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冗談は顔だけのつもりだ

そうさ100%現実

【SMAP】ところでテレビや新聞は、どうしてそんなにジャニーズ事務所に気を使っているんですか?

SMAP

 なんかYahoo!知恵袋みたいなタイトルになっちゃったな。

 

 

 『久保みねヒャダ』見てる人ならわかると思うけど、今こそ「職場ピエロ」を使う時かと思ってね。ここ職場じゃねーけど。わかんない人は「久保みねヒャダ 職場ピエロ」で検索してねよろしく。

 

 

 え~、今回の件に関しては言いたいことがチョモランマって感じなんだけど、もっとも不快で気持ち悪いのは、

メディアがジャニーズ事務所に気を使いすぎ

 ってこと。報道してるキャスターのみなさん、みんな顔引きつってるよ、がんばってね。

 

 ジャニーズには「御用メディア」って言って、事務所の都合のいいように記事を書いたり報道したりするように言われてる会社があります。そのかわりに、いち早く情報が知らされたり、事務所のタレントを誌面に載せたり、番組に出させるなどの条件がついてくる。

 もちろん「御用メディア」は各業界にあって、選挙前には党の犬たちが大忙しだよね。本当にお疲れ様です。

 

 まあ政治は私の専門外というか興味ないのでどうでもいいんですけど、ジャニーズの「御用メディア」になったところで、今この時代、いいことあるのかね? っていうのがとっても疑問なのよ。だって雑誌は売れないテレビは見ない、そんな人たちはみんなネットを見てる。でもネットには事務所のタレントの顔写真は載せられない。

 そんでもって、ジャニタレドラマだからって視聴率がいいわけじゃないでしょ。今放送してるラインナップ見りゃわかるけど。当該タレントをdisってるわけじゃないよ、ジャニタレ全員がそうだからね。ドラマだけじゃなくてバラエティも歌番組も全部ね。そりゃファンは見るけど、タレント目当てで見てるのはファンだけだよね。それでも、いや、それだから数字が取れないわけさ。

 そのくせ、たとえばドラマだったら後輩をバーターにつけろだの裏番組に気を使えだの言われてる訳でしょ? そんなしがらみの中がんばっても、視聴率として返ってこない。ジャニーズに気を使って精神削るだけ。私だったらこんな仕事お金貰ってもイヤだけど、がんばってる人もいるし、そこはなにかしらプラスに働くことがあるのかもしれないけどね。知らんけど。ないと思うけど。

 映画だってそうだよね。宣伝だけは盛大にしておいて、興業的に成功してるのってほんの一握り。ちゃんと元とれてる? 心配になっちゃうよあたしゃ。

 

 (あ、まさかと思うけど、ジャニタレがドラマや映画に出演してるのが全部“実力”だと思ってたりする? もちろん実力で勝ち取った人たちもたくさんいるけど、(それは全部数字やキャストで表れちゃうから、一発でわかるってもんよ)もしよかったら「日経エンタテインメント!」9月号の光一さん連載を読んでみてね。「日本の芸能界は実力社会じゃない」ってはっきり書いてあるよ。そして、「ジャニーズとして媚びを売られてきた」とも書いてあるよ。たまには自分に現実を見せるのもオススメ)

 

 そんでもって、スポーツ紙はみ~~~んなそろって1面をお揃いにしてきて仲良しだよね。第一報で伝えてがっぽり売上取ろうとしたんだろうけど、残念ネットニュースにすっぱ抜かれちゃいましたね。あ~らま、ダサイねえ。

 新聞を読む限りじゃあ、メンバーが仲悪くて解散! みたいな感じだけど、生放送で某社の記者が「メンバー間に問題はなかった」ってペロッと口滑らしてたよ。う~ん、みんなしっかり! 連日徹夜でお疲れかも知れないけど、ウソをつくときは主張したいことの芯をブラしたらダメなんだからね! そんでちゃんと口裏合わせること! まったく、おっちょこちょいなんだからッ!

