冗談は顔だけのつもりだ

そうさ100%現実

【アイドル】ジャニオタが女性アイドルBiSHのライブに行った話

 去る10月31日。一体いつから“ハロウィン”とかいう地獄みたいな催しが大々的に行われるようになったのだろうか。

 その日私はよりにもよって渋谷にいた。馬鹿だろう、自業自得だろう。あの日から私の人嫌いは確実に進行したと思う。一体なんでわざわざ地獄に足を踏み入れてたかというと、実は生まれて初めて女の子のアイドルのライブに参戦したからだ。

 きっかけは、前の趣味で出会った友人とのCD交換会である。私はA.B.C-Zの『Moonlightwalker』の初回限定A・Cを友人に差し上げた。もともとジャニオタであった友人は、むしろ私よりA.B.C-Zに詳しく、ジャニーズJr.であった彼らがCDを出したということに驚いていた(のではないかと思う)。

 そして私が友人からいただいたのが、BiSHの『OTNK』だ。友人はいわゆる地下アイドルとかそういう類の女の子アイドルが好きで、休みがあればおっかけに精を出している。私からすれば友人のフットワークは恐ろしく軽く、しかもひとりでどこへでも行ってしまう。しかし、10月31日に行われるというライブには、「さすがにひとりでは行けない」ということで、「そりゃそうだな」と思った私は、友人の話を聞いていて興味もあったしちょうどいいと思い、同行したいと願い出たのだ。

 

 にわかの分際でBiSH(ビッシュ)というグループの紹介をさせてもらってもいいだろうか。

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 BiSHは現在6人の女性アイドルグループ。

 左から、アイナ・ジ・エンド、リンリン、渡辺淳之介氏(BiSHの発起人)、モモコグミカンパニー、ハグ・ミィ、ハシヤスメ・アツコ、セントチヒロ・チッチ。

 ……名前かよって思ったでしょ? 大丈夫、私も「なんだこれ」つった。

 実は2015年に誕生したばかりのまだ歴史が浅いグループ。前身のBiS(ビス)解散後、発起人の渡辺氏によって行われた公募によって集まったのがBiSHである。

 初期メンバーは、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハグ・ミィ、アイナ・ジ・エンド、そしてすでに脱退しているユカコラブデラックスの5人であった。

 その後、ハシヤスメ・アツコ、リンリンの2人が新しく加入し、現在に至る。(ちなみに私はアツコ推しである)

 彼女たちは自ら『新生クソアイドル』と名乗っているのだが、その名の通り、私が友人からいただいたCDのタイトルは『OTNK』である。このアルファベットの並びを見て、さっぱり意味がわからない人には、ちょっとBiSHをおすすめできないかも知れない。単なる“かわいいアイドル”ではないからだ。

 

 私が彼女たちに好感を持ったのは、ミニスカートを穿いていないことだ。ひざ下丈のスカートでパフォーマンスをする。素晴らしいと思った。女性アイドルのセックスアピールが大変苦手な私にとって、『男にこびないアイドル』というのは新鮮であり衝撃でもあった。自分たちのスタイルを確立させたうえで、「ついてこられる奴だけついて来い」というスタンスでいるように見える。万人に好かれることがアイドルとしての理想像なのかもしれないが、あえてそこから離れた次元の、新しいことをやるのがBiSHである。にわかはにわかなりに、そう解釈している。

 

 そして彼女たちの楽曲も、今までのアイドル像とはかけ離れている。


BiSH/OTNK[OFFICIAL VIDEO] - YouTube

 今風の容姿からは想像できない、力強い声とロックな曲調。思った以上に歌唱力のある個々。そしてなにより、どう聞いても「お〇んこ」と言っているぶっ飛んだ歌詞。初めて聴いて「なんかよくわかんないけど、こいつらヤバそう」という雰囲気がプンプン伝わってきた。

 

 ライブに行く前、友人から「BiSHのライブはモッシュもダイブもすごい」ということは聞いていて、しかし私は「とはいえアイドルオタクがやっていることだし」と、どこか甘く見ていた。しかし、行って分かった。すごすぎるぞ清掃員。(BiSHオタクの総称である)

 その昔ヴィジュアル系の現場へ赴いたことはあるものの、安全なホールツアーなんかを選んで行っていたから、命の危険を感じることはなかった。しかし、BiSHの現場では、「うっかりしてたら死ぬ」と思った。

 女性アイドルなので、やはり比率としては圧倒的に男性ファンが多いわけだが、私が思い描いていた“アイドルオタク”の雰囲気はあまり感じなく、普通にバンド好きな人たちが集まっているような感じだった。だからこそ、BiSHのパフォーマンスが始まってからの清掃員には驚いた。永遠に続くモッシュと、推しのソロパートでは全身全霊をかけリフトでアピール。そして、ステージ上には華奢な体とツヤツヤの髪の毛を乱して、全力でヘドバンをするメンバーがいる。ちょっと待て、ここはアイドルの現場ではなかったか。こんなに熱いフロアを、ステージを、私は見たことがなかった。

 

 ジャニーズの現場では、ステージと客席に一定の距離感がある。これは絶対に必要な距離感であって、踏み入ってはいけないということはファンもよくわかっている。遠い存在だからこそ、常にはるか前を走っていく存在だからこそ好きでいられると私は思う。

 BiSHはというと、うっかりすれば手が届く位置にいながらも、絶対に追いつけない。ファンが一歩踏み込むと、メンバーが一歩前へ進んでしまうからだ。しかし、それが彼女たちを高みへと引き上げる力になっている。ファンが全速力で追いかけることで、メンバーはより速く走れる。近い距離で、絶対に捕まえられない追いかけっこをするのがBiSHと清掃員の関係性だと思った。そして、そんな関係性もいいなぁと思った。

 

 ジャニーズという名のキラキラしたものを見過ぎていたせいか、泥臭くお下品にふるまうBiSHという名のアイドルたちのことが気になってしょうがない。ただいま全国ツアーの真っ最中な彼女たち。今度は私も清掃員に混じって「お~ち〇こ! ちん〇!!!」って叫んじゃうのかなあ。Tシャツ買っちゃったしなあ。

 

 

【アイドル】ABC座2015に行ってきました

 ジャニワの会見があったみたいですけど、なんか賛否両論みたいでキョロキョロしてしまうワタクシなのであった。行ったことないのでよくわかんないんだけど、舞台の内容云々よりも私が気を揉んでいるのは『お見送り』とかいうハイパー鬱イベントである。接触イベントがイヤすぎてイヤすぎて(ジャニーズ目の前にしたらまぶしすぎて網膜がやられるから)、ここを回避する方法があったら至急教えてほしい。

 とかいって、自担が生きてる姿を定期的にこの目に焼きつけないと禁断症状で手が震えてきちゃうから、たぶん一回くらいは行くんだろうけど。はあ、お見送られたくねえ……。

 

 つうことで、今月はABC座2015に行ってました。先日、私的千秋楽を無事に迎えましたのでダラダラと感想を。

 ちなみに、ちょっと前にも書いてんだけど、ワタクシ、ジャニーズの舞台に話の面白さとか演出のわかりやすさとかそういうものは一切求めないようにしております。えび座がどうのこうのとかでなく、ジャニーズの舞台全部にそういうスタンス。

 今回のえび座、一幕の考察なんかを細かくされてる方が多くて「すげ~」つって見てるんですけど、そうやって深く追及したくなるってことはいいことだよな。きっといい話だったんだろうな。よかったよかった。

 そういうわけで、ストーリー事態の感想は特にございません!!!!!

 ただちょっと言いたいことはあるので、以下ネタバレいやな方は避けておくんなまし~。

 

 

 

 

第一幕  『サンズ・オブ・ザ・マッシュルーム』

 新曲『Smiling Again』で幕開け。うおお、めっちゃさわやか&テンション上がるぜ。音源として聴いてただけだと「やっぱムンウォクっしょ!」って感じだったけど、振りがついてヒョイヒョイバシバシ踊って歌ってる5人の映像と一緒に聴くと「どう考えてもスマイリングアゲイン」って簡単に手のひら返す程度には最高だった。

 パンフレットによると“うちの五関”(By橋本)が振り付けやったらしいし、これも五関くんがやったのかな~どうなんでしょ~。だとしたらやっぱ五関くんの振り付けは控えめに言っても最高だなって思った一曲目でした。

 そんで、河合くんから「残念ながら一幕はA.B.C-Z出ません」「振り込みで1200万もらったんで」というご説明。そうか、金が絡んでるならしょうがないな。そのお金で二幕の衣装代とかその他もろもろ賄ってるんだろうから、文句は言えないよね。

 ……ていうか、一幕の河合くんお金の話大好きじゃね!?!?!?

「物価が違うんだよ!」とか「いやらしい話、金持ちじゃん?」とか、どした? ずっと目玉が¥マークだったね?

