前結成していたバンド・東京事変が解散するときに、アンコールで歌われた曲だった。林檎姉さんはこの曲を栗山千明に楽曲提供したあと、セルフカバーをしてて、そんで時を経てSMAPと一緒に歌ったことで、歌詞のひとつひとつがさらに違う意味を持つことになった。

 単純に「すごい」という感想しかなくて、私が見続けてきた別次元の音楽が、こんなにしっくり交わることになろうとは、と驚いた。多分、事変もSMAPも、伸ばす手の先にあったものが同じなのかも。それがなんなのか、全然わかんないけど。

 

 事変の最後のコンサートでは、「青春の瞬き」のあとにもう1曲歌っていて。「透明人間」という曲なんだけど、これがとても最後にふさわしい、ピースフルで切ないナンバーなのよ。



毎日染まる空の短い季節

真っ直ぐに仰いだら夕闇も恐ろしくないよ

毎日染まる空の短い季節

手を叩いて数えたらもうじきに新しくなるよ

 すごく前向きなんだよね~この部分が。そんで最後は

またあなたに逢えるのを楽しみに待って

さようなら

 っていう。全然終わる感じがしない。「また逢おう」って言って別れる解散ライブ、“終わらない”って思えるうれしさと、希望を持ってしまう残酷さみたいなものがあって、この場にいたらどんな感情だったんだろうって想像しちゃう。

 個人的には、スマスマでこれを歌って欲しかったんだよなあ。しんみりするのもいいし、歌詞に込められたメッセージを読み解くものいいんだけど、5人に「また逢えるの楽しみにしてるから、じゃあね~」って手を振られたら、正直めちゃくちゃ楽になったのにって。待ち続ける苦しさなんか考えずに、「待ってるからね~」つって手を振れたのに。

 

 中居さんがビストロの最後、「死ぬわけじゃないから」みたいなことを言ってて、その翌日に聞いたもんだから、「ありあまる富」がめちゃくちゃに染みた。


 考えつく中で、今1番SMAPにリンクする林檎姉さんの曲はこれ。

もしも彼らが君の 何かを盗んだとして

それはくだらないものだよ

返して貰うまでもない筈

何故なら価値は 生命に従って付いてる

 命ある限り彼らは変わらないんだなと思えたし、そういうことを言いたかったんじゃないかなあの時、って思えた。

 「くだらない」「返して貰うまでもない」って言えるほどどうでもいいわけじゃないんだけど、入れ物がなくたって、形は変わらないんじゃないかなって、ぼんやり夜道で考えてた。

 曲の最後は

 ほらね君には富が溢れてる

 なんだけど、この“富”がファンだったらいいよねっていう。君には富が溢れてる。

 

 

  こんなにポエムっぽいことを書くつもりはなかったんだけども、思春期に林檎を聞いて育つとこうなるってことで、どうか許してほしい。

 とにかく今は、自分の人生に寄り添い続けていたふたつの音楽が、ついにぶつかって交わって、それが純粋にうれしいし、めちゃくちゃに切ない。だって、こんな形で出会うはずじゃなかったんだもん。

 

 

【アイドル】『ハロウィン音楽祭2016』でA.B.C-Zのことを知ってしまったジャニオタではなかったあなたへ

 

 \ようこそジャニオタの世界へ!!!!!!!!!!///

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 A.B.C-Zが入口なんて最高の選択をしましたね。それだけであなたのジャニオタライフは最高のモノになるでしょう、フハハハハハハハ……。

 

 Twitterを見ていたところ、「A.B.C-Zカッコいい」「A.B.C-Z踊りそろってる」「A.B.C-Zって意外と大人だったんだ」「A.B.C-Z意外と歳行ってる」「A.B.C-Zなんで忍者」など、いろいろなご感想があったようで、A.B.C-Zファンとしてはなんともうれしい限りでございます! 見て知ってくれただけでも感謝でございます!!!

 つうことで、かなり簡単ではありますが、A.B.C-Zというグループとメンバー5人の知識を強制的に叩き込ませていただきます! しっかり頭に入れていただき、ジャニーズ沼ひいてはA.B.C-Z沼に沈む覚悟を各自よろしくお願いいたします!

