とりあえず、こちらの最高MVを見てもらっていいですか? ありがとうございます。
早く音楽番組で見たいね。楽しみだね。
本題は以上です。ここからはすべてが余談。時間があり余って仕方ない方のみどうぞ!
このブログは私のオタク史をダラダラと記録しているものなので、何かにハマった場合はここに自己申告をしています。私が死ぬときはこのブログの記事を全部印刷して棺桶に入れるつもりです。それまで「はてブ」には頑張ってほしい。よろしくお願いします。
そんなブログを振り返ってみると、最後に“ジャニーズ”のことを書いたのは2019年でした。ただ、このときすでに別の推しとやらができていたので、あんまりいい話ではなかった。ご興味のある方はこちらからどうぞ。なお、ここに書かれている推しとは倫理観の不一致からオタク的絶縁をしたので金輪際名前を出すことはありません。ガハハ!
タイトルの話に戻るとだな、一度でもジャニーズを通った人なら寺西拓人を知らないはずはなく、そしてうっすらみんな好きだったと思うんですよ。それに、オタクの始まりってすべてタイミングじゃないですか。だから別に“今さら”でもいいと思うんです。ただ私の場合は、
・A.B.C-Zの担当だった
・しかも五関晃一さんの担当だった
・A.B.C-Zのコンサートや舞台に通っていた
要するに、罪の重さがちげぇってわけ。
2014年と2015年の『ABC座』に行ったし、同じころからえびコンには5年ぐらい毎年通ってた。なんなら横アリでやった伝説の『ジャニーズJr.祭り』に行ったし、河合ちゃんが舞台『のど自慢』やることも知ってた。五関さんがダンスで一目置いてるJr.がいた記憶もある。
おい、ずっといる。ず〜〜〜っとそこに寺西いる!!!!!!!!!!!!!!!
そういうわけで、どうにも罪の意識がぬぐえないわけですよ。今さら「寺西くんかっこいい♡」とかはしゃぐことに対して。だってずっと知ってたんだもん。河合ちゃんが「寺西〜〜〜!!!!!」ってバックJr.紹介したとき絶対「Fuuuuu!!!!!」って叫んだし。うっすらずっと知っていて、しかし全然見ていなかったんですよね。そのくせ『タイプロ』が盛り上がり始めたら世間と一緒に騒いじゃったクソミーハーなんですよ、私は。こんなオタク許せる? 許せないッ!(©︎菊池風磨)
なので私は自分を「ジャニオタ軽犯罪法違反者」と呼ぶことにしました。この罪と向き合い、寺西拓人さんを今さら「担当」と呼ぶことで償っていきたいと思います。
さて、ここからは記録として、どういう経緯で私が寺西担(と言うのもだいぶ恥ずい)になったのかを記しておきます。棺桶に入れるための記録でしかないので、本当に適当に流してくれよな!
2024年12月6日
「寺西拓人が『タイプロ』に参加する」との話題をTwitterで偶然見かける。当然ながら『タイプロ』のことは知っていたのだが、このとき私は別の非ジャニボイグルをゆる〜く眺めつつ三浦翔平さんのオタク業で忙しかったので(急な情報)、『タイプロ』は一瞬も見ていなかった。しかし前述したように、寺西のことは「ジャニーズを通ったのでもちろん知っていてうっすら好き」なため、ちょっとだけ興味が湧く。
そもそも私は寺西に“アイドルとしての活動”をやってほしい気持ちがあり、Jr.の卒業制度が生まれ、無所が「俳優部」とされたことにあまり納得していなかった。もちろん彼らの活動を否定するつもりはない。この文章にその意図は皆無である。ただ、寺西が歌って踊れることを知っていたため、アイドルとしてデビューする道が閉ざされたように感じて結構残念に思っていた。

だから頑張ってほしい気持ちはあったが、サバ番は何が起こるかわからない。しかも『タイプロ』は視聴者投票ではなく、timeleszのメンバーが自ら決める。単純な人気順ではないとなると、知名度のある俳優部が必ずしも有利とはいえない。自分のダメージを考えたときにこのギャンブルに参加するのは気が引けたのと、三浦翔平さんのオタク業が忙しかったので(なお今も元気にオタクを継続中)、「寺西がメンバーに選ばれたら『タイプロ』見てみるか〜」と、手を出さずにスルーする。
2025年1月24日
恐ろしいことが起こる。まったく違うコミュニティに属する別のオタクから「寺西って三浦翔平に似てない? あんた絶対好きだよ!」などと言われ、『タイプロ』の視聴を勧められたのだ。この日はちょうど「松島チーム」の配信日で、寺西が大活躍していた(らしい)。
【𝘁𝗶𝗺𝗲𝗹𝗲𝘀𝘇 𝗽𝗿𝗼𝗷𝗲𝗰𝘁 -𝗔𝗨𝗗𝗜𝗧𝗜𝗢𝗡-】
— timelesz project (@timelesz_proj) 2025年1月24日
𝖾𝗉𝗂𝗌𝗈𝖽𝖾 𝟣𝟥 責任 -𝖯𝖺𝗋𝗍𝟥-
ご視聴ありがとうございました!