 錦織さんに「今回、河合は大変だぞ」って言われたみたいなことをどっかの雑誌で読んだけど、正直、本当に河合くんどえらい役もらっちゃったなと、私は思いました。

「これ河合担的にはどうだったのかな」っていうのが一回目観に行ったときの感想。だんだん噛み砕いて物語を解釈できるようにはなったけど、ねえ。

 なにが一番引っかかってしまったかというと、『ピリオド』前に楽屋でみんなが喧嘩しちゃうシーン。フミトが「おまえらちょっと調子乗ってんだよ」みたいなことを言って喧嘩になるけれど、私にはその「調子乗ってる」が、リョウイチが突然アクロバット始めちゃったってとこしか思いつかないんですよね。リョウスケがラムをステージにあげてるってことは調子にのってるうちに入るのか? っていうのはなかなか疑問だし、コウイチがミスタッチしてるのはどう考えてもただの練習不足だし(それでも人気出てるから調子のってるってことなのか)、ショウタに関してはちょっともう全然思い当たらないし。いいギター持ってるってとこか? それで怒鳴られてんならあまりにもかわいそう。

 フミトの言う「調子乗ってる」がもうちょっとわかりやすかったら、「ああ、リーダーは大変だよね。みんな協力してくれないとやりずらいよね」って具合に同情できたのに、う~ん。突然怒りだしてびっくりしたわ。リアルにおなか痛くなったし一番泣きそうなシーンだったもんね。気弱かよってな、ダハハ。

 でも、そんな風にモヤモヤしてるワタクシに、衝撃的な見解が提示されたんすわ。

 二回目観に行ったときにお隣のマダムが言ってたのを小耳にはさんだ「嫉妬してるんだよね」というやつ。なるほど嫉妬……。腑に落ちるとはこのことかと思ったね。男の嫉妬は女より怖いというけれど、そういうことだとしたら、この物語を飲み流せるかも知れないと思ったのだ。ありがとうマダム。

 まあ実際はどうなのか知らんし深く考えるとさらにモヤモヤしそうなので考えないけど、とにかく私にはその話の軸になるであろう部分がうまく解釈できなくて苦しかった。だからすぐ「五関くんは一幕の間で何回前髪を気にするか」みたいなとこ見ちゃうからね。サラサラヘアーすごいよかったよ五関くん。

 あと、五関くんの舞とんでもなく美しかったです。普段グループでダンスするときとはまた全然違う、感情が溢れ出して体が動き出す五関くんの舞素晴らしかった。指先足先まで美しいんだもん。こりゃ完全に“表現者・五関晃一”だな、ってしみじみ思った。見惚れました。

 それにしても五関くんは滑舌が超いい。声がよく通る。役者向きな人材過ぎる。五関晃一単独主演舞台お待ちしております。決まったら、毎日パンの耳生活してチケット代捻出するね!!!!! ごめんそれはさすがに無理!!!!! たまにはもやしサラダとか食べさせて!!!!!

 最後はみんなで肩組んで再出発、そしてもう一度『Smiling Again』っていうグッとくる終わり方だったし、「25分間の休憩です!」ってまさか演者自ら休憩のアナウンスすると思わないし、結局えびの舞台は超親切だなって思いました。

 

第二幕 『We Love A.B.C-Z

 おいおいヒロム偶然だな! 私もそう思っていたところだよ!

 みたいな社長の気持ちダダ漏れのタイトル。ありがとう、そしてお誕生日おめでとう。あと30年は元気でいてね。

 舞台から一度もはけずにずっと舞台に出続けるって結構簡単に言うけど、超大変なことだよねこれ。着替えはもちろんだけど、一息つく暇なくずっとスポットライトを浴びるっつうのは精神的にもかなり大変そう。集中力も持続してないとならんし。それを簡単そうにやっちゃうのが舞台慣れしてるえびの強みなのか、すごいぞエービーシーズィー。

 

 ざえびで二幕が開いたとき、「ひっ、HIKARI~~~~~~~~!?!?」って言っワタクシはGIFT of SMAPが大好き。いや、まじでそのまんまなので、お暇ができましたら『HIKARI SMAP』でちょっと検索かけてみるといいと思います。きっと言う、「ひっ、HIKARI~~~~~~~~!?!?」って言うから。だからもうどんどんリンクしていこうってばスマップとエービーシーズィー。

 

 そんで、着々と脱ぎ脱ぎして身軽になっていくみなさん。ウォキクラからムンウォクのお着替えショータイムでかかってたBGMめっちゃよかったんだけど、あれ音源にならんかね? ならんか? ならんな!

 

 ムンウォクのえび座バージョンの振りもかっこいいことかっこいいこと!!!!! あと、とつごで机に乗ってパシン! ってやったあとの「ワッチャネ」かっこよすぎて「ヒエエエエエ」つった。心が叫びたがってた。(映画観てません)

 

 あとはVanilla和バージョンね! これはオタクの心を掴んで離さないやつでしょ! 本当昔の曲をアレンジして新しいものに変えてくエービーシーズィーの取り組みすごくいい。支援していきたい。NPO法人立ち上げたい。ごめんウソ。

 

 からの誕生日順ソロコーナー。便宜上6月までが春ってことになってて「ジャニーズは暦さえも捻じ曲げる」ってことを学んだ。

 つーかレッシンの五関くん、実はワタクシの願望が現実になってしまった奇跡の瞬間だったんですわ。あのね、えび座初日にこんなことをつぶやいていたんですワタクシ。

 あの、うまいことGIFが張れてないくさいんで動画張りますけど、これです。


三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / Eeny, meeny ...

 これの1分53秒あたりからの、山下健二郎さんという三代目のパフォーマーの方がされてるステッキダンスをやってくれないかということをつぶやいたんですけどね、

「やってる…………!!!!!」

 っていう。え? まさか河合くんのエゴサ―チに引っかかったかな?

 ちょっとこれは本当に驚いた。どう考えても私の意見が採用されたとは思えないけれど、なんかもう感無量だった。ありがとうございます。今度はぜひ山下健二郎さん並みのステッキダンスを軽々やってのける五関くんが見たいでございます。ちなみに、山下さんも今年30歳だよ。もはや30歳担みたいなとこあるよ。

 シャワゲのはっしーも可愛いしドア持ちのとつごはずっと平和だし、砂グラのふみとつの圧倒的ビジュアルはまぶしすぎるし五関くんのダンスパフォーマンスは炸裂してるし、トゥインクルの塚ちゃんは天使すぎるし抱き付かれて倒れる五関くん見たかったすぎるし、ここのメドレーハチャメチャ楽しかった。

 

 そんでMCな。まとめるのがめんど……大変なので、私的に一番面白かった25日昼公演のMCレポをTwitterから抜粋して引っ張りますね。

 はいはい河五河五。いつもの“俺の五関すげーんだぞ自慢”ね、はいはいわかったわかった。っていうやつ。五関くんの「してもいいよ」シリーズ最高に好きだからもっと言って。

 戸塚が怖い。結構マジトーンで客席に背を向けて塚ちゃんを説教しだす戸塚が怖い。でも、戸塚さんという五関くんのモンペがいるからこそこういうイジリがなんとか完結してるところあるから、戸塚さんにはお礼申し上げる。ありがとうございます、助かってます。

 このあと過去映像観ながら当時を振り返るんだけど、坊主期の戸塚さんが映って、いのいちばんに「こんなのジャニーズじゃねーだろ!?!?」って画面の戸塚祥太に向かって指さす戸塚祥太がいるんだけど、その問いに対して「そんなことないよ!」って笑顔で答える五関くんな。うわあ、めっちゃいいとつごだって思ったんすわ。

 あの、ちょっとあって戸塚さんの奇行伝説を振り返ってたんだけど、五関くんの巻き込まれ率が高めでさ、「青信号で止まって赤信号で猛ダッシュ」したときも「駅のホームで鞄をひっくり返して物を探す」っていうはた迷惑な行動したときも隣には五関くんがいたわけじゃん。そんで極め付け“禁断の坊主姿”の彼もしっかり「アイドルだよ」と胸張って言う所が、すっげぇ、いい、とつごだなと……ウッ……泣けてくる……!!!!!

 とつごに熱い五関担だからさ、許してください。

 これからも微妙な距離感を保ちながらも尊敬しあう仲でいてください、南無南無。

 

 で、生着替えタイム。透視能力が欲しいとこれだけ強く念じたことはないね。見えなかったけど、鉄の守りだったからね。えび兄さんたちを守り抜いたジュニアのみんなに完敗だぜ。

 

 そんでキャッキャしてたあと突然キリッとしちゃって!? ファイナリ・チェリーズからの新曲Great5ってなにそれ~~~~~~~~~~~~~~!?!?!? 音源収録されてない曲を最後に持ってくるとか挑戦的も挑戦的だろうが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!?!?!? エービーシーズィーかっこよすぎんだろうが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!?!?!?!?!?