 

「忍者のひとたち」こと、A.B.C-Z

 ご覧いただいたとおり、ダンスとアクロバットが得意な5人組のグループです。「A.B.C-Zダンスがそろってる」と驚いてらっしゃる方もいましたが、だいたいあれが通常営業です。

 また、「ジャニーズ初のNGなし」をキャッチフレーズに掲げ、ジャニーズらしからぬ体を張ったバラエティ企画にも挑みます。そのため、芸人さんからやたら好かれる傾向にあり、「若手芸人と接しているみたい」と言われるほど。もちろん、体を張りまくる仕事をやっているからということもありますが、「トークが上手い」「笑いが取れる」「腰が低い」ということも、彼らが芸人さんから好かれる理由です。

 しかし、ひとたびステージに立てばキラッキラと輝きまくる“超・王道アイドル”へと変化。非常にファン思いな5人なので、コンサート中ずっと笑顔を振りまいてくれます。

 実はジャニーズ歴が長く、舞台経験も豊富、確かな技術とジャニーズイズムを持っている5人組が、A.B.C-Zというグループでございます。

 

「赤い人」こと、橋本良亮(はしもとりょうすけ)さん

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 A.B.C-Zに最後に加入したグループ最年少でセンターポジションを担う赤色担当。身長が1番高いので大人っぽく見えますが、「ライバルはゴールデンレトリバー」「今ハマっているものはリコーダー」など、ナナメ上な末っ子力を発揮する発言が多いです。

 ちなみに、橋本くんが感謝したい人は「4人のお兄ちゃんたち」こと、A.B.C-Zの年長メンバー4人。たまんなくかわいいですね、ワンワンなんですよ、A.B.C-Zのワンワンなんです橋本くんは……!!!!!

 ちなみに、最も喜んでくれるエサは「女」です。

 

「ピンクの人」こと、戸塚祥太(とつかしょうた)さん

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 ハイ、どこから見ても顔面が美しいですね。最近短髪にされまして、その美貌がより際立つようになりました。このご尊顔、拝ませていただきます。

 映画、本、音楽が大好きな、サブカル女の琴線を容赦なくビシバシ鳴らしまくる罪な男でございます。

 そんな“おしとやか”なイメージとは対照的に、突飛な行動や独特な発言がしばしば見られるため、「奇行子」と呼ばれることも。でもそれが戸塚さんの魅力でもあるので、怖がらずに近寄ってみてください。顔面の力が強すぎて離れられなくなります

 

「紫の人」こと、河合郁人(かわいふみと)さん

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 ジャニーズ事務所に所属しているジャニーズオタクです。なにを言っているかわからないかも知れませんが、アイドルの彼が好きなアイドルはSMAP木村拓哉さんと嵐・松本潤さんです。

 A.B.C-Zの先頭に立ち、いろいろなモノと戦ってくれるのが河合くん。若手ジャニーズが出演する番組では司会を務めており、トーク力も抜群。「ウキャキャキャ」という笑い方は、わざとではなく天然です!

 ファンのことをとてもよく考えてくれるのも、河合くんの素晴らしいところ。「河合くんに任せておけば大丈夫」という信頼感を、少なくともワタクシは持っています。

 

「青い人」こと、五関晃一(ごせきこういち)さん

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 すげーカッコつけつつ全力でふざけるのが、五関晃一という男でございます。グループ最年長で、今年で愛されて31周年を迎えました。

 ジャニーズ事務所の中でも“ダンスの名手”として知られ、とにかく怒ることで恐れられている振付師にも、「五関だから」という理由で怒られない伝説を持っております。

 なにかと愛されてしまうキャラクターで、メンバーはもちろん、共演した芸人さんやロケで出会った牛まで虜にしてしまう人間力の持ち主。

 「五関様」と呼ばれて崇め奉られ、彼に雑に扱われることをファンが望んでおります。宗教性が非常に高いので要注意。

 

「黄色い人」こと、塚田僚一(つかだりょういち)さん

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 「金髪、筋肉、塚ちゃんです!」ですっかりお馴染みになった、「アウトな人」であり、TBS的には「SASUKEの人」でございます。

 グループの天使的存在で、最強のムードメーカーです。全力でおふざけできるポテンシャルを持っていながら、いつでも全力でアイドルでいてくれるのが塚田くんの良いところ。生で見たとき、私は塚田くんに最もオーラを感じます。

 アクロバットが超得意で、「連続バク転30回」というとんでもない記録を持っています。グルングルン回る金髪がいたら、それはだいたい塚田くんです。

 

 衣装の色はすべて「メンバーカラー」になっており、今後もこの色の衣装で歌番組などに登場することがあると思うので、名前と色をセットで覚えておくといいかもしれません。

 

 

  そんな5人が披露した1曲目は、A.B.C-Zデビュー曲「Za ABC〜5stars〜」

A.B.C-Z Za ABC?5stars? [DVD]

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  2曲目は「Fly a Flag」 ※このアルバムの通常盤にのみ収録されています

ABC STAR LINE(通常盤)

ABC STAR LINE(通常盤)

 

  デビュー曲はさんざん音楽番組で披露してきたので、もしかしたらどこかで聞いたことがあったかもしれないのですが、「Fly a Flag」は今回が地上波初披露となりました。

 しかし、A.B.C-Zファンにとって「Fly a Flag」は自慢の1曲なので、この機会にご覧いただくことができて、大変うれしく思います!!!