松島チームの本番パフォーマンス、いかがでしたでしょうか?
🏷️ #ネトフリでタイプロ をつけて感想を教えてください📮💌
/
次回は来週‼️
💁… pic.twitter.com/i0kKHhY62G
三浦さんと寺西が似ているかどうかは置いといて、寺西の顔は大好きである。ということは、三浦さんと寺西は似ているのだと思う。なぜなら三浦さんの顔も大好きなので。今だから白状するが、『タイプロ』視聴前から寺西のインスタを薄目で見てしまっていた。今思えばこの時点ですでに負けていたのだ、寺西の顔面に……。
で、あっちでもこっちでもオタクたちが寺西の情報をドカドカ注ぎ込んでくるようになる。一方、必死に抵抗する私↓



「寺西がメンバーに選ばれたら『タイプロ』見てみるか〜」とのんきに暮らしていたのに、急に外堀を埋められてしまった。で、幸か不幸か翌日にこの部屋にいたオタクと会う予定があり、友人宅で『タイプロ』を見ることになる。私が「一緒に見て」と懇願したからだ。数分前まで抵抗していたのに、意志が弱すぎる。
ちなみに、もともと入れていた予定は「厄祓い」。もはやギャグ。
2025年1月25日
配信済みの『タイプロ』を1日で全部見る。これがオタクのスピード感や!!!!!
4次審査で寺西の「RIGHT NEXT TO YOU」を見て「もうダメかも」と覚悟。私はSexy Zoneの楽曲の中でライネクが一番好きなのだ。寺西のライネク、あまりにもいい。最高すぎ。本当にありがとう。
落ちちゃった自分のバンダナを踊りながら足で蹴って飛ばすところを見て、「やっぱりこの人は歌って踊るアイドル業で食っていってほしい」と強く思った。
※参考1:友人宅から帰宅し、寺西に完敗したことを認めた際のツイート↓
タイプロを一気見しました、寺西拓人さんよろしくお願いします(ジャニオタ軽犯罪)
— モト (@everydaygoofing) 2025年1月26日
※参考2:タイプロと日プを混同していたころのツイート↓
本編と別テイクで衣装のスカーフが地面に落ちてて「これじゃ本編で使われないか」と思ったら舞台慣れを見せつける処理をしていて翌週から順位がジャンプアップする寺西拓人練習生!?!?!?