 ここらへん本気で座って観てんのつらかったから。手拍子とか本当やってらんないからね。立ち上がらせてくれお願いだ……! 苦しい……!!!!! 拳を突き上げさせてくれェ……!!!!!!!!!! っていう状態だった。

 いや~~~これはライブでやったら盛り上がるぞ。というか、盛り上がらせてくれお願いします。これまでも5シリーズありましたけど、個人的にはGreat5が一番好きかも知れない。なんなら今までのえびの曲の中で1、2を争うくらい好きかも知れない。最高にギラギラしてるえびを見たと思ったね。エビキス時代のギラギラとは違う、磨き上げたギラギラだったね。歌詞もいいじゃん、地球を股にかけ、つって、五大大陸制覇つって。アベンジャーズかってな、見たことねーけど。強いことは知ってる。最後の最後に世界に飛び立っちゃうんだからね、ギラギラし過ぎでしょ、最高かよ。

 装置を使ったアクロもすごいんだけど、そのあとのダンスね。かっこよすぎて狂う。これも振り付け五関くんかな~とぼんやり思ったんだけど、頭の後ろに両手を置いてジャンプするとこめっちゃかっこいいよ、あれ最高。血が沸騰した。

 終わったあとの第一声はかならずいつも「早くコンサート行きたい」でしたね、うん。早く行きたい。

 

 

 あの~、数日前にちょっと胃が痛くなるような雑誌の記事を見て、「私のえび座まだ残ってんだけど、これちゃんと行けるかな」って思うくらい落ち込んだのさ。でも、う~ん、結構平気だったね。

 で、その落ち込んでた日の公演見てて思い出したんだけど、私が五関くんの担当になったのって、去年のえび座なのよな。それまでもA.B.C-Zに興味はあって五関くんが一番気になるかも知れないと思ってたしそういうつもりで観に行ったんだけど、あの、五関くんのソロダンスを観て転がり落ちたんだよね、たしか。

 なんて表現力豊かで熱いダンスをする人なんだろうと思ったし、なにより普段とのギャップが激しくて衝撃だった。こんなすごいものを内に秘めてる人なのか、と思ったらもう応援していくしかない、いや、させてくれと、当時の私は思ったのだ。

 それを思い出して、私が感じる五関くんの魅力ってこれだなって再認識したというか。あの、私の座右の銘って『能ある鷹は爪を隠す』なんすよ。まさにこれなんすよ、私が思う五関くんは。隠れてるんじゃないの、隠してんの。で、ここぞという時にすかさず出してくんの。誰にも負けない破壊力で出してくんの。

 まああの雑誌のことに関してつべこべ言うと背後から刺されそうだからもう言わないけど、うん、そういうことです。五関くんはすごいんです。カメラは写ルンです

 

 

 とにかく楽しいABC座、もう終わっちゃうのか~と思うと猛烈に寂しい!!!!!

 ジャニワは発表されたけど、カウコンはどうなるんだろうな~とか年末の音楽番組はどうなるんだろな~とか、思いを馳せることが途切れないのはとてもうれしいですな。

 そしてとにかくポ○キャさんはGreat5の音源化を急いでください。映像化も欲しいけど、もう何よりも優先してGreat5を音源化してください。お願いします。

 実現のためにはどれくらい株を買えばいいんでしょうか。ご返答お待ちしております。

 

【アイドル】A.B.C-Zのファーストシングル『Moonlight walker』を聴いてないとか人生の3分の2無駄にしてるけど、大丈夫?

 もう一回訊くけど、

 A.B.C-Zのファーストシングル『Moonlight walker』を聴いてないとか人生の3分の2無駄にしてるけど、大丈夫?

 3分の2じゃほとんど無駄にしてるよね、こりゃ大変。

 

「あれ? A.B.C-Zってデビューしてなかったの?」って思ったあなた、パンピのふりして結構オタクじゃん。A.B.C-Zってジャニオタにも「よくわかんない」って言われんのに、結構知ってんじゃん。

 A.B.C-Zはデビュー3年目なんですけど、本日初めてCDを出すことになりました。A.B.C-Zの『A.B.C』は『アクロバットボーイズクラブ』の頭文字でして、その名の通りバク転なんぞ朝飯前の、超動いて踊りまくるグループなんです。

 ということで、彼らの良さをわかっていただくべく、通例ではCDデビューのところをDVDデビューという形をとったことで、3年目にして初のシングルCD発売、ということになったわけなんです。

 ちなみに、シングルCDの前にアルバムが出てまして(しかも2枚)、これは今回のシングルを聴いて「いいな」と思った人にはそのうち聴くことをオススメしますよ。TSUTAYAで借りてもいいと思います。でも、『Moonlight walker』はどうかお手元に1枚。よろしくお願いいたします。

 

 あ、そうそう。最近のジャニオタ界隈に喧嘩売ってるみたいですけど、いわゆる『担降り』とかそういうのがこう、ちやほやされているというか、なにやらこう特殊な話題として上げられてますけど(私も1個前のエントリーで書いてるけどさ)、正直オタクの中でオタクを取り合っててもどうしょうもないので、A.B.C-Zはもうどんどんご新規さんを食ってこうと思います。なんで私が決めるんだ。

 ということで、「A.B.C-Zに興味があってCDほしいけどどれ買えばいいかわからん」「金髪筋肉な塚ちゃんが気になってしょうがない」「昼ドラに出てた人が気になってしょうがない」「上沼恵美子とクッキングしてた人が気になってしょうがない」「Mステで見た背の高いセンターが気になってしょうがない」「Mステで見た端っこの昭和顔が気になってしょうがない」という、ジャニオタではないあなたに向けて、A.B.C-Zのファーストシングル『Moonlight walker』をご紹介いたします。

 

 

 ファーストシングル『Moonlight walker』ですが、実は9形態出ております。いいですか、これがジャニーズ事務所の売り方です。

 しかし、うち5形態はオタクに向けたもので、表題曲の『Moonlight walker』に加えて各個人が主役のドラマCDが入っております。タイトルは『ABCZ学園ドラマ』でございます。いいですか、「Mステで見た端っこの昭和顔」は今年で30歳です。そんな彼が学園ドラマをやる、これがジャニーズ事務所の売り方です。

 これらに関しては、ご新規さんが買うにはちょっとハードルが高いと思います。さらに言えば、この5形態は『SHOP盤』といって、A.B.C-Z SHOPの通販でしか買うことができません。なので、もうちょっとハマったら買うことにしましょうか。最初から突っ走るのは危険ですからね。慎重にね。(後半自分に言ってる)

 とはいえそんなに多く枚数を用意していない気配もあるので、どうしても気になる方は無くなる前にこちらからお求めになってみてはいかがでしょうか。1枚から買えます。

【A.B.C-Z SHOP】A.B.C-Z 2015.9.30発売 1st CD シングル「Moonlight walker」

 

 

 それでは残りの4形態はどうなってんのかという話なんですけど、こちらはどれもCDショップなどで購入できます。

「4形態もあって一体なにが違うんだ」という疑問にお答えしますと、まず限定盤が3枚と通常盤が1枚出ております。限定盤にはCDと一緒にDVDが付き、通常盤はCDのみですが、収録されている楽曲が多いです。それではひとつずつご紹介いたします。

 

【初回限定盤A】

収録楽曲:『Moonlight walker』『Smiling Again』

特典映像:『Moonlight walker Music Clip』『ダンシング五関先生のダンス教室2時限目』

オススメ度:★★★★☆ 

『Smiling Again』はミディアムテンポのラブソング。A.B.C-Zらしくさわやかに昭和感漂う楽曲でございます。そしてなんと『Moonlight walker』のMVが見られるのは初回Aだけ。これ、あとから言いますけど、絶対「買っとけばよかった……!」って思うやつなんで、先に買っておくことをオススメします。

 そしてご新規さんには何のことやらって感じだと思うんですけど、あの大好評企画『ダンシング五関先生』が帰ってきました! そう、「Mステで見た端っこの昭和顔」がめずらしく主役! めっちゃしゃべってます! 頑張ってふざけてます!

 あと、私がA.B.C-Zの魅力をお伝えするうえで、“愛される最年長”というキーワードが結構ポイントなんですけど、この『ダンシング五関先生』を見ればそれがよくわかると思います。ということでぜひ見てね。

 

【初回限定盤B】

収録楽曲:『Moonlight walker』『ラブレター』

特典映像:『Making of 「Moonlight walker」& Jacket Shooting』

オススメ度:★★★☆☆

『ラブレター』、こちらもミディアムテンポのラブソング。コンサートの最後に流れそうなやつ、といえば想像つくかしら。いい曲です。ひとりひとりの声をよく聴いてみたいならこっちがオススメ。

 特典映像はMVとジャケ写のメイキングなんですけど、“お仕事中のメンバー”の様子が見られます。あとはまわりのスタッフさんのご活躍なんかも見てて面白いところ。こんなふうに作ってるんだ、って知るにはいい映像だと思います。そして、これ見たら絶対初回AのMVが見たくなります。だからやっぱり買っておいた方がいい。

 

【初回限定盤C】

収録楽曲:『Moonlight walker』『Rock Your World』

特典映像:A.B.C-Zの「現在」をとらえた 密着ドキュメンタリー! 「Za ABC~5×Focus~」

オススメ度:★★★★★

 個人的に今回一番A.B.C-Zっぽくない、新しい雰囲気の曲だなと思ったのが『Rock Your World』なんですけど、どうでしょう。低音がイイ感じのシャープなダンスチューン。はやくライブで見たいですな。きっと五関くんが振り付けしたいはずの曲。ちなみに『Rock Your World』は初回Cを買わないと聴けません。

 そして、初回Cをオススメ度満点にしたのは、特典映像「Za ABC~5×Focus~」が最高だったからです。初回Bでは“お仕事中のメンバー”が見られますが、こちらは“半プライベートと稽古中とお仕事中のメンバー”が全部見られます。こう聞くと、「メンバーのことを知っているオタク向けなんじゃないか」と思うかも知れないんですけど、自信を持って「彼らを知らないからこそ見るべき映像」だと言えます。

 ファーストシングル『Moonlight walker』が初披露されるまでの過程を、情熱大陸風に仕上げたドキュメンタリーです。途中でCMが入ったり、細かい芸が効いててとてもいい。