 ちなみに、「Fly a Flag」が収録されているアルバムは今年出た新作で、この曲以外にも聞いていただきたい曲がたくさんある名盤でございます。

 拙いワタクシの文章で恐縮ですけども、詳しくはぜひこちらをご覧くださいまし。

yesnomo3.hatenablog.com

 

 個人的なオススメは「Fantastic Ride」でございます。サウンドがめちゃくちゃにオシャレ。ひとまずレンタルで大丈夫なので、ぜひ聞いてみていただきたいです。A.B.C-Zはパフォーマンスも一流ですけど、楽曲がとにかくいいです。「ジャニーズ」ということを考えず、フラットな感覚で聞いていただきたく。よろしくお願いいたします。

 

 

 もし「歌って踊るA.B.C-Zだけじゃ足りなくなってしまった」という人がいれば、こちらをオススメいたします。

www.tv-tokyo.co.jp

 テレビ東京系の深夜帯に放送している、A.B.C-Z冠番組です。「さすがテレ東深夜番組」というトンチキな企画がもりだくさんなので、土曜の夜にゲラゲラ笑いたいときにはぜひご覧ください。

 

www4.nhk.or.jp

www.nack5.co.jp

www.tbsradio.jp

 なんと、ラジオレギュラーを3本持っております。NHKラジオは月1回全員で、NACK5は毎週土曜日に3人が順番に、TBSラジオは声優の小桜エツコさんとご一緒に、毎週金曜日メンバー1人が順番にパーソナリティーを務めております。

 メンバーの真面目な性格が出ているときと、ユルすぎる空気でダラダラやるときと、ラジオなのに「綱引き」をしたり「ダンス対決」をするときと、バラエティ豊かにA.B.C-Zをお楽しみいただけます。

 

 

 ということで、A.B.C-Zの広報としてはまったくもって力不足で申し訳ないんですけど、『ハロウィン音楽祭2016』でA.B.C-Zというグループを知ったジャニオタではないあなたに、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

 あと、A.B.C-ZファンがA.B.C-Zをもっと好きになってしまったこともあったんで、こっそりお教えしてもいいですか。

 2曲目で披露した「Fly a Flag」は、以前某大型音楽番組に出演が決まったとき、ファンがこの曲を地上波でどうしても披露してほしい! と番組に要望を送っていた曲なんですね。その大型番組では残念ながら披露されなかったんですけど、今回『ハロウィン音楽祭2016』でついにやってくれました。偶然かも知れないけど、多分偶然じゃなかったと思います。こういうところあるんですわ、A.B.C-Zって。すごいでしょ。

 そして、今回仮装で着ていた忍者衣装なんですけど、今回のテレビ出演のためにスタッフの方々が作ってくださったものでした。A.B.C-Zってスタッフのみなさんの愛がめちゃくちゃ強いグループなんですよ。本当、こういうとこあるんです。ありがとうございます、衣装最高でした。

 

 なんでか知らないんですけど、A.B.C-Zのファンの方って全然ジャニーズと違う所から突然転がり落ちちゃったみたいな人が結構いて、そういう私もジャニオタの前はお笑い芸人追っかけてたり、二次元にどっぷりだったりしてました。

 そんなことが関係しているのか、数あるジャニーズグループの中でも、ファン層が非常に穏やかです。しかし、かわいらしくてオシャレなイラストを描かれていたり、手芸やグッズをご自分で作ったり、こんなクソ読みにくい文章ではなく美しい文章を書かれる方なんかもいて、人として個性的な方が多いです。

 

 なにが言いたいかって、

「ジャニオタゼンゼンコワクナイ、トテモタノシイヨ! エービーシーズィーハ、サイコウダヨ!!」です。

 A.B.C-Zから始めよう、楽しいジャニーズオタク生活。

 

 

 

※追記

 

 1番大事なこと書くの忘れてました、すんません。

 

\\\12月7日に今年のコンサートBlu-rayとDVDが発売するよ!!!!!///

 

 

 なんと、これを買えばコンサート版「Fly a Flag」が見れちゃいます!!!!! コンサート版ということは、

・衣装がふざけてない

・汗だくになりながら全力で踊る姿が見られる

・特効の演出でビックリできる

・ノイズが紛れ込む(最重要)

 

 あの、最後は意味わかんないと思うんですけど、「青い人」こと五関さんのことが気になってしまった方は買って損はないと思います、ええ。保証します。

 どうしても気になる方はお近くのえび担さんに聞いてみてください。すっげー熱量で教えてくれると思います。

 

 その他にも、メンバーソロやテレビではあまりやらないバラード曲、なによりもA.B.C-Zのキラッキラアイドル姿が堪能できます。あと、「初回限定盤」にはコンサートのメイキング映像もついてきますので、普段の5人や仕事人になっている時の顔が見られるんじゃないかな、と。

 

 詳しくは公式サイトをご覧くださいまし~。

abcz.ponycanyon.co.jp

【アイドル】職人の自担とアイドルの自担を同時に見てしまったA.B.C-Z五関担の話

 

 今月ちょっと自分じゃないみたいなペースでブログ書いてんだけど、そんだけいろいろあった8月でしたっつうことで。

 

 

 え~、橋パラお疲れ様でした!!!!! もう我が軍のセンターで末っ子強すぎて最高だなと何度も泣いたよありがとう橋本良亮!!!!!

