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冗談は顔だけのつもりだ

そうさ100%現実

【アイドル】A.B.C-Z五関晃一さんという神様を追いかけて数か月を駆け抜けたしがないオタクの全記録

2016年11月13日 12:01

 A.B.C-Zのファンクラブから、「五関晃一の出演舞台が決定いたしました!!」との知らせが届く。私は出かけるためにちょうど家を出たところだったのだが、そのメールを見た瞬間、誰もいない細い道で泣いた。もちろんうれしくて泣いた。とても晴れた日であった。

 この1カ月前、「お参りすると必ず願いが叶う」と絶大な信頼感を寄せられているある神社へ、友人と3人で行っていた。実はその時に、「五関さんの幸せが私の幸せである」というオタク丸出しな願いを念じながら手をすり合わせていたのだが、まさかこんなにも早くも願いが叶うとは。いや、本当はまだ叶ってないんだけども。

 この日から、神様を追いかけるオタクの猛ダッシュが始まる。

 

11月後半~12月前半

 五関さん出演舞台『シェイクスピア物語 ~真実の愛~』のチケット業務に追われる。時に会社で業務に勤しむこともあったが、その甲斐あってとりあえず確保せねばならない日程は確保完了。

 上川隆也さん、観月ありささんが主演と聞き、「五関さん、どエライ舞台に出やがる……」と緊張し始める。なぜ私が。

 

12月9日

 A.B.C-Zが2017年2月1日、デビュー5周年の記念日に新曲「Reboot!!!」を発売すると発表。「今作はEDMサウンドも盛り込んだ今までのA.B.C-Zにはない特徴的なダンスナンバー」と紹介されており、中田ヤスタカDaft Punk、AviciiなどのEDMサウンドが元々好きだった私は、「A.B.C-Zの方から寄ってきた!?」と錯乱。

 のちのちラジオ等で音源を聞いてみたら、「EDMとは?」となったわけだが、今ではシングル曲の中で1番好きな曲になりました。A.B.C-ZがEDMつったらこれはEDMなんだよ、わかったか。

 

 12月23日

 『シェイクスピア物語』初日。会場のKAATは、結構前に松田龍平が出演してる舞台を見に行った以来だったけど、劇場のイスが真っ赤だったことしか覚えてなかった。

 当日の朝のニュースで会見の様子が流れていたらしいけど、ひとつも見ない状態で行った。ステージ上で初めてネッド・アレンを見たかったからなんだけど、席に着いたらみんなパンフレット開いて見てるから「ギャ~! ここにも罠が~!」つった。あとからパンフレット見たらネッド・アレンさん載ってなかった。

 初見の感想は、「女とめっちゃ絡むやん」だった。良い悪いの話じゃなく、女とめっちゃ絡む五関さんが新鮮すぎて、爆モテすぎて、興奮でしばらくボーっとした。外部舞台出たんだな~という実感が1番湧いたのはココだった。外部舞台は女とめっちゃ絡める。

 そんで、すごくいい役をもらったなと思った。殺陣あるしダンスあるし金髪ロング似合うし偉そうだし。この舞台が五関さんの初めての1人外部舞台でよかったなと強く思った。なんかもう、親みたいな気持ちになった。

 初日は戸塚さんと塚田プロが見学に来てた。あのね、来ると思ってたよ。五関くん大好きジャニーズA.B.C-Zおもしろい本当。お隣さんが塚田担の方だったんだけど、2人が劇場に入ってきたとき「塚ちゃんと戸塚くんが……!」つって教えてくれた。全然お知り合いの方ではなかったし、現場に星モチーフとかつけて行かない方のオタクなんだけど、周囲のザワザワにつられてキョロキョロしてたからバレてしまったんだと思う。その節は、教えてくれてありがとうございました。

 帰り際、五関さん個人宛に贈られてきた花を見て、「本当にこんなことあるんだ」と思った。夢だけど夢じゃなかった状態。ちゃんずーとTBSラジオのプロデューサーさんから来てたお花が青くて、めちゃくちゃにうれしかった。いい人たちに支えてもらってるなあA.B.C-Z

 で、終わってから中華街でご飯食べて駅前のドトールに行った(このあと何度もお世話になった)。ドトールで25日のチケットを探して、めでたく譲ってもらうことになった。ここから私のヤケクソが始まる。

 

12月25日

 横浜は近くない。久々に長い時間電車に揺られて、1時間半かけて出勤してた昔のことを思い出す。そのため、「今日も元気に横浜へ出勤」とか言ってたと思う。こんな楽しい仕事ないでしょ。