— モト (@everydaygoofing) 2025年1月27日
[037]timelesz project【4次審査】パフォーマンス動画『RIGHT NEXT TO YOU』https://t.co/uEYdgZBMD1
この日から毎週金曜日の配信を心待ちにすると同時に、「お願いだから寺西受かってくれ」と胃のキリキリする日々を送るようになる。サバ番は健康に悪いので法律で規制したほうがいい。
2025年2月15日
「寺西拓人」を選んでtimeleszのファンクラブに入る。
このとき私はサバ番の禁忌である“ケミ推し”をしていたので、最後に原ちゃんが呼ばれたことによりタムのFC入りを決断した。寺西だけ、もしくは原ちゃんだけがメンバー入りしてたら、ちょっとどうなっていたかわからない。寺西と原ちゃんは一緒にアイドルをやって、一緒に同じ景色を見て、どんなときも一緒に笑い合っていてほしい(急に重いよ)。
※参考3:100年ぶりウン回目に再入会したジャニーズFCのスクリーンショット
寺西拓人さん、あらためてよろしくお願いします pic.twitter.com/CVS2euryUt
— モト (@everydaygoofing) 2025年2月15日
2025年2月26日
三浦さんがラジオで『タイプロ』の話をする。この世で私だけが喜ぶ。
実は12月放送のラジオでも『タイプロ』の話題を出していて、山根くんのインスタに“いいね”したことも話題になっていた。そんな中、「『タイプロ』見てますか?」みたいなお便りに答える形でめちゃくちゃしゃべってくれた。ちなみに、このお便りを送ったのは何を隠そう私である。
※詳しくはこちら↓
サバ番は何回か通り過ぎてきたので、話題性に便乗して好感度と知名度を上げようとする芸能人やインフルエンサー(笑)のことは何人も見てきた。だから断言できる。三浦さんにそういう下心はなく、ただの“ガチ視聴者”であると。
一方の私には下心があったので、「三浦さんと寺西くんが似ていると話題になってましたよ♪」みたいなことを書いて本人に読ませ、合法的に2人を交差させた。そしたら「今度テラの舞台(ダンス オブ ヴァンパイア)に行くよ〜」と明かしてくれて、後日本当に観劇していた(補足しておくと、三浦さんは城田優さんの舞台に毎回行っているため、もともと観劇の予定があったと思われる)。
なお、その後もたびたびラジオで『タイプロ』の話題を出していて、先日ついに“推し”の山根くんと共演した。視聴者の中でもっとも成功したオタクになっててウケる。よかったね! 顔がかわいいね!
2025年9月22日
三浦さんのオタク(広義)とtimeleszの観賞会を開く。突然の展開。
そのまえにまず、空白の半年間について説明する。『タイプロ』の一気見に付き合ってくれたオタクたちは無事全員タムのFCに入り、加入直後の生配信を見たのちに「ツアー一緒に行こうね!」なんて言っていたのだが、見事に全員申し込みを忘れた。ええ、本人たちが一番驚いています。
言い訳すると、全員でハマっていた某ボイグルの申し込み締め切りは大体“23時59分”だったので、タムも同じ時間軸だと勘違いしていた。“12時”締め切りだと気づいたのは当日の20時。なお全員まあまあな社会人である。こんな大人になってはいけませんよ!
この事態によってまず「現場に行く」という行為から遠ざかり、三浦さんのオタク活動(広義)も割と忙しかったため、タムの情報を積極的に入れなくなってしまった。たまにバラエティを見たり、音楽番組で見かけて「アイドルやってる寺西って最高」と泣く程度。番組が終わったら関心がなくなる典型的なサバ番オタクの姿。こういうの本当によくないですよ!
『タイプロ』後も引き続き本業は三浦さんのオタクなんだけど、三浦さんのオタクをしていると常によぎるんだよね、寺西の顔が。毎日“サブリミナル寺西拓人”状態。
しかも、三浦さんを追っかけてるとタムの情報が勝手に入ってくるシステムなのよ。なぜなら三浦さんが『タイプロ』とtimeleszのオタクだから。タムのツアー初日に入ってたし、その感想をラジオで話してたし、寺西のインスタもフォローしてた。いまだに一方的だけど(かわいそうかわいい)。そんな感じで、三浦さんと寺西が謎のつながりを保持しているばかりに、自分で追いかけなくてもうっすらと寺西とタムの動向が目に入る状況が約半年続いた。
そして時は9月某日。三浦さんのオタク(ここからは「A氏」とする)が知人に勧められて『タイプロ』を視聴し始めたと知る。初見の叫びを聞きながら「篠塚、原、寺西のこと好きになりそうだよね〜」なんて言ってたら、本当にこの3人を推していた。オタク、あまりにも好みがわかりやすい。