 そんでもって五関担としては、とんでもねえステージを作ってくれたなと感動しました。あのね、五関くんはステージにはいないのに、めっちゃ五関くんが見えた。ずっといた。構成ははしちゃんが考えて、振り付けと照明その他演出関係は五関くんが担当したとワタクシは認識しているんだが、初めてステージ見たとき、

 

「めっちゃマハラジャ……超バブリー……そして潤沢な資金……」

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※イメージ図

 

 って心の中で叫んだよね。五関くんすげー金使い荒い演出するやん。

 

 ごめん橋パラの感想なのにここからずっと五関くんの話です。あの~、とにかく1番やべえと思ったのは、レーザー光線の限界超えてんじゃねえかコレ、と。はしちゃんがどっかのMCで言ってたみたいだけど、あれ全部五関くんが手打ち? してるらしいじゃないですか。なにそれすごすぎない。

 あとね、振り付けのときもそうだけど、「ここリズム刻む~~~!!!」みたいなところで色変わったりとかすんのよ。めっちゃ五関くん出てたよ。隠れられてなかったからね。最後にレーザー光線で5Starしちゃうところとかさ……最高かよ……泣いたわ。

 

 ワタクシ五関くんが作るものがとても好きでして、橋パラはじめコンサートのステージもそうだし、振り付けもそうだし、自分のソロ曲の演出もそうだし、この前の少クラの「VR」もそうだし、すごく好きで信頼しているんだよね。多分好みがほとんど同じなんだと思う。ソロで選ぶ曲も外れたなと思ったこと1回もないし。

 五関担さんの中には五関くんに振り付けとか演出とかそういう仕事させるの反対派が結構いるってことも知ってるんだけど、それでも私は超クリエイター&職人気質な五関くんがものづくりしないことはとってももったいないと思っておるよ。ていうか単純に五関くんが作ったものが好きなのでやってほしい。欲望に忠実。

 そんで、私は「PA席で腕組みしながらJr.ににらみをきかせる超こええゴッチェ先生」の姿を1度見てみたくて、オーラス昼はPA席をチラチラ見ておりましたのよ。驚くほど職人の顔してたね。なんていうか、自分の仕事自分でちゃんと見届けるって、すげーカッコよくねえっスか。本当にこう、最後まで仕事を全うする人なんだなあと、しみじみ思ったよ。

 

 

 で、オーラス夜も入ったんですけど、

 

 まさかゴセ子で泣くと思わなかった。

 

 ずるくね!!!?!?!?!???!?!????!?!!!!!?!?!?

 全部持ってったじゃんあれ。ズルいわ~~~~~~~~~~~~~。

 

 ポップアップからとんでもねえジャンプで登場して、「お・ま・た・せ♡」で今日イチじゃねーかと言うほどの歓声を浴びるゴセ子こと自担最高じゃない??? 嬉しすぎて隣の見知らぬマダムに抱きつきそうになったわ、あぶねーあぶねー。

 つーか昼の「最後まで仕事を全うする人なんだなあ」っていう感想返してよwwwって思ったけど、MCで「なんかワクワクしちゃって、2日目くらいから出ようと思ってた」「裏方に徹するとかカッコいいこと言ったけど結局できなかった」とか言っちゃってるの聞いたら全部許した。そりゃああんた五関晃一はアイドルなのよ。カツラ被って女装してでもステージに出たいのよ。踊りたくなっちゃうし歌いたくなっちゃうしキャーキャー言われたくなっちゃうのよ。最高じゃない???(いつもに増して語彙力ねえな)

 

 あの、代々木の「Fly a Flag」で「ノイズが紛れ込む」五関くんにすげえ歓声が上がったのも、「してやったり」というかなんというか、非常にうれしかったんだよな。そして「おまえらやっと気がついたかHAHAHAHAHA!!!!!」みたいな気持ちにもなった。

 あの人って自分が「どう見えるか」を知ってるし、だからこそ「どう見せたいか」を考えてるんだと思う。なるほどそりゃあ五関くんが作るもの好きだわな、と腑に落ちたね。だから来年もしまた橋パラがあったら五関くんに演出をやってほしいし、何を見せてくれるのか、五関くんはいつ登場してやろうと思ってんのか超楽しみにしている。(でももしその時期に個人仕事が入るならそっちを優先してください)(と、マネージャーさんに伝えてください)

 

 考え方はそれぞれだからね、私は本当に単純に「プレイヤーでコレオグラファーでクリエイターな五関晃一が好き」っていう理由で、振り付けもステージ作りもサプライズ登場も全部またやってほしいって思ってますっていう欲張りな願望むき出しな話でした。

 

 

 ……あと、話は変わるが傷心の河合担の皆さんにはどうか自担に自信を持ってとだけ言いたくて。あなたの自担が作るものあなたが認めないでどうすんのさ。

 

 

 

 とにもかくにも、

 結成8周年おめでとうA.B.C-Z!!!!!!!!