 1回目ではわからなかったことがいろいろと見えてくる。五関くんの演技が変わったな、とは思わなかったけど、女との絡みがなぜか物足りなく感じた。自分の目がもう慣れたのか、気を使われてるのかわからないけど。

 イベントごとに全然興味がない私だけど、クリスマスに担当の舞台に行けるってことはなかなかないと思うので、いい日になった。

 

年末年始

 SMAPのことしか考えられなくなる。A.B.C-Zが『カウコン』にも『CDTV』にも出るということは知ってたけど、リアルタイムで「あけましておめでとう」と言ってるところを見たら精神がズタズタになりそうだったので、『紅白』もまともに見ないまま、年越しは寝た。

 いまだに12月31日の中居さんのラジオ音源は聞いてない。

 

2017年1月6日

 「ダ・ヴィンチ」に五関さんと東村アキコ先生の対談が掲載される。以前から東村先生がA.B.C-Z好き、五関さんを「旦那様」だとおっしゃっていたのは知っていて、どんな対談になるんだろうと期待半分不安半分だったけど、思いのほか東村先生がただのオタクで、むしろ最後の方は「これ自分がしゃべってんのか?」って思うくらいに聞きたいことを、言いたいことを言ってくれてた。

 「五関様を演じてる部分がある」と言っていたのがとてもおもしろかった。あとやっぱり外せないのは「花鳥風月五関様」。アキコ、あんたは大変な名言を生み出してしまったよ。あと冗談抜きで五関会呼んでください。

 

1月9日

 ご縁がありチケットを譲っていただいたため、ありがたく2017年の現場始め&五関始めを行う。席がめちゃくちゃ近くて新年早々死にそうになる。

 神奈川最終日だったので、カテコの最後に出演者の方々から一言ごあいさつ。五関さんがめちゃくちゃに可愛がられてることが伝わるカテコで、うっかり泣きそうに。あの愛され力は天性のものだよなあ~。上川隆也に頭を叩かれた自担、控えめに言って強いと思います。

 ちなみに、散々末っ子キャラを押し通してた五関さんだけど、その日26歳を迎えた共演者の黒川ティムさんのお祝いをしました。オイ五関、お前全体的に見たら全然年下じゃないからな。

 

1月16日

 五関さんに壁ドンされた涼香さんに会うため、新宿二丁目へ。お店のカラオケで「Take a "5" Train」歌ったの、今考えたら結構おもしろい出来事だった。本人映像だったから、ギャーギャー騒ぎながら映像見てたら涼香さんに「歌え!!!!!」と怒られた。

 みなさま、ぜひ新宿二丁目クロスドレスへ。

 

1月17日

 「Reboot!!!」の発売イベントがメンバー参加の“お渡し会”だと正式に発表される。なんとなく、というかほとんど接触イベントなんだなということは確信してたけど、この知らせを聞いて絶望する。私は接触イベントが死ぬほどキライである。

 偶像崇拝している相手の視界に入ることがとにかくイヤ。その昔、芸人の出待ちをしたり若手俳優の握手会に行ったことはあるけど、それは自分の若さが後押ししたノリと勢いでできたことであって、今冷静になって思い出すと、もう2度とあんなこと出来ないなと、背中にヒヤリとした緊張感すら覚える。

 残念ながら“お渡し会”には参加せず、友人の感想を聞いて過ごそうと、少し昏い気持ちになる。

 

1月21日

 ヤケクソになり、大阪に行く。結構ギリギリに決めた。この日だけアフタートークがあって、ずっとどうしようかと迷っていたんだけど、チケットまだ売ってるし、大阪って日本だし、行けるなと確信して、行った。

 夕方の公演だったので、カフェに行ったりカラオケに行ったりしながら時間を潰す。決して繁華街を歩かないあたり、自分の出不精の精度がすごいと思う。「せっかく来たんだし」みたいな感情に惑わされないほどの出不精。

 梅田芸術劇場はとても広かったし、めちゃくちゃ寒かった。冬の梅芸に観劇に行く際は、ストールなどの防寒グッズを持って行こう。

 アフタートークの五関さんは、めちゃくちゃにかわいかった。もうかわいいしかなかった。末っ子感がダダ漏れで、すべてが自分が愛されてることを自覚した上での言動だった。

 ここでは「せっかく来たんだし」と思って、終わったあとどこに向かうでもなく、適当な路地裏でアフタートークの様子を思い出しながら、一心不乱に携帯のメモに文字を打ち込んだ。あとから見たら誤字まみれで、結構怖い。必死感が伝わる。