 おかげさまで、このシングルが発売する前、個人活動がとても増えたんですねA.B.C-Z。そんな、彼ら的に忙しい中でどうやってひとつの物を作り上げていくかっていう様子が見られるので、これは本当に貴重だなと。私、SMAPも担当なんですけど、つくづく思います、「メイキングが充実してるのは最初のうちだけだぞ。売れると裏方仕事の部分は隠したくなるみたいだぞ」と。最近はCD買ってもメイキングついてこなくなっちゃいましたからね。映像はMVのみ。今だけですからね、こんなに充実した特典映像は。

 私は「Mステで見た端っこの昭和顔」こと五関晃一さんを担当しているので、特に見てほしいんですわこのドキュメンタリー。他の4人が個人でバラエティ出たりドラマ出たりしている間、彼だけはほとんど、というか全くと言っていいほど個人活動が無くて。でも、そんな中で彼が一体何をしていたのかがようやく見えたという、五関担にとっては神様みたいな映像なんですわコレ。ファンだけでなくご新規の方にこそ見てほしい理由はこれ。五関くんっていうめっちゃすごい人がいるんだぞということを知ってほしいのだ。表に出て頑張るタイプもいれば、裏で頑張る人もいるのがA.B.C-Zなんですわ。 

 もちろん、他のメンバーの様子も盛りだくさんで、橋本くんは最年少だけど一番グループのことを考えてるんだなとか、戸塚さんは特に素が出まくってて普段マジで無口なんだろうなとか、河合くんは大人とのやりとりが上手だから安心だなとか、塚田くんは本当に本当にA.B.C-Zにいてくれてよかったなとか、そういう「グループの中で誰がどんなポジションなのか」っていう役割分担みたいなのもわかると思います。

 あとね、“輝いてないアイドル”を興味本位で見てみるのもいいと思う。裏方のときはね、全然輝いてないから。でも輝きを失ったわけではなくて、輝くための準備をしているところだからさ、うん、五関くんとかうっすらヒゲ生えっちゃってるからさ、最高でしょ。

 で、これを見るとまた初回Aにしか入ってない『Moonlight walker』のMVが見たくなるので、結果全部買った方がいい。

 

【通常盤】

収録楽曲:『Moonlight walker』『Smiling Again』『ラブレター』『A.B.C-Z Title Songs Medley』『Moonlight walker(Inst.)』『Smiling Again(Inst.)』『ラブレター(Inst.)』

特典映像:なし

オススメ度:★★★★★

A.B.C-Z Title Songs Medley』も予想以上にいいんだけど、各インストがとてもいい。「ああ、CDになったんだ」って実感するから。

 

 あ、ちなみに音楽配信サイトで聴きたい派の人もいるかと思うんですけど、『music.jp』『ドワンゴジェイピー』『レコチョク』で配信されてます。CD買わない派のナウでヤングな方とかCD買うほどじゃないけど気になってきたって方はこちらで聴いてみるのもいいのでは。でも、ドキュメンタリーマジでいいから初回Cは買ってもいいと思う、うん。

 

 

 どうでしょうかね、先ほども申し上げました通り、オタクの中でオタクを取り合っててもどうしょうもないので、A.B.C-Zはもうどんどんご新規さんを食ってこうと私は思っております。きっと最後まで読んじゃったあなたはもうA.B.C-Zが相当気になっちゃってますよね。明日の会社帰りもしくは学校帰りにちょっとCDショップ寄ってみません?

 あ、「いい歳してジャニーズとか」って思ってるそこのお姉さん。大丈夫、私もアラサーです。いい歳になってからハマると、ジャニーズってもっと楽しいですよ、お金があるんで。あ、「男がジャニーズとか」って思ってるそこのスーツの方。大丈夫、A.B.C-Zのコンサート、男性多いですよ。肉体派集団なんで、男性が見てもかっこよく見えると思いますよ。あ、「アイドルとかダサい」と思ってるそこのナウなヤング。大丈夫、人のことをダサいと思う君が一番ダサいよ。君には心から初回Cの映像を見ることをオススメするよ。

 

 

 ……ってこれをかいてる間に9月29日のデイリーランキングが発表されてましたけど、

A.B.C-Zファーストシングル『Moonlight walker』

第1位おめでとうございます!!!!!

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 はあ、泣きそう。よかった。よかったです。

 

 でもまだ5大ドームツアーやってないからさ、全然まだまだこれからだよね、A.B.C-Z

【アイドル】友人の担降り

 先日、友人がKAT-TUN上田担を降りた。

 
 このaskの回答にグッときてしまって、友人に許可を得て、今ブログを書いている。
(界隈では語り尽くされた題材だということは承知の上である)
 友人とは小学生からの付き合いなのだが、こんなに誠実に、理路整然とものごとを語る人だとは、今回の件で初めて知ることになった。常に無気力無関心無頓着で生き、偶像崇拝にのみ力を注ぐ人だと思ってたのに。まあ実際そうなんだけど。
 

というかそもそも担当ってなに?好きなら担当なの?だったらわたし担当めっちゃいるんだけど?という気持ちでいる人間でした。

 この部分には私もうなずいた。一体担当とはなんなのだろうか。

 友人も私も、クソがつくほどミーハーなので、複数のものを同時に愛でるということはなんの苦でもないし、罪悪感もない。言ってしまえばジャニーズの中でもジャニーズ以外の分野でもそれぞれ“1番好き”がいる。例えば「その人たちの中で誰が1番好きか」と問われても、そんなものは「石原さとみと子猫どちらが可愛いか」と問われているようなもので、そもそも比べる物差しが全く違う。「人間というジャンルの中では石原さとみが1番可愛いし、動物というジャンルの中では子猫が1番可愛い」と答えることと、「それぞれのジャンルで1番好きな人がいる」と答えることは同じだ。
 担当制度とは、“◯◯担”という枠の中にはめられ、その中で行動するように、枠の内外から緩やかな監視を受けているように思える。その監視が『仲間意識』や『一体感』と感じられるうちはいいのだが、友人はおそらくそれを『窮屈』だと感じたのだろう。
 担当と名乗ったことで、「〇〇担であるならばこうせねばならない」「〇〇担なのに▲▲を応援している」という行き過ぎた監視がはじまるのは、確実にファンを減らす、まったくいい方法である。
 
 
 そして友人は、KAT-TUNという対象が変化していくこと以上に、KAT-TUN担の変化に敏感であった。
今のKAT-TUNがかっこいいかどうか、ですが、今のKAT-TUNがどうこうというより、私は時々見受けられるKAT-TUN担の雰囲気に憤りを感じることがありました。
それはKAT-TUNをまるで腫れ物のように扱い、擁護しているようでKAT-TUNというグループを傷付けているようにも思いました。
「色々あったグループなのに、こうやってテレビに出してもらえるだけ感謝しないと」「衣装の文句言うより新曲出せることに感謝しないと」「冠持たせてもらえるだけ感謝しないと」みたいな雰囲気が無理でした。
世界で一番かっこいいと思っているKAT-TUNをどうしてそんな風に言えるのか理解ができませんでした。
KAT-TUNなんだから曲出せて当たり前だろ」「かっこいいKAT-TUNにダサい衣装着せてんなよ」「つまらない冠ならいらない」とこれは極端すぎますがそんな気持ちでいたかったので、私は常にKAT-TUNはかっこいいんだと強くて美しくて手の届かないアイドルだと言い続けてきました。
それは今も変わりません。
 例えばジャニーズJr.の話をしているならば、「テレビに出られるだけでもありがたい」という言葉が出てもおかしくはないだろう。しかし、相手はあのKAT-TUNだ。テレビに出ない方が、新曲を出さない方がどうかしている。
 アイドルとは、ファンの理想を現実にしてくれる生き物である。(であってほしい)ゆえに、私たちファンが「これで十分」と思った時点で、アイドルの成長や進化は止まる。そんなことになったら、現状を保ち続けるだけで新しいファンは増えず、古いファンが飽き、結果グループは衰退していくことになるだろう。それでもいいならば、「新曲出せることに感謝しないと」とかふざけたこと言ってもいい。
 
 
 書き連ねてみると、友人はKAT-TUNに魅力を感じなくなったわけではなく、環境や習わしに面倒さを感じていたのだということに気がつく。それがどんなに勿体ないことか。
 向かい風ではなく、微力であっても追い風となり、背中を押していけるようなファンでありたいと、今回の件で改めて考えさせられた。
 
 
KAT-TUNが好きだからこそ私の私利私欲で文句付けたくないですし、楽しい気持ちになってるカツン担のみなさんに水を掛けたくないです。私は自分が欲するものを観たい、お金を落としたいと思ったのです。
歌が聞きたい、踊りがみたい。
素直な気持ちです。
 
なので、上田担を降りました。
中途半端な気持ちで担当を名乗りたくないので。
  そして、担当を降りた人の傍らには、まだ担当を続けていく人がいる。
 なぜジャニオタが『担降りブログ』を書きたくなるのか、なんとなくわかった気がする。
 

【アイドル】『Otherside/愛が止まるまでは』ざっくりレビューと中居正広は歌が下手なのか問題

SMAP55枚目のシングル『Otherside/愛が止まるまでは』発売~~~!!!!!

 あれ、もう次56(ゴロー)枚じゃんね!? どうするんだろう!?