 今はもう大阪が楽しみで、明日が10月1日になってほしいと毎日願ってばかりです。どうにかなりませんか。(Yahoo!知恵袋

 

 

【SMAP】ところでテレビや新聞は、どうしてそんなにジャニーズ事務所に気を使っているんですか?

 なんかYahoo!知恵袋みたいなタイトルになっちゃったな。

 

 

 『久保みねヒャダ』見てる人ならわかると思うけど、今こそ「職場ピエロ」を使う時かと思ってね。ここ職場じゃねーけど。わかんない人は「久保みねヒャダ 職場ピエロ」で検索してねよろしく。

 

 

 え~、今回の件に関しては言いたいことがチョモランマって感じなんだけど、もっとも不快で気持ち悪いのは、

メディアがジャニーズ事務所に気を使いすぎ

 ってこと。報道してるキャスターのみなさん、みんな顔引きつってるよ、がんばってね。

 

 ジャニーズには「御用メディア」って言って、事務所の都合のいいように記事を書いたり報道したりするように言われてる会社があります。そのかわりに、いち早く情報が知らされたり、事務所のタレントを誌面に載せたり、番組に出させるなどの条件がついてくる。

 もちろん「御用メディア」は各業界にあって、選挙前には党の犬たちが大忙しだよね。本当にお疲れ様です。

 

 まあ政治は私の専門外というか興味ないのでどうでもいいんですけど、ジャニーズの「御用メディア」になったところで、今この時代、いいことあるのかね? っていうのがとっても疑問なのよ。だって雑誌は売れないテレビは見ない、そんな人たちはみんなネットを見てる。でもネットには事務所のタレントの顔写真は載せられない。

 そんでもって、ジャニタレドラマだからって視聴率がいいわけじゃないでしょ。今放送してるラインナップ見りゃわかるけど。当該タレントをdisってるわけじゃないよ、ジャニタレ全員がそうだからね。ドラマだけじゃなくてバラエティも歌番組も全部ね。そりゃファンは見るけど、タレント目当てで見てるのはファンだけだよね。それでも、いや、それだから数字が取れないわけさ。

 そのくせ、たとえばドラマだったら後輩をバーターにつけろだの裏番組に気を使えだの言われてる訳でしょ? そんなしがらみの中がんばっても、視聴率として返ってこない。ジャニーズに気を使って精神削るだけ。私だったらこんな仕事お金貰ってもイヤだけど、がんばってる人もいるし、そこはなにかしらプラスに働くことがあるのかもしれないけどね。知らんけど。ないと思うけど。

 映画だってそうだよね。宣伝だけは盛大にしておいて、興業的に成功してるのってほんの一握り。ちゃんと元とれてる? 心配になっちゃうよあたしゃ。

 

 (あ、まさかと思うけど、ジャニタレがドラマや映画に出演してるのが全部“実力”だと思ってたりする? もちろん実力で勝ち取った人たちもたくさんいるけど、(それは全部数字やキャストで表れちゃうから、一発でわかるってもんよ)もしよかったら「日経エンタテインメント!」9月号の光一さん連載を読んでみてね。「日本の芸能界は実力社会じゃない」ってはっきり書いてあるよ。そして、「ジャニーズとして媚びを売られてきた」とも書いてあるよ。たまには自分に現実を見せるのもオススメ)

 

 そんでもって、スポーツ紙はみ~~~んなそろって1面をお揃いにしてきて仲良しだよね。第一報で伝えてがっぽり売上取ろうとしたんだろうけど、残念ネットニュースにすっぱ抜かれちゃいましたね。あ~らま、ダサイねえ。

 新聞を読む限りじゃあ、メンバーが仲悪くて解散! みたいな感じだけど、生放送で某社の記者が「メンバー間に問題はなかった」ってペロッと口滑らしてたよ。う~ん、みんなしっかり! 連日徹夜でお疲れかも知れないけど、ウソをつくときは主張したいことの芯をブラしたらダメなんだからね! そんでちゃんと口裏合わせること! まったく、おっちょこちょいなんだからッ!