 そういえば、この日の五関さんセリフ噛んでた。自分はそういうシーンを今までめったに見たことがなかったので、むしろ得した気分。でもちょっと疲れてんのかな~と思って心配になったりもした。

 

1月28日

 『シェイクスピア物語』最終日。私はもちろん名古屋にいた。名古屋出身の方と一緒に行ったので、遠征プランはすべてお任せしました。その節はありがとうございました。

 1カ月間同じ舞台を見てきたけど、演者さんそれぞれに余裕を感じ、全体のまとまり感が強まったなあと感じた。あと、こんだけ何回も見ててもわりと新鮮に楽しめるのはすごいと思った。

 最後の最後のカテコで、出演者全員からひとこと。五関さん、「再演キボンヌ」と言っていて、その場で「誰がわかるんだよキボンヌって!!!!!!!!!!」とツッコんだ。これ、世代が限られる上にオタク趣味のある人間にしかわからん単語でしょ。五関さんのネット知識がかなり昔で止まってることが判明し、なんとも言えない気持ちに。ちなみに今は「orz」とかも使わないのよ。五関さん知ってんのかな。「オレ」のこと「漏れ」とか言ってない? 大丈夫?

 まあそれはいいとして、カテコでのあの堂々とした振舞いに、1カ月間メンバーのいないところで自分だけの経験が積めてよかったなあとしみじみした。多分、ネッド前とネッド後じゃ全然違う人間になってると思う。少なくとも、いちオタクは全然違う人になったと思ってる。今までも自分に自信がある人だなと思ってたけど、そんな自信が言葉だけじゃなくて、オーラに出てた。私には見えます。(うさんくさい)

 『シェイクスピア物語』が終わったことで、一旦気持ちが落ち着く。「やりきった」という、謎の達成感。

 しかし、ここから新たな戦いが始まる。

 

1月31日

 「Reboot!!!」フラゲ日。勤務地が渋谷なのをいいことに、TSUTAYAの開店と同時に店内へ。見渡す限りA.B.C-Z。正直ここまで力を入れてくれると思ってなかったから、うっかり泣きそうになる。

 この前日、仕事してたら突然外から「Reboot!!!」が流れてきて、外を見たら宣伝カーが街中をグルグル回ってた。本当にびっくりした。「やってほしいな~」って夢みてたことが、現実に起こってることに、とにかく驚いた。

 

2月1日

 A.B.C-Zデビュー日。初日の売り上げが3.1万枚だったことが判明。「T5T」が初週3.3万枚だったことを考えると、「めちゃくちゃ売れた!」と思って、正直すごくホッとした。

 この日は立て続けに会報発行のお知らせと、全国ツアーの発表があった。A.B.C-Z、めちゃくちゃ記念日大切にするやん。発表があったあと、うれしすぎて仕事が全然手につかなかった。

 

2月2日~5日

 UVERworldデイリーランキングでうっかり抜かされたことを知り、非常に焦る。多分、A.B.C-Zのオタクみんなが焦った。

 私は発売前、「追い○○」が好きじゃないという内容のブログを書いてて、今もその気持ちは全然変わってない。一部のオタクが数を積むやり方は、逆にCD買わないオタクが増えるぞ、ということはずっと思ってて、ブログにもそう書いた。

 でも、今回私はまあまあな数CDを買った。堂々と言い訳させてもらうと、初日の数字を見て「A.B.C-Zのオタク、みんなちゃんとCD買ってる」と思ったのだ。

 「MW」が8形態8万枚、「T5T」が3形態3万枚という結果を見るに、購買意欲のあるA.B.C-Zのオタクはざっくり見て1万人だと見積もってた。だけど今回は初日ですでに3万枚を超えてるわけで、前回のリリースとは明らかに“本気度”と“母数”が違う。

 こうなったら、1位を取るしか道はないと思ったし、今回ばかりは結果がほしかった。いちオタクの分際でこんなことを言うのはなんだけど。デビュー日に新曲をリリースしてくれて、デビュー日に会報を送ってくれて、デビュー日にツアーを発表してくれたんだったら、我らオタクに返せるお礼は“1位”しかないなと思った。

 あとはやっぱり、戸塚さんの1万字を読んだのと、橋本くんが「1位を取りたい」と言ってくれたのが効いた。「結果なんて」「複数買いなんて」と言ってる場合じゃなかったんだ、今回は。

 でもでもやっぱり、近い将来にはできるだけ複数買いをしなくてもいいように、少なくともタレント自ら「買った」と報告しなくても、しっかり枚数を積み上げられるようにならなきゃいけないと思う。だからやっぱり、予約と布教はこれからもずっと大事。