 

『Otherside』を聴いたときの最初の感想は、「なんてご陽気な楽曲だ……」でしたね。まさか「フウウ!!!」とか「イエア!!!」とか「ポオオ!!!」みたいなパーリーピーポー全開で来るとは思わないじゃん。歌詞はなんだかルー大柴だし? こみ上げるクレイジー? 溺れる者はストローをもつかむ? でもね、ワタクシこの世で一番「Ah!」を色っぽく言う中年男性は岡村靖幸だと思ってたんだけど、今回は木村拓哉負けてねーなって! 思ったよ! だはは!!!

 はい、53枚目のシングル『Top Of The World』に続き、作曲はMIYAVIさんなわけですけど、これまた難しいリズムでおじさんたちを弄びやがって! というかんじ。4分の7拍子の次は2拍3連の乱用。個人的には2拍3連というリズム好きなんですけど、これ合わせるという作業が難しいんだよねえ……それをシレっとユニゾンパートで入れてくる鬼畜の所業。最高かよ。そしてやりこなすSMAPおじさんたち。すごすぎ。

SMAP×SMAP』『ミュージックステーション』ですでに披露されているアザサ。私が特に燃え上がったのは(というかSMAPファンの過半数が胸を熱くするところだと思うんだけど)、木村さんから始まる「Hey Just stay Don't go away!」の連続技の部分なんだけど、ここのなにがいいかって、木村が歌い続けて中居が踊り続けるっていう構成だとワタクシは思うんですね。絶対に手を抜かず声を張り上げメンバーを引っ張る孤高の木村と、リズムが体にしみ込んで踊らずにはいられない躍動の中居。素晴らしい2TOPの姿を見たと思ったね。ここ良すぎて、何度聴いても中居さんが加わる最後の「Hey!」で鳥肌たつ。木村→草彅→稲垣→香取→中居の順に加わっていくんだけど、このじわじわ盛り上がっていく感じ、早くライブで見たいすぎる。5人集まって中央でサムズアップで起き上がったあとに、特効がドカーン! ってなるとこ想像できすぎるし。興奮して血管切れるんじゃないだろうかこれ。血圧下げてこう。無理か。

 

 両A面の反対側『愛が止まるまでは』。あの名曲『好きよ』を手掛けてくだすった、ゲスの極み乙女。川谷絵音さんの作詞作曲。えのん。すごいお名前じゃ。

 いいですね、「好きよ」のあとに「I love you」とは、ストレートに次ぐストレート。おじさんたちにはシンプルな愛の歌が似合うもんね。(そろそろ純粋なSMAPファンの人に怒られそう)

 あいとまの最高なところは、歌振りが完璧なところだと思ってんだけど、「自分のために生きて 結果誰かのためになった それだけのことなんだ 悪くはないだろう」を中居正広に歌わせ、「余分な言葉ばっか みんな多すぎるよな」を木村拓哉に問いかけさせ、「I love you I love you  言葉で気取って」を今のSMAPに歌わせるこのセンスと勇気ね。これはSMAPのことが好きな人にしかできないな、とワタクシは思うんですわ。つーか、「言葉で気取って」って、もう最高にときめくフレーズなんだけど。言葉で気取って。う~ん、すごいいい言葉。良すぎて血管がムズムズしてくる~。

 歌詞だけじゃなく、バンドとメロディーも最高におしゃれなんだよなあ。ジャジーなピアノと軽快なドラムス。特にピアノは前回川谷さんが作曲した『アマノジャク』でもバンドの中心になってたわけだけど、あいとまではさらにおしゃれで大人になったなあという印象。ぜひまた“ピアノとSMAP”という組み合わせで楽曲提供していただきたいですなあ。

 あと、あいとまはMVが秀逸。見てから聴くとだいぶ印象が変わるくらい、MVが楽曲をしっかり引っ張ってる。赤と黒の世界の中を5人が走る走る。こんなに躍動感あふれる曲だったのか、とその時に気がつくんだよね。「I love you」っていうシンプルな言葉の中に込められた熱量みたいなものを感じる。あの、Mステのマイクスタンド芸も、すごかったっすね。

 

 そして最後は『Breaking Dawn』ですけど、通常版を買うと聴けるこの曲。やっぱり、アザサ・あいとまに比べるとなんとなく地味でちょっと古めかしいかんじなんだよな~、嫌いじゃないけども! すごい、これ聴いたとき「A.B.C-Zの曲みたいだ」って思ったんだけど。だはは。

 さてここで『中居正広は歌が下手なのか』問題についてなんだけど、私の答えは前からずっと『No』でして。それは単純に担当だから贔屓目で見てるってのもあるんだけど(あるのかよ、ってな)。あ、でも勘違いしちゃならんのは、昔だったら迷うことなく「ド下手くそでした」って言う。でも今は「下手なふりをしてます」って答える。CD音源なんてどうにでもいじれるので、もちろん声の加工はされた状態で出荷されてるんだとは思ってますけども、合唱育ちのワタクシは、歌の上手い下手は音程とかリズム感とか声質とか以上に「子音を大事にしているか」っていうところが結構でかいポイントだと思ってまして。そして、この子音については、歌手本人の意識の問題で、機械による修正も難しい部分なのではと推測しているわけです。

「色をなくsす kコバルトのs空を見て」

「時計のh針を s先にs進めてみたら」

zずっとほら h冷えた手を握ったら (温もりが) 脈打tつ鼓動がk聞こえたよ」

 上記は『Breaking Dawn』での中居さんのソロの部分なんだけど、特に赤字で書いた子音をちゃんと意識して協調してるのがわかると思うんですけどね~どうだろう。合唱育ちはこういうところにグッときちゃうんだな。歌詞をちゃんと伝えようとしているなこの人は、と思うので。こういう言葉にまつわることは司会業がでちゃうのかな~とぼんやり。とにかく、子音まで気にして歌っている人のことを、どうしても「下手」とは思えないのでした。まあ、基本中の基本だといわれちゃあそれまでなんだけど。

 

 

  それにしても、ビ〇ターさんはいつまであの紙パッケージ続ける気なんだ……?

【映画】これが邦画の限界ならば、たしかに世界は残酷だ。『ジュラシック・ワールド』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』

 今年は映画を50本見るとか言っといて、現時点で15本しか見てなかった。すでに今年は折り返し地点、まずいぞ。ムムム。

 それにしてもこの夏の映画は非常に豊作である。『マッドマックス』にはじまりハリウッドの大作や、洋画邦画問わずヒットタイトルの続編も目白押し。さらに良くも悪くも大変話題になっている『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』まで、ぜ~んぶこの夏にぶつけてきやがった。まあ、涼みに行くついでに映画見られるんだからいっか。
 これから『テッド2』とか『日本のいちばん長い日』とか見に行かなきゃと思ってるタイトルはあるんだけど、今夏暫定1位は『ジュラシック・ワールド』ですね、当たり前か。
 職場の人に「恐竜が大好きで! とくにトリケラトプスが!」と唾飛ばす勢いで説明したら「趣味が意味不明」と言われたわけだけど、まあ趣味に意味なんて求められても? みたいな? これだから無趣味のやつらとは話が合わねえゼ!!! プンプン!!!
 それはいいとして、『ジュラシック・ワールド』の何が一番良かったかっていうと、私は”思い切り”と”映像技術”だったと思うんですよね。
 映画だったら2時間かそこらのストーリーがあるわけで、話の内容に感動があれば脚本がよかったなあって思うし、役者の演技がよければ「クリプラ嫁にしてーなー」とか思うわけだけど(もちろんそれも思うんだけど)、しかし思い切りと映像技術がそのすべてを凌駕してしまってたんですよね。だから脚本にツッコミどころが満載でも、役者さんがちょっとどうなの? って思うアクションしても、そんなもんどうでもよくなる。そんなことより恐竜たちの動きの細かさとか画面の奥行きとかクライマックスの疾走感とか、そっちに見入ってしまう。
 ようするに、とにかく突っ走っていくデッカい車が映画、それを追いかけなきゃならないタクシードライバーが我々と考えて、たしかに速度は速いんだけど、運転うまいし道には迷わないから意外とついていけるじゃん!? むしろこの速度についていってる自分すごくね!? V8! V8!! イモータンジョー!!! みたいなかんじなのね、ジュラシックワールドは。(たとえがわかりやすすぎると思ってる)
 余計なことを考えさせない映画っていうのは、恐ろしくひたむきな勢いがあるんだけど、それだけでは押し切らず、技術もしっかり伴っている作品のことなんじゃねーのかと、『ジュラシック・ワールド』を観て感じました。
 