 

 あのね、私、公開から1か月半映画館に通い続けた挙句、国内で円盤が発売されるのが待ちきれなくて、初めて個人輸入までして円盤を手に入れて、そんで原作本も読んで、ハマりにハマった大好きな映画があんのよ。『マネー・ショート』、原題を『THE BIG SHORT』っていうんだけど。ちなみに日本版の副題は「華麗なる大逆転」。これがまあセンスのかけらもない副題でね、これつけた人ちゃんと映画見た? ってかんじ。

 まあそれはいいとして、超簡単にあらすじを説明すると、2008年に起こったリーマンショックを描いた実話で、「リーマンショック(正確には住宅市場の破綻)が起こるぞ、やべえ」って気がついた数人のトレーダーたちが、それまで絶対的な信頼を寄せられていた銀行や、政府がついているウソを見抜いて、「銀行がつぶれる」ことに賭けるのよ。銀行がつぶれる? ましてや安定市場の住宅がダメになるわけないっしょwwってな感じで、誰も信じないんだけどね、数人のキレ者以外は。まあ結果はご存知の通り、ウソをついていた方は負け、世界はドえらいことになりました。

 そんな映画なんだけど、終盤で、経済のウソにもっとも怒りを抱いていたある登場人物がこんなことを言うんだな。

「詐欺がまかり通ってる。金融だけでなく政府も教育も宗教も食料も野球もだ。私を悩ませるのは、詐欺が卑劣だということではない。人類誕生から、詐欺が成功したためしがないということだ。なぜそれを忘れた?」(字幕Ver.)

 この映画によると、住宅市場は30年間も人々をだまし続けた。そんでとうとう自分でついたウソに押しつぶされて、すべて消えてなくなった。誤魔化している時間が長ければ長いほど、降りかかる罰は大きいっちゅうわけよ。

 

 もうひとつ映画の話をすると、2016年のアカデミー賞を受賞した『スポットライト』。見に行ったあと、「こんな映画は日本じゃ作れないな」って絶望したんだよね。

 ある新聞社が、カトリック教会で行われてる神父数十人による児童への性的虐待を暴いていくんだけど、教会なんつったら、あっちじゃもう最大のタブー。触らぬ神に祟りなしとはよく言ったもんで、まさにそんな存在だから、なんか変だと思っても、誰もなにも言わなかった。というか言えなかった。それに、教会はなんでも自分たちの都合のいいように情報を操作できる。新聞記者が数人食いついたところで、歯形もつかないような相手なんだよね。

 でも、ジャーナリズムの正義を貫いた記者たちは、この大きな闇に立ち向かい、真実を白日にさらした。ある記者は真実を知る人に取材に行った時、「記事にした責任は誰が取るんだ」みたいなことを言われる。そんで、「じゃあ記事にしない場合の責任は誰が取る?」って返す。教会を恐れて大人がしり込みしてる間に、子供たちはひとり、またひとりと神父の犠牲者になってんだよ、つってな。ちなみにこっちも実話です。

 

 「ペンは剣よりも強し」って言うけど、私は本当にペンで人を殺せると思ってるし、世界を変えてしまうと思ってる。現実、紙っぺら1枚に書かれた文章で、こんなにも多くの人があの事務所に振り回されてる。

 

 とにかく私が言いたいことは、ボロが出ないうちに本当のことをちゃんと伝えたほうがいいよってこと。今報道されてることが、すべて本当だとはとても思えないんだよなあ。だって矛盾してたり、言ってることがバラバラだったりしてんだもん。ウソをつくならもっとうまく、それができないならありのまま吐くしかない。ふたつにひとつしかないんだけどな。

 

 ファンは事務所所属のタレントを応援しているから、つぶれろ、無くなれ、とは簡単に言えない。だけど、メディアはどうか、あの事務所を突き放してほしい。あなたたちのジャーナリズムのためにも。

 

 

【アイドル】A.B.C-Zのファンだけど、A.B.C-Zのファン自慢をしてもよろしいか

 はじまりました『A.B.C-Z Star Line Travel Concert』!!!!!!!!!!!!!

 代々木両日行ってまいりまして、見事にノドがつぶれて今声がカッスカスという状態で、季節外れにマスクしてるもんだから「あれ? 芸能人かな?」みたいに思われちゃったりして、ないな。

 これから大阪公演だし、1個1個書くのは終わってからにしようかと思ってんだけど、熱のあるうちに書いときたいことだけ書いときますわ。忘れちゃうからさ、人間だもの。

 

 あの、先日ハッシーのサマパラで「えびファン礼儀正し過ぎワロタ」みたいな話あったじゃないっすか。ワタクシA.B.C-Zのコンサートって2014年の伝説コンから参加してんだけど、たしかに「むっちゃくちゃ静かだなこの人たち……」ってずっと思ってたのよ。去年もね。いや、舞台育ちだからね、そうなるよねっていうのはよくわかってんだけど、なんつうか、「みんな~~~今は舞台じゃないよ~~~!!!!!」みたいに呼びかけつつおたまで鍋叩く寮のおばちゃんみたいな気持ちになってしまうこともあったのよ、うむ。