最終回まで見終わったA氏を「観賞会しようね!」と誘い、割とすぐ実現したのが9月22日のこと。なんならA氏が持ってきた『FAM』の特典映像を一緒に見たし、『タイムレスマン』の未公開映像まで全部視聴済みだった。これがオタクのスピード感や!!!!!(2回目)
ハワイを楽しんでいたタムに触発された我々は、観賞会終わりにハワイアンレストランへ行った。そこでtimeleszのFCに入会するA氏を見守ることになる。ジャニーズどころかアイドルのファンクラブに入るのも初めてで、「誰か1人選ばなきゃいけないの!?」とこの世の終わりぐらい衝撃を受けていた。だが、観賞会を経てA氏はより一層寺西に吸い寄せられており、あまり迷いなく寺西にチェックを入れてFCの扉を開いていたように思う。おそるべし寺西拓人の吸引力。
まわりにハマっている人がいると影響を受けるもので、A氏というピチピチアイドルオタクが生まれた日から、私もちゃんとタムと寺西を追いかけるようになった。正直、『タイプロ』期間中は寺西しか見ておらず、原ちゃん以外の新メンバーがどんな人かいまいちわかっていなかった。しかし、冠番組や各コンテンツを見るにつけ「ひよこ組」がとても好きになっている。このまますくすく育ってほしい。
ここまでが、とりあえずの顛末である。
自慢じゃないけどジャニオタ歴はムダに長いため(ブランクあり)、いろんなタレントを見てきたし、事務所の動向もあれこれ知っているほうだと思っています。だからこそ言いたいのは、事務所の一大プロジェクトとして前代未聞のオーディションをやったのも、寺西・原・橋本・猪俣・篠塚をtimeleszの新メンバーに迎えたのも、すべてが大成功だということ。それは、アイドルに触れてこなかったA氏が毎日のように「寺西がかわいくて許せない」といった内容のLINEを送ってくることからも、新興ボイグルにアイドルの未来を感じてジャニーズを離れた私を急速に引き戻したことからも明白で、きっとこういう人がたくさんいるはずです。
当然の話だけど、さらなる発展のためには新しい層を取り込んでいくのが一番手っ取り早いわけですよ。ジャニーズとtimeleszは“公開オーディション”という形でそれに挑戦して、見事狙い通りになった。なったというか、意志を持って「した」んだよね。一度は崩れかけた帝国を復活させる起爆剤として、『タイプロ』が一役買ったのは言うまでもない。これがジャニーズの底力か、と素直に感心しちゃってます。
はっきり言って、ジャニーズを全肯定する気はありません。創設者が起こした問題が消えることはないし、一歩外に出てみて“ジャニーズ以外の男性アイドル”がいかに冷遇されてきたかを知りました。だけど出戻りだからこそ、所属タレントの総合的なレベルの高さや、事務所基盤の確かさ、ファンに対するホスピタリティの高さを日々感じているのも確かなんですよね。
先日、ジャニショ……じゃなくてファミクラストアに行ったら、写真の買い方がハイテク(当社比)になっていて大変驚きました。頑なにインターネットへの進出を拒み、楽曲配信をせず、電子書籍に泥人形を載せていたころからタイムスリップしたので、こうした進化は勝手に感慨深い。あえて時代に乗らないのがジャニーズらしさでもあったけど、人の価値観は日々変わっていくからね。事務所が「このままでは取り残されるかもしれない」という危機感を持ったのなら、本当によかったと思います。なんだかんだ言っても、生まれたころからずっと時代を共にしているアイドルたちには、これからもずっと輝いていてほしいですからね。
急にお気持ちを表明し始めたんだけど、ここまでの話をまとめると
・寺西拓人への罪悪感を背負いながら、「でも顔が好きだから仕方なくないですか?」という強気の姿勢で堂々と寺西担を名乗っていく
・三浦翔平のオタクをやっていたおかげで「番組が終わったら関心がなくなる典型的なサバ番オタク」にならずに済んだ、謎の展開
・寺西拓人を知ったら最後、回避することは不可能
・寺西拓人は早く三浦翔平のインスタをフォローし返せ
・ファミクラストアに行ったとき、あまりの変さに五関さんのアクスタを買ってしまった(初出情報)。この世で一番おもろいアイドルは五関晃一です!
五関晃一 アクリルスタンド | ファミクラストア オンライン
ということでした。どんなまとめ?
それはそうと、timeleszのドーム公演当ててね!? 罪を背負いながら寺西のうちわを掲げさせてください、お願いします。あと絶対にライネクやってください。できれば本音と建前も見せてほしいです(注文の多い出戻りオタク)。