 そして、対抗馬となる邦画が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』であると私は勝手に思っているんだけど、実はようやく先日観に行きまして。新鮮な記憶のうちに書き留めておこうと思ったので、今これ書いてます。
 みなさんご存知の通り、酷評の嵐であるこの映画。ここまでぶっ叩かれてるとどんだけ酷い有様なのか、この目で確認しなければ朝も起きれないのがこのワタクシ。性格の悪さは地域イチ。
 率直な感想は、「おおむね予想通り」って感じでした。つまり、面白くはなかった。
 ちなみに言っておくと、原作はコミック5巻目くらいで断念、アニメも3話くらいで断念してますので、作品についての思い入れはまったくと言っていいほどございません。設定を軽く知っている程度。キャラ改変とか全然どうも思ってませんので、その辺についての文句はなにもありません。
 んで、さきほど『ジュラシック~』は”思い切り”と”映像技術”だと申し上げましたが、『進撃~』に関しては、完全に”思い切り”のみで”映像技術”がないと言って差し支えないかと。
 じゃあどの辺が”思い切り”かというと、邦画の低予算とCG技術でこれをやっちまえという企画自体がすごいと思うんですわ。誰もが認める人気漫画ですから、話題性のあるうちにやっちまえという大人の声はよ~く聞こえるんだけども、しかしそれにしたって雑じゃありませんか、と。
 はっきり言って、脚本のレベルは『ジュラシック~』も『進撃~』も大差ないと思ってんですわ。どっちもそこまで登場人物に感情移入できないまま終わっちゃうし、ツッコミどころ多いし。でも、『ジュラシック~』は映像の部分がとにかく完成度が高かったから、脚本の甘さなんてもんはどうでもよかった。しかし『進撃~』は、脚本をカバーできるだけの映像が作れなかった。
 CG技術がハリウッドに劣ることくらい百も承知だからもうこの際しょうがないと諦めるけれど、私が一番嫌だったのは、途中途中で入る超超超超超チープな実写カット。なにあれ。ドキドキも興奮もぜ~~~んぶあれで消滅する。もったいないなんてもんじゃない。
 『ジュラシック・ワールド』の前、1作目の『ジュラシック・パーク』、実は全部CGってわけではなくて、2年がかりで動くティラノサウルスのロボットを作ってそれを使って撮影してるっていう話には驚かされる。あの当時にしては発達したCG技術を持っていても、マジモンのロボットを作る。予算があるからと言われればそれまでだけど、せめてこれから戦いに向かおうとするエレンたちが乗った車が走っていく道の映像くらい、ただの砂利道映すんじゃなくてセット作って撮影できなかったのかよ、と思うのだ。
 キャラを改変したことや世界観を壊したことが面白さを損ねているわけじゃない。こういう”雑さ”が、私は非常に気に食わなかった。
 グロ表現とか超大型巨人の登場シーンとか、最後の戦いのシーンとかは迫力あったしよかったと素直に思うんだけど、でも、「気に食わん」と思った記憶に上塗りできるだけの力は、全然なかった。映像技術で世界に劣るなら、脚本や細かい部分の作り込みでなんとか差をつけていくしかないのにね。
 これが今の邦画の力かと思うと、レイトショー終わりの夜道がやたらと虚しく感じたもんだよ。本当、世界は残酷だぜ。
 
 こうなったら後半も観に行きますけど、さとみの出番が増えなきゃやってらんねーなこりゃ。

【アイドル】A.B.C-Zのコンサート行ったことないとか人生の半分以上損してるけど、大丈夫?

 もう一回訊くけど、

 A.B.C-Zのコンサート行ったことないとか人生の半分以上損してるけど、大丈夫?

  もうさ、「A.B.C-Zってなに?」って人もさ、コンサート来ちゃいなよ。YOU軽率に来ちゃいなよ。

 あのね、私はお伝えしたいんだよ。今一番輝いていて脂がのっていて、笑いもとれて涙も誘えて熱くなれて、会場にいる全員を幸せにできるアイドルはA.B.C-Zなんだっつう、このたしかな事実をさ。

 だからもう、みんなでコンサート行こ?

 

 

 つうことで、去る5月31日、代々木第一体育館、そして6月13日、大阪城ホールにて行われた『A.B.C-Z Early summer concert』に参加してまいりました。

 いつも一緒に行ってる幼稚園からの幼馴染戸塚担(I氏)と、今回は代々木に高校時代の部活仲間で新規塚田担(K氏)を連れての参加になりまして。

 ちなみに、K氏がなにで転げ落ちたかっつうと、I氏宅に泊まった時に見せられた、あの、あのワーホリDVDだそうで、まじI氏策士だわあれ見たら塚ちゃんにハマるわという。K氏は元々ジャニオタっつうわけでもなくて(妹さんがカツンちゃん好きだったかな)、うちわを買うのも初体験。こっちは見ててとても楽しかったのでした。

 うちわヴァージン奪ったのが塚ちゃんとか、なんかすごいグッとくるし。

 

 

 あっ、ていうか、まさかと思うけど、A.B.C-Zって知ってますよね? エービーシーズィー。ズィー。

 簡単にメンバー紹介しましょうかね。私がしたいたけですね。お付き合いください。

 

橋本良亮くん

→愛称:はっしー/メンバーカラー:赤

 A.B.C-Z不動のセンター。最年少。甥っ子ズのこと大好きな君がかわいい。老若男女のハートを鷲掴みにする王子様。おしゃれボーイ。おまんじゅう。

 

戸塚祥太さん

→愛称:とっつー/メンバーカラー:ピンク

 神から授かったパーフェクトフェイス。たまに、いや、頻繁にファンにも意味のわからない行動を起こすが、本人はいつでも超本気。猫ひげスマイル。演技班。読書家。

 

河合郁人さん

→愛称:フミキュン/メンバーカラー:紫

 馬。静止画の帝王。ジャニーズ芸人としての幅を広げており、モノマネレパートリーは現在も増え続けている。木村拓哉になりたかったSMAPオタク。恥ずかしがり屋。馬。

 

塚田僚一さん

→愛称:塚ちゃん/メンバーカラー:黄

 金髪筋肉。アクロバット担当。ムードメーカーでありムードクラッシャー。心の中でいろんなキャラクターを飼っている。新陳代謝がハンパじゃなく良い。性欲がやばい。

 

五関晃一さん

→愛称:ごっち/メンバーカラー:青

 地上に舞い降りたエンジェル。柔軟な筋肉と恵まれたボディーバランスを余すことなく活かし、どんなリズムでも華麗に踊るジャニーズNo. 1ダンサー。楽曲の印象にマッチし、魅力を最大限に引き出す振り付けを生むクリエイター。透き通るピュアボイス。不老不死の薬を飲んだかのように、ジュニア時代から変わらぬ容姿を保ち続けるプロ意識の高さ。演技をさせれば情熱的で、かつナチュラルに魅せる俳優。今年で愛されて30周年のグループ最年長。でも無趣味。無免許。全部まとめてかわいい。かっこいい。五関晃一は最高。

 

 わたくしめの文章なんかでは彼らの魅力は3分の1も伝わらないとは思うんですけど、五関さんのこと好きなんだなってことがわかればいいです。

 

 そんな5人にどれほど楽しませてもらったかっつうことを、下記にてつらつらと。今回まったくメモ取ってないので全て記憶です。あしからず。あと曲の感想と代々木と大阪レポごちゃ混ぜです。あしからずパート2。セトリもだいたいなのでグチャグチャです。あしからずパート3。

 

 

【5/31代々木(夜)/6/13大阪城(昼)】

・Vanilla

 イントロがかっけんだよヴァニラァァァ!!!!!

 スモークの向こうで5人のシルエットが浮かび上がってからの歌い出し、もう最高。なんかまた一段とライブの質を上げてきやがったなこいつら……! と思った。伸びしろめっちゃある、エービーシーズィー。

 

・メクルメク

 振り付けがかわいい。みんなで手をパチパチ叩く。かわいい。今回のアルバムの中でも上位に好きな曲。

『そこは天国か まさか奈落の底でしょうか』

 って歌詞がすげー好き。なんででしょうか。

 えびってさ、それ歌詞で使う言葉かァ!? みたいな単語チョイスすることあるから結構好きなんですよね~。奈落の底。フハハ、いいね。

 五関くんのことをずっと見ていたら(基本的に自担しか見ていない)、しゃがんで前面モニターの方を見てマリア様のような笑みをたたえてるからなんぞやと思ったら、河合郁人ソロパートでやんの。ケッ。河五闇でイチャつくんじゃねーよ見えてっぞ、見てるからもっとやってくれお願しますなんでもします。

 

A.B.C-Z LOVE

 はい、いつも通り楽しい~~~~~~~~!!!!! 楽しいしかない~~~~~~~~~~~!!!!!

 

・渚のBack In Your Heart

 いつも五関くんのソロパートがグッと来すぎる。まだ4曲目だっていうのに、すでに泣く。穢れを知らないピュアボイス。響き渡る高音域。どうかどうか、今後も五関くんにたくさんパートください。よろしくお願いします。

 

・Summer上々 ︎

 こぉれも振り付けが超超かわいい!!!!! おしりフリフリとかやめてもらっていいですか!?!? いやウソ一生続けて!!!!!

 大阪のとき、下から河五のおしりフリフリ見上げてて、すごいなんとも言えない気持ちになりながらパームライト振ってた。南無南無。

 

・ドラマ

 代々木での戸塚シャウト、一生鼓膜に焼き付いて離れないと思う。感情抑えるとかそういうのできない戸塚さん最高だぜ。やたらとマイクのポジション気にするナイーブさとのギャップ。

 何度も繰り返される「~してく」っていう言葉がすごい印象的。全部進行形なのな。「~してた」じゃないし「~してる」でもなく「~してく」っていうの、ワタクシとてもグッときちゃう。戸塚さんの言葉選びにグッときちゃう。

 

・We're Fighters

 死あるのみ。五関晃一と言う名の底なし沼への転落待ったなし。

 衣装のフード被ってセンステに向かって来る五関くん、あれ今までに見たことない五関くんだった。なんだあの絶対王者の風貌。かっこよすぎ。朝起きて500人と喧嘩してから会場着いたみたいなあのオーラは、なんだ。

 突然の静寂の中、同じ人間とは思えないほど美しく上半身を反り、そして20代最後の色気を惜しみなく見せつけてくるあの演出。

 大阪のとき正面真下から見上げるポジションで、もうリアルに体が震えたね。怖い。わたし、五関くんが怖いです。

 

 その昔、エイト担の友達にSMAPのライブ映像を見せてて、慎吾ソロを見て友達がボソリと、「ドームのステージでこんなに魅せられる人他にいないね」つってて。私そのときは「そうだな~、慎吾はすごいな~」って思ってたけど、今回のこれを見た今なら言えますね、「いやいや、五関くんもできるから」ってな。

 早くドームで踊り狂う五関晃一が見たいです。

 

・どこまでHappy!!!