 もちろん裏を返せば落ち着いてA.B.C-Zのパフォーマンスを見て楽しむ治安のいいファンなんだろうが、コンサートにそれ必要か? っていう話で。もちろんマナーは守った上でね。まあ気にせずGo my wayしてたし、一緒に行くのは頭のおかしい友達だしで、周りが静かなことが特別ストレスになることはなかったんだけど、う~んでもえびから「もっともりあがって」って言われるのは本当になんというか申し訳ないとも違う、悔しいというか、そんな気持ちがあったのよね。うわ~~~こんなに楽しいのに伝わってないつらい、みたいな。

 それが今年、目の前にA.B.C-ZがいなかったらA.B.C-Zのコンサートだと思わないくらいもりあがりがすっごくてすっごくて。や~~~びっくりした、なんか知らんけどわたしが泣きそうになってたし。泣かなかったけど。

 郁人が「アメリカからきたの?」(ニュアンス)みたいに言ってびっくりしてて、いやなにそのテンションが高かったら欧米人みたいな発想と思ったけど、あの、本当にどうしたんだろうね??? これ結構客席にいたファンもびっくり案件だったと思うんだよね。

 そのあとも、曲の前後すぐに歓声や拍手が起こったり、曲中でも「キャ~~~~~」とか「フゥ~~~~~」とかはさんでたし。ね、「Fly aFlag」の五関くんの「Noiseが紛れ込む」のとこの「ヒィギャ~~~~~~~~~~~~~~~~~~」やばかったよね、あのね、わたし確実にあれでノド殺ったからね。

 

 あの、SASUKE軍団のみなさまがいらっしゃってた公演あるじゃない。あのときのMCで、これまた郁人が「口笛鳴らしたのだれ!? めっちゃテンションあがったんだけど!」(ニュアンス)つって幼稚園児みたいにはしゃいでたんだけど、(SASUKE軍団の方がやったっぽい)なんかそりゃうれしいよなあってね、もりあがってたらそりゃうれしいよなあって思ったんだよね。そりゃあ演者のテンションは客席で変わるさ、人間だもの。

 最後のあいさつでも戸塚さんが「もりあがってくれなかったらマジでやばかったゼェ!!!」(ニュアンス)みたいなことを言ってて、まあ1公演目は歓声があってもなくてもマジでヤバかったゼェ!!! だったんだけど、いいコンサートをしてほしかったら、そしてそれに応えてくれたらちゃんと声援で返さないとダメだなあと、つくづく。

 

 なによりも印象に残ってるのは代々木最後、アンコールまで終わって女性アナウンスが流れちゃってもみんなえびコールを辞めなくて、お姉さんもアナウンスを辞めない、こっちもえびコールを辞めない、お姉さん……ギャ~~~~~~~~~~~~~~~えび~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! っていうとこ(伝われ)。あんなことあったかなあ今まで。ちょっと覚えてないんだけど、やっぱ舞台育ちのえびファンだから、なんとなくこれ以上粘っちゃダメだな、みたいのが感覚的に染みついちゃってるじゃん。それを考えずにダブルアンコをみんなで待ってたあの時間は本当に泣いたね。いや、くさいけどえびのファンでよかったと思ったし、「A.B.C-Zしか」と思ったよ。

 

 なにが言いたいかって、我が軍はアットホームな職場ですってことよ。あの、ブラック企業によくある誘い文句と一緒にしないでね。本当に、ジャニーズが初めてでもちゃんと受け入れてくれるだけのでかい器(パフォーマンスよし、楽曲よし、ファンサービスよし)が我が軍には備わってるし、ファンが言うのもなんだけど、客席だいたいイイ人しかいないから大丈夫よ。ペンライトを90°に曲げるやり方とか教えてあげるし(普通のペンライトは90°に曲がらないからね)、新規がどうのとか言わないから。最近ファンクラブができたのに新規もクソもないから。よかったら10月1、2日に大阪城ホールでコンサートあるから来てね。もちろん別の軍からの転職もお待ちしているよ。こっちは治安がいいかつ活気があるよ。

 

 

 ところでこれから大阪に来るって人たちにお得な情報だけど、見どころは「Fly aFlag」の五関くんの「Noiseが紛れ込む」だから。ノイズが紛れ込んでるウルトラハイパードドドエロい五関くんだから。なにを差し置いてもその瞬間だけはモニターチェックしてよろしく。

【アイドル】A.B.C-Zの3rdアルバム『ABC STAR LINE』に無限の可能性を見た

 顔が好きとかふるまいが好きとかダンスが好きとか、いろんな理由があってアイドルを好きになるわけだけど、グループを応援するうえでなにが重要かなと考えたとき、ワタクシの場合は「仲良し」とかそういうことよりも、断然「曲が好みかどうか」なんですよね。まあアイドルとはいえ歌手ですから、そりゃそうなんだけど。

 