 

 あのね、私、公開から1か月半映画館に通い続けた挙句、国内で円盤が発売されるのが待ちきれなくて、初めて個人輸入までして円盤を手に入れて、そんで原作本も読んで、ハマりにハマった大好きな映画があんのよ。『マネー・ショート』、原題を『THE BIG SHORT』っていうんだけど。ちなみに日本版の副題は「華麗なる大逆転」。これがまあセンスのかけらもない副題でね、これつけた人ちゃんと映画見た? ってかんじ。

 まあそれはいいとして、超簡単にあらすじを説明すると、2008年に起こったリーマンショックを描いた実話で、「リーマンショック(正確には住宅市場の破綻)が起こるぞ、やべえ」って気がついた数人のトレーダーたちが、それまで絶対的な信頼を寄せられていた銀行や、政府がついているウソを見抜いて、「銀行がつぶれる」ことに賭けるのよ。銀行がつぶれる? ましてや安定市場の住宅がダメになるわけないっしょwwってな感じで、誰も信じないんだけどね、数人のキレ者以外は。まあ結果はご存知の通り、ウソをついていた方は負け、世界はドえらいことになりました。

 そんな映画なんだけど、終盤で、経済のウソにもっとも怒りを抱いていたある登場人物がこんなことを言うんだな。

「詐欺がまかり通ってる。金融だけでなく政府も教育も宗教も食料も野球もだ。私を悩ませるのは、詐欺が卑劣だということではない。人類誕生から、詐欺が成功したためしがないということだ。なぜそれを忘れた?」(字幕Ver.)

 この映画によると、住宅市場は30年間も人々をだまし続けた。そんでとうとう自分でついたウソに押しつぶされて、すべて消えてなくなった。誤魔化している時間が長ければ長いほど、降りかかる罰は大きいっちゅうわけよ。

 

 もうひとつ映画の話をすると、2016年のアカデミー賞を受賞した『スポットライト』。見に行ったあと、「こんな映画は日本じゃ作れないな」って絶望したんだよね。

 ある新聞社が、カトリック教会で行われてる神父数十人による児童への性的虐待を暴いていくんだけど、教会なんつったら、あっちじゃもう最大のタブー。触らぬ神に祟りなしとはよく言ったもんで、まさにそんな存在だから、なんか変だと思っても、誰もなにも言わなかった。というか言えなかった。それに、教会はなんでも自分たちの都合のいいように情報を操作できる。新聞記者が数人食いついたところで、歯形もつかないような相手なんだよね。

 でも、ジャーナリズムの正義を貫いた記者たちは、この大きな闇に立ち向かい、真実を白日にさらした。ある記者は真実を知る人に取材に行った時、「記事にした責任は誰が取るんだ」みたいなことを言われる。そんで、「じゃあ記事にしない場合の責任は誰が取る?」って返す。教会を恐れて大人がしり込みしてる間に、子供たちはひとり、またひとりと神父の犠牲者になってんだよ、つってな。ちなみにこっちも実話です。

 

 「ペンは剣よりも強し」って言うけど、私は本当にペンで人を殺せると思ってるし、世界を変えてしまうと思ってる。現実、紙っぺら1枚に書かれた文章で、こんなにも多くの人があの事務所に振り回されてる。

 

 とにかく私が言いたいことは、ボロが出ないうちに本当のことをちゃんと伝えたほうがいいよってこと。今報道されてることが、すべて本当だとはとても思えないんだよなあ。だって矛盾してたり、言ってることがバラバラだったりしてんだもん。ウソをつくならもっとうまく、それができないならありのまま吐くしかない。ふたつにひとつしかないんだけどな。

 

 ファンは事務所所属のタレントを応援しているから、つぶれろ、無くなれ、とは簡単に言えない。だけど、メディアはどうか、あの事務所を突き放してほしい。あなたたちのジャーナリズムのためにも。