  きた~~~~~~~~~~~~~束縛男ソングきた~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!

『なぜ? 君はいつでも仲間といるのさ?』

『女子会なんてもう卒業じゃない?』

『信じられない奇跡なんだよ』

『今すぐいこうよ ふたりの世界ならば そう ここから広がっている』

 …………ゾッとする…………真夏の恐怖体験…………恐ろしすぎる束縛男…………

『車の中で待ちくたびれて君にcrazy』

 とかさ、これ事件一歩手前でしょ? 殺られてたっしょ?

 こういうとち狂った歌詞をとんでもなくフレッシュでポップな曲調にのせて歌わせちゃうの、ジャニーズあるあるだと思う。顔が整った人々がこういうのすると怖さが倍増するよね。最高だね。

 そして映像がかわいいかわいい。モニター下からひょっこり覗くのもめちゃかわいい。モグラたたきの要領で、あそこから顔出したら「こら~!!!」つって頭ひっぱたきたくなるくらいにはかわいい。伝われ。

 

・Like A Blow/My life

 おおおお~~~!!! そう来たかっ!!! ってかんじ。

 Like A Blow好きなのでちょっとでもやってくれて嬉しい。えびってデビューからの年数のわりに持ち曲多いからさ、過去の曲をこうやってアレンジ加えてライブで使ってくれるのはありがたい。

 

・SPACE TRAVELERS

 宇宙服が頭上から降りてきて、それに袖を通し、5人が宇宙へ飛び立つ! みたいな演出。アルバム曲の中で1番好きなスペトラ。どことなく昭和感のあるオーケストラと、どこまでも前向きで吹っ切れた歌詞が大好き。

『一度きりの人生だろう? 遠慮はいらない』

『不器用でも自分らしく 突き進んでいく』

 あ~この歌詞、すごくえびっぽいなって思いまして、大好きです。

 アクロバットがすごい、すごすぎる。ブンブン振り回される五関くんとヒョイと持ち上げられる一番大きいはっしーちゃん。どれだけ、どんなふうに練習重ねてきたんだろうなあとかぼんやり考える。

 大阪でお隣のはっしー担の女の子、アクロ中にTシャツがめくれてお腹がチラッと見えたはっしーに向かって「オナカーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」つってた。見たまんまをありのままコール。それだけ興奮すんだこの曲は。

 

・ずっとLOVE/Attraction!

 楽しいしかない。

 

BAD BOYS

 ひーくんかっこいい。

 

・未来は明るいかい?

 はいこれも大好き~~~~~!!!!! 河合はかわいい~~~~~!!!!!

『君の趣味と家族構成をこっそり教えてくれないかい?』

『君の癖と好みのタイプこっそり教えてくれないかい?』

『君の夢と最寄りの駅をこっそり教えてくれないかい?』

 なにこれ、最高じゃない? 家族構成っていう単語が出てくる歌初めて聞いたよ???

 コールができるのもこの曲のいいところ。「か”わ”い”い”~~~!!!」つってる全力で。楽しいしかない。

 あとから出てくる合唱団がシュールすぎる。代々木のときムーディー勝山つってたふみとが。なるほどな。

 大阪のとき、五関くんはっしー塚ちゃんはそろって出てきたのに、戸塚さんだけいなくて、でも普通に進行していくしかなくて、でも結局曲終わるまで出てこないということがありまして。びっくりしたけど、そのあと普通に猫ひげスマイルで小走りでセンステに到着する戸塚さん。あなた今一番忙しいんだから。ちょっと心配になる。

 

・代々木MC

 引っ越してから一ヶ月間部屋に何も置いてなかった五関くん。

 ソファを置こうとして家まで持ってきてもらったが、箱を開けて中身を出さないと部屋に入らないことが発覚。しかし、箱を開けると返品できなくなってしまう。

 以上、説明を受け、素直にそのまま「わかりました」と言ってソファを返品した五関くん。

 なお、言い分は「説明に納得しただけ」とのこと。

(ここまですべて河合郁人さんの解説でお送りいたしました)

(なんでだよ)

(なんでおまえ全部知ってんだよ)

(河五は最高かよ)

 五関宅の一階にはエントランスがあり、そこに置いてあるソファが返品したソファを同じくらいのサイズなんだって。なにその情報。すごい欲しかった。

 

 何者かに背後からおしりを殴られたはっしー。こんな感じで、と説明するために、五関くんの肩をグーパン。

五関「やめてよぅ……(マイクに拾われるギリギリの声量)」

 アアアアアアアアアア…………無理…………さっきまで500人殴ってきたみたいだった人が今はショートケーキのイチゴ最後まで取っとく女の子みたいになってやんの…………無理ィ…………

 着替え終わって出てきたふみとつ。

戸塚「あんな五関くん初めて見たから動揺してます……ミステリアスすぎてわからない……」

 なにそれ。胸に手を当ててまじ動揺してる戸塚さん……なにそれ……俺今五関くんの新たな一面見ちゃって動揺してますってなにそれ……

戸塚「みんなは五関くんに変わってほしいと思うの?」

戸塚「今後の五関くんはどういうふうになってほしいかアンケートボックス置こうよ!」

戸塚「五関くん!」

戸塚「五関くん!!」

戸塚「五関くん!!!!!!!!!!」

 っていう風に聞こえました、ワタクシには。強火五関担戸塚超最高。

 

 関ジャニ∞のまるちゃんが来てくれました。

丸山「大好き要素ばっかり!」

 ごめんなんかオレンジが無いごめん。でもありがとうまるちゃん! 君、すごい好きそうだよこのグループ!!!

 そんではっしーが

橋本「すばるくんいつ来てくれるのかなぁ……」

 つって……このやろ……かわいいなおい……渋谷今すぐ来い来やがれコノヤローって思ってたら、いたらしいですねこの日。ありがとう渋谷さん。そしてまるすば怖い。仲良すぎて怖い。

 

・大阪MC

 もうすぐ30歳になる五関くん。なにか目標とかないの? って言う話になり、

五関「無趣味をやめる」

 ほほう、そうかそうか。趣味はSMAPみたいな中居正広的人間になってもいいんだぞ!? 趣味はA.B.C-Zっていう五関晃一すごい好きなんだけどな!!!!!

 まあそんで、なにをやるかって話になり、最近ゴルフが気になってると。はっしーがハマってるから一緒に行きなよ! と。しかし、

河合「こいつ誘ってもこねーもん!」

 はいはいはいはい出た出た河合出た出た!!!!! でも、この前一緒にご飯行ってたじゃん? って言われる。何回か誘ってやっと一回行ったつってて、わたし、河合くんの本気度舐めてた。そしてその本気を断り続ける五関くんも最高すぎてたまらん。マイペース中のマイペース。

 

 なんのくだりだったか忘れてしまったんだけど、戸塚さんが五関くんのことを満面の笑みで指さしてて、それに五関くんも向き合って戸塚さんのこと指さして笑って応えてて、え? なにしてんの君たち? ってなった。

 あのときの戸塚さんの楽しそうっぷりがひどかった。なにがどう楽しかったのかとか全然こっちに伝わらなくて、でももう君たちが楽しけりゃあとはなんでもいいよって思うくらい楽しそうだった。

 そんで、その楽しそうモードのあと、戸塚さんがステージ上に落ちてた何かを五関くんに渡そうと、そっと五関くんに差し出すんだけど、そっぽ向いて話してる五関くんがそれに全く気がつかなくて、でも戸塚さんは気がついてほしくって、でも気がつかなくて、最終的に拾ったその何かをまたステージ上に置いとくっていう、すげー切ないシーン見た。

 ドンマイ戸塚さん。本気で切ない顔すんなよ。いいとつごでした。ありがとうございました。

 

 つーか、私が行った公演どっちも五関くんの話中心って(贔屓目がそう感じさせてるのかもしれないが)どういうことや。五関くん大好ジャニーズエービーシーズィーか。おい、ありがとうございます。

 

・Shower Gate

 さわやか~~~~~!!!!! バックに映ったPVとの共演が素晴らしかったし、なによりも映像と生ダンスがぴったり揃うA.B.C-Zすげえなと度肝を抜かれる。

 5人が縦一列になってから順番に横に飛び出していくあの振り付け、「すっ、スマップゥゥゥゥゥ!!!!!!」つった。完全に見たことあった。どんどんリンクしてこスマップとエービーシーズィー。

 

・サヨナラBOX

 ごめんこれ全く覚えてない……なにがあった……逆に教えてください

 

・No Control/ガムシャララ

 ひーくんかっこいい。


・In The Name Of LOVE~誓い

 これはライブパフォーマンスが最高すぎました。ダンスのかっこよさ、衣装のかっこよさ、照明のかっこよさ、全てにおいて今のえびができることを詰め込んだ感じ。

 もちろんアクロバットはすごいんだけど、ダンスと演出だけで彼らはここまで魅せられるってことを証明してくれた一曲。

 大阪の時、真後真下で見てて、とにかく五関くんの肩の動きが尋常じゃないんだ。なめらかかつ俊敏。やっぱこの人ジャニーズで一番ダンス上手だなと、ジャニオタ新規は新規なりに自信を持ったのでした。

 

・Twinkle Twinkle A.B.C-Z

 パームライト芸を説明しているとき、真横に戸塚祥太。等身大戸塚祥太。顔面にひれ伏しました。


・Stay with me

 映像演出がとてもよかった〜!薔薇の花束をはっしーがヒョイと持ち上げると、画面いっぱいに花びらが舞い、その後頭上からハートが落ちてくるという……王子様や……


・DARKNESS(LOVEです☆ver)

 待ってました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!全力でヘドバンした!!!!!!!!!!!!してやったり!!!!!!!!!!!!