 少し前に、「『恋に落ちたボディーガード』の歌詞を歌えるのはA.B.C-Zだけ、専売特許だ!」とおっしゃっていた方のブログを拝読させていただいたことがあるんですけど、これホント首が取れるほどうなずいたのよね。そして、A.B.C-Zは専売特許が結構多いと思う、特に最近のは。

 私が1番大好きな歌詞は『SPACE TRAVELERS』なんですけど、「1度きりの人生だろう? 遠慮はいらない」「そもそも道なんかは 最初から存在しないのさ」「不器用でも自分らしく突き進んでいく」……これはA.B.C-Zにしか歌えないね。経験豊富な彼らが、「どうせ1度きりなんだから、迷わないでキミらしくやってみなよ」と背中を押してくれることがどんなに心強いか。書いてて泣きそうになってっからね今。

 それと、アルバムの前に発売された『Take a "5" Train』のカップリング『Secret Lover』。聴いた瞬間「A.B.C-Zはまた過去最高を軽々と更新してきやがったな」と思ったね。こっちは『~ボディーガード』と違って死なないけど(社会的に死ぬことをやってるんだと思うけど)、歌詞の“禁断感”は非常に似ている。こういう歌詞はA.B.C-Zが醸し出す色気が強く感じられて非常にいい。そんで、重低音とか電子音が大好きなワタクシとしては、サウンドも最高。ゾクゾクする。どういう経緯でJustin Reinstein大先生が作曲した曲を歌うことになったのかまっっったくわからんけど、もうなんでもいいありがとうございます。

 あと、なによりこれは絶対ライブで見たらガラッと印象が変わりそうなんだよねえ。去年は『In The Name Of Love 』がライブ前と後で全然印象が変わったNo.1。ダンスパフォーマンスと演出が入っただけでこうも変わるもんかと、鳥肌が立つほど感動したのを今でもはっきりと覚えてるよ。パフォがつくまえからこんなにかっこいいのに、こりゃどうなっちゃうのか、生きていられるか自分。

 

 彼らの売りは「アクロバット」であり「ダンス」であり、視覚に訴えるものが主なんだけど、先日発売した3rdアルバム『ABC STAR LINE』を聴いて、改めてA.B.C-Zのアーティスト性に関心したのよね。あまりにも歌いこなせる楽曲の幅が広い。

 正直、本当に正直に言うと、ボーナストラックも含めて全曲「めっちゃ好き……!!!!!」ってなった曲はなかったんスよ。しかしだな、『Fantastic Ride』の衝撃があまりにも大きかった。アイドルソングとバラードの中に混じったこの曲に、いい意味で違和感しか感じなかったんだよ。「なんだこれ完全に90年代SMAPじゃねーか」と言わずにはいられなかった。そう、SMAPの楽曲がもっともカッコよかった(と個人的には思う)あのころが急に帰ってきたと思ったね。『Fantastic Ride』2回くらい聴いたらいてもたってもいられなくなって、アルバム『012』とか聴き始めちゃったからね。

 90年代SMAPって、アイドルソングからあえて遠く離れた音楽をやってたような時代で、バンドと声だけの超シンプルな音で超カッコいい音楽作りまくってたのよね。だって90年代のラストシングルが『Fly』だぜ。攻めてるなんてもんじゃあない。しかしそれが今のSMAPの音楽性の多面性につながったというか、なにものにも形を変えられる柔軟性を育んだと思うんだよね。

 なんというか、『Fantastic Ride』にはそんなSMAPの面影を感じたというか、アーティストとしてのA.B.C-Zの入れ物の大きさを感じたんだよね。詳しくは聴いてくれとしか言えなくて申し訳ないが、どこか懐かしい曲調に乗った彼らの落ち着いた声質は、いつも見せる体育会系なイメージとはまた全然違う。リリースするたびに自らA.B.C-Zを更新してくるし、させてくるスタッフがいるからすごい、そしてうれしい限りです。

 

 正直今の彼らは、万華鏡みたいに「覗かないとおもしろさがわからない」みたいな状態になっちゃってるのが本当にもったいない。もっとメディアに出てって思うのもそうだけど、どうしても視覚を要求されちゃうのが悔しいところで、もっと楽曲の良さを知ってほしいんだよねえ。穴を覗くと、くるくる回すだけで何通りもの美しい世界が広がっているというのになあ。ファンだけが知っているなんて本当にもったいないなあ。

 何度でも言うけど、オタクの中でオタクを取り合ってもどうしょうもないので、「ジャニーズって」「どうせジャニーズ」と思っている人にこそじゃんじゃか聴いてほしいアイドルが、A.B.C-Zでございます。なにとぞ。まずはTSU○AYAのレンタルでいいから、だまされたと思って試しに1回聴いてみてくださいませませ。

 

 

 

 最後に……

A.B.C-Zファンクラブ発足おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!

 というか、オタク的には

待ってました本当にありがとうございます!!!!!!!!!!!!! 

 

会費が振り込める喜び噛みしめて、2016夏。