 

2月5日

 高田馬場で“お渡し会”が行われた日。私は会場にいた。「接触イベントが死ぬほどキライ」なのに会場にいたし、結局2回ハイタッチした。

 いろいろ理由はあるのだけど、なによりもやっぱり「おまえらのファンはこんなにいるんだぞ!!!!!!!!!!!!」ということを、身を持って証明したかったことが1番大きい。

 なんか私、戸塚さんが「オレたちは求められてないのかも」と思ったって話がかなりダメージ大きくて、結構落ち込んだんだよね。こっちはこんなに四六時中求めてんのに、なにも伝わってねーんだな、と思って落ち込んだ。結局、彼らと彼らの周りの大人には“数字”をぶつけて証明するしか方法はないと痛感した。

 正直キツいイベントだった。もっとスイスイ進むもんかと思ってたら、1回のハイタッチに5時間。誰も予想してなかったんじゃないかなあ多分。運営側も本人たちも。

 それでも、12時間以上のイベントをやりきってくれたし、A.B.C-Zはずっとアイドルでいてくれた。もう感謝しかない。自分たちが1番しんどかったに決まってんのに、オタクをあんだけ気遣ってくれて、なんかもう菩薩だった。5人の菩薩。本当にありがとうございました。

 「あ~5周年に立ち会えてよかったな~」って、終わったあとは本当にそれしか頭に浮かばないくらいボーっとしてしまった。私、現場のあとボーっとしがち。交通事故とかに気をつけてほしい。

 いろんな人がレポを上げているのを見てホクホクした気持ちだったけど、正直自分はほとんど記憶がない。上手いこと言うこともできなかったし、突飛な返しをもらった覚えもない。さらにいうと、触覚の記憶が完全にすっ飛んでいて、なにをしに行ったんだとツッコミを入れたいところ。

 接触イベントに行く、というハードルは一応越えたけど、やっぱり苦手は苦手のままだし、多分一生こういう人間のままだと思うので、もうあきらめることにした。

 

2月8日

 今春、A.B.C-Zの写真集が発売することが発表された。この数日、与えられてばっかりで申し訳なさすら覚える。しかも、あの信頼と安定の「TVガイドパーソン」を発行している出版社さんから出ることも判明。あまりにも至れり尽くせりすぎる。

 A.B.C-Zはデビュー時に写真集が出てない。デビューの近い他のグループは、デビュー時すでに1st写真集を発売している。なんでだろう~ってまあそんなこと考えなくてもわかるわけだけど、5周年にしてようやく発売にこぎつけたこと、本当に素直におめでとうという気持ちである。

 しかも、デビューから5年たった今、彼らのビジュアルは格段に洗練されてて、むしろ今の状態が今残せるって超ラッキーなのでは、と思う。

 てか、自分がA.B.C-Zのオタクじゃなかったら、東京ニュース通信社から出る写真集とかうらやましすぎて舌噛んで死にそう。

 

2月9日

 「TVガイドパーソン」に五関さんがソロで掲載された。写真の仕上がりは言わずもがな、インタビューがすごくよかった。

 私はとにかく演技仕事に前向きな五関さんが毎回とてもうれしく、そう言ってくれるかぎり期待し続けてる。いつになったっていいから、毎週演技が見られるようになる日を粛々と待っておりますので。

 あとは、やっぱり「自分だけ仕事がなかったときはちょっと焦った」かな。今年もたくさんの良き仕事に恵まれてほしいです。

 

2月12日

 五関さん、A.B.C-Zとその周りの人たちで行った忘年会で泣いたらしい。「この5人いいな」と思って泣いたらしい。ちゃんずーで河合ちゃんにバラされてた。

 あのね、「パーソン」でインタビュアーさんから「5周年ってことでメンバーとなんか話しましたか?」ってなことを聞かれた時、「なにも話してない」って言ってたのよこの人。まあ実際その場にいなかった人間に会話の内容なんて知るよしもないんだけど、絶対ウソでしょこれ。いきなり泣き出してたらただの酔っ払いじゃん。その可能性も捨てきれないのがアレだけど。

 「自分のこと以外じゃ泣かない」「5周年はまだ振り返る時じゃない」って言ってた人が、感情が表に出ない故、メンバーからもミステリアスだと言われ続けている人が、グループを思って泣いたっていう事実にめまいがする。

 

 疑ったことなんてないけど、間違いなかったなと思う。これからも末永く五関担を名乗るんだろうなあと思ったところで、一旦記録は終了にします。私、お疲れ様でした。