 もうアルバムで聴いてるときからずっとずっとヘドバンしたくてたまらなくて、ようやくできたよ…….!!!!!スノーマンちゃんたちも頑張ってヘドバンしてたし、なにより塚ちゃんが頑張ってた。このときばかりは尊前ダークネス様。ちょっと笑っちゃうけど、尊前ダークネス様。

 か、ら、の、リカちゃん登場ゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!

 これは読み流してくれていいんだけど、あのね、塚ちゃんの女装って私の性癖ど真ん中なんすよね……もうさ、囚われになったり透けブラしてたりブラ直す仕草だったりさ、本当、ち◯こがあったら勃起してたって感じ。ごめん。

 大阪では花道の長さが物理的に足りなくてバク転の回数が伸びなかったけど、代々木では30回かな?大記録達成してた!リカちゃんすごい!すごい私性癖!!!!!!!!!!


・ボクラLOVE&PIECE

 映像がこれまたすごい。今までの映像クオリティから考えると、正直、ここだけえびのライブじゃないみたいだった。戸塚さんと担当してくだすった大人の皆様に心から感謝です。ありがとうございます。

 いやー、この曲をここに持ってくる構成すごい良くない???リカちゃんで会場みんなハッピーハッピーにしたあとにみんなで出てきてラブandピースって、すごい流れじゃない???そんでそのあと怒涛のぶち上げ曲ラッシュやばくない???(圧倒的語彙不足)

 

・Finally over僕らのこたえ~Here we go~BIG STARNakedIna☆Zuma Venus

 ひたすらヘドバンandジャンプand五関晃一

 もうなにがあったかわかんない、そのときが全力すぎて楽しかったことしか覚えてない。


・特別な君へ

 泣く。会場の一体感がとてつもない。エービーシーズィー最高。
 5人がトロッコ乗りながらバラバラの位置にいるのに、曲中で振り付けがあって、それがまたピタリと合ってるの見ると、もうこの人たち応援してくしかないなぁ……としみじみ思うのであった。

・窓枠アクロバット

 これ適当につけた名前だから他の人に言わないでね。でも、窓枠みたいだったよね、あれ。

 本編終わって一息つく間もなく、大量のスモークが流れ出てきて、会場のワクワク感が最高潮に達したとき、窓枠に手をかけ現れるエービーシーズィー。

 五関くん、体重軽いからか人一倍グルグル回ってて、緊張感ありながらもそれがとても可愛くて「あ〜〜……こわいよ〜〜……でもかわいい〜〜……あ〜〜……」つってた。

 大阪で途中前髪が顔にかかっちゃって、鬱陶しそうに険しい表情で振り払おうとしてた五関くんがかっこよすぎて興奮しました。手が空いたときに直してたけど。前髪になって鬱陶しがられたすぎる。

 

・ZaABC~5stars~Legend Story

  俺たちとみんなで〜〜〜〜〜〜!?!?

 A.B.C-Z〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!

 

 代々木ではこのあとトリプルアンコでシャワゲ再。うれしいね、五関くんが一生懸命考えた振り付けで終わったね。ああ、楽しかった。

 

 後半どんどん雑になるのはいつものことなのでもう諦めました。でも、エービーシーズィーのコンサートはとっても楽しいんだよ、うん。伝われ。

 

 

 

 そんで、今回大阪の席がなんとなく予想ついてるかと思いますがとんでもねぇ神席でして、SMAP@札幌を上回る神席でして。

 Finally overからの流れのどこかだったと思うんですが、まあ上記お読みいただいた通り、ワタクシと隣の戸塚担でまあバカみたいに暴れ狂ってたわけなんですよ。で、どっかの曲で塚ちゃんがメンステセンターでヘドバンし出したのよ。そりゃこっちもノるじゃん?ノッちゃって、五関ウォッチャーとしての使命も忘れて、塚田僚一に向かってヘドバンしてたわけよ。

 したら、そのあと戸塚さんが駆け足でセンター花道を横断していったんだけど、ワタクシたちの位置に来て指差しandウインクくれたわけよ。

 えっ? 戸塚さんのファンサ、めっちゃアイドルじゃね??? 木村拓哉??? 木村拓哉なの???

 戸塚さんといえば、宙に向かってファンサしてる人っていうイメージで、実際今まで戸塚さんがちゃんとファンサしてるとこを見たことがなかったもんだから、これは本当嬉しいより驚きの方がデカかったッス。 

 どうも、ごちそうさまでございました。

 

 以上、代々木そして大阪のレポートならぬ備忘録でした!お粗末!!!

 

 

 そしてそして、今日はなんといっても、

五関晃一さん、愛されて30周年!!!!!

おめでとうございます!!!!!

 五関くんが30歳だってさ!!! まじで!? もう5歳くらいの時からずーーーーーーっと今の容姿なのに!? 変わらなさすぎて怖いよ!!!

 

 そして、見ましたかえびブロ。

 五関くん、自分の誕生日間近だというのに、まさかの「ネタがない」発言ですよ。

 うそでしょ。いやうそじゃないか。まじで、ご本人の中じゃ30なんて数字はどうでもいいのかも知れないよな。毎日が記念日なのかも知れないもんな。

 MCのときも、「40になっても変わらないでいたい」って言ってたもんね。うん、変わらなさそう。そして、五関くんが変わらないでいてくれることが、A.B.C-Zにとっても、我らオタクにとってもいいことなんだと思うんだよな。

 

 五関くんって、たしかに前に出て目立つ方じゃないと思うんだけどさ、今回だって振り付け考えてたらいつの間にか日が昇ってたとか、誰よりもジュニア時代が長かったとかさ、なんつうか、常に心に青い炎を灯してるんだろうなって、ワタクシは新規なりに思うわけよ。かっこよくない? 青い炎は赤い炎よりも熱いのよ? かっこよくない???

 そして、今回のコンサートを終えて、改めて大きなステージで踊り狂う五関晃一が見たいって思ったよね。

 もちろん、今の距離感でないと楽しめないこともあると思うんだよ。箱がでかくなればなるほど、必然的に彼らとの距離は遠くなる。けど、その寂しさを差し置いてでも、もっとたくさんの人から歓声をもらうアイドルになってほしいなって思うし、それができる人たちだとも思うわけよ。そうじゃなきゃ、応援なんてしてられないっしょ。

 あー、じゃあ私にはなにができるだろうって思ったときに、まあ私はエービーシーズィーにはなれんし、スノーマンにもなれんから、そんなら客席で一番盛り上がってやろうと、強引にでもこいつらの中に参加してやろうと、おめーらに負けてられるかと。実は結構 毎回思ってるんですよね。ウハハ。恥ずかしい。

 あのね、私なんかは特に人に影響されやすい人間だからかも知れないけれど、楽しんでる人を見てると、自然とそのものごとについて興味がわいてくるのが人ってもんだと思うんですよ。

 だから、いろんな方面に向かって、A.B.C-Zのコンサートはこんなにも楽しいぞってことを発信していきたいってもんですわ。

 全力で引きずり込もう、この楽園に。

 

 

 五関晃一愛されて30周年の話からなんでここに飛んだんだって感じだけど、まあいいでしょう! とにかくおめでとうございます!!!

 30歳最初のお仕事がファウストとは。嬉しいですね。河合くんもさぞ嬉しいことでしょう。

 自分で化粧するのは大変だろうけど、大変がってる五関くんを見てるこっちは楽しいので、なんとか最後まで頑張ってください!

 

 そしてそのあとはサマーコンサート!!!!!!!!!!

 絶対行く!!!!! 行かせてくれお願いします!!!!! ちょっとでも現場に間が開くと不安になるオタクだから!!!!!

 なにが起こるかわからない、このスパンでまた新しいものを作り上げてくるのかと思うと、ワクワクが止まりませんな。期待してましょう。

 

 

 最近忙しくて、寝る間も惜しんでこのブログ書いたんだ。いや、それはただ私が書くの遅いからなんだけども。でも、そうだとしても、寝て起きたら五関晃一がエプロン姿で朝ごはん作ってくれたみたいな展開になってたっていいじゃないか。

 そう思いながら、私は今日、自担が30歳になった世界で目覚めて、そして普段よりもちょっと明るい空を見て、少しだけ甘い空気を肺に入れて生きるわけだ。幸せだなあ。