【アイドル】『Otherside/愛が止まるまでは』ざっくりレビューと中居正広は歌が下手なのか問題
SMAP55枚目のシングル『Otherside/愛が止まるまでは』発売~~~!!!!!
あれ、もう次56(ゴロー)枚じゃんね!? どうするんだろう!?
『Otherside』を聴いたときの最初の感想は、「なんてご陽気な楽曲だ……」でしたね。まさか「フウウ!!!」とか「イエア!!!」とか「ポオオ!!!」みたいなパーリーピーポー全開で来るとは思わないじゃん。歌詞はなんだかルー大柴だし? こみ上げるクレイジー? 溺れる者はストローをもつかむ? でもね、ワタクシこの世で一番「Ah!」を色っぽく言う中年男性は岡村靖幸だと思ってたんだけど、今回は木村拓哉負けてねーなって! 思ったよ! だはは!!!
はい、53枚目のシングル『Top Of The World』に続き、作曲はMIYAVIさんなわけですけど、これまた難しいリズムでおじさんたちを弄びやがって! というかんじ。4分の7拍子の次は2拍3連の乱用。個人的には2拍3連というリズム好きなんですけど、これ合わせるという作業が難しいんだよねえ……それをシレっとユニゾンパートで入れてくる鬼畜の所業。最高かよ。そしてやりこなすSMAPおじさんたち。すごすぎ。
『SMAP×SMAP』『ミュージックステーション』ですでに披露されているアザサ。私が特に燃え上がったのは(というかSMAPファンの過半数が胸を熱くするところだと思うんだけど)、木村さんから始まる「Hey Just stay Don't go away!」の連続技の部分なんだけど、ここのなにがいいかって、木村が歌い続けて中居が踊り続けるっていう構成だとワタクシは思うんですね。絶対に手を抜かず声を張り上げメンバーを引っ張る孤高の木村と、リズムが体にしみ込んで踊らずにはいられない躍動の中居。素晴らしい2TOPの姿を見たと思ったね。ここ良すぎて、何度聴いても中居さんが加わる最後の「Hey!」で鳥肌たつ。木村→草彅→稲垣→香取→中居の順に加わっていくんだけど、このじわじわ盛り上がっていく感じ、早くライブで見たいすぎる。5人集まって中央でサムズアップで起き上がったあとに、特効がドカーン! ってなるとこ想像できすぎるし。興奮して血管切れるんじゃないだろうかこれ。血圧下げてこう。無理か。
両A面の反対側『愛が止まるまでは』。あの名曲『好きよ』を手掛けてくだすった、ゲスの極み乙女。の川谷絵音さんの作詞作曲。えのん。すごいお名前じゃ。
いいですね、「好きよ」のあとに「I love you」とは、ストレートに次ぐストレート。おじさんたちにはシンプルな愛の歌が似合うもんね。(そろそろ純粋なSMAPファンの人に怒られそう)
あいとまの最高なところは、歌振りが完璧なところだと思ってんだけど、「自分のために生きて 結果誰かのためになった それだけのことなんだ 悪くはないだろう」を中居正広に歌わせ、「余分な言葉ばっか みんな多すぎるよな」を木村拓哉に問いかけさせ、「I love you I love you 言葉で気取って」を今のSMAPに歌わせるこのセンスと勇気ね。これはSMAPのことが好きな人にしかできないな、とワタクシは思うんですわ。つーか、「言葉で気取って」って、もう最高にときめくフレーズなんだけど。言葉で気取って。う~ん、すごいいい言葉。良すぎて血管がムズムズしてくる~。
歌詞だけじゃなく、バンドとメロディーも最高におしゃれなんだよなあ。ジャジーなピアノと軽快なドラムス。特にピアノは前回川谷さんが作曲した『アマノジャク』でもバンドの中心になってたわけだけど、あいとまではさらにおしゃれで大人になったなあという印象。ぜひまた“ピアノとSMAP”という組み合わせで楽曲提供していただきたいですなあ。
あと、あいとまはMVが秀逸。見てから聴くとだいぶ印象が変わるくらい、MVが楽曲をしっかり引っ張ってる。赤と黒の世界の中を5人が走る走る。こんなに躍動感あふれる曲だったのか、とその時に気がつくんだよね。「I love you」っていうシンプルな言葉の中に込められた熱量みたいなものを感じる。あの、Mステのマイクスタンド芸も、すごかったっすね。
そして最後は『Breaking Dawn』ですけど、通常版を買うと聴けるこの曲。やっぱり、アザサ・あいとまに比べるとなんとなく地味でちょっと古めかしいかんじなんだよな~、嫌いじゃないけども! すごい、これ聴いたとき「A.B.C-Zの曲みたいだ」って思ったんだけど。だはは。
さてここで『中居正広は歌が下手なのか』問題についてなんだけど、私の答えは前からずっと『No』でして。それは単純に担当だから贔屓目で見てるってのもあるんだけど(あるのかよ、ってな)。あ、でも勘違いしちゃならんのは、昔だったら迷うことなく「ド下手くそでした」って言う。でも今は「下手なふりをしてます」って答える。CD音源なんてどうにでもいじれるので、もちろん声の加工はされた状態で出荷されてるんだとは思ってますけども、合唱育ちのワタクシは、歌の上手い下手は音程とかリズム感とか声質とか以上に「子音を大事にしているか」っていうところが結構でかいポイントだと思ってまして。そして、この子音については、歌手本人の意識の問題で、機械による修正も難しい部分なのではと推測しているわけです。
「色をなくsす kコバルトのs空を見て」
「時計のh針を s先にs進めてみたら」
「zずっとほら h冷えた手を握ったら (温もりが) 脈打tつ鼓動がk聞こえたよ」
上記は『Breaking Dawn』での中居さんのソロの部分なんだけど、特に赤字で書いた子音をちゃんと意識して協調してるのがわかると思うんですけどね~どうだろう。合唱育ちはこういうところにグッときちゃうんだな。歌詞をちゃんと伝えようとしているなこの人は、と思うので。こういう言葉にまつわることは司会業がでちゃうのかな~とぼんやり。とにかく、子音まで気にして歌っている人のことを、どうしても「下手」とは思えないのでした。まあ、基本中の基本だといわれちゃあそれまでなんだけど。
それにしても、ビ〇ターさんはいつまであの紙パッケージ続ける気なんだ……?
【映画】これが邦画の限界ならば、たしかに世界は残酷だ。『ジュラシック・ワールド』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
今年は映画を50本見るとか言っといて、現時点で15本しか見てなかった。すでに今年は折り返し地点、まずいぞ。ムムム。
【アイドル】A.B.C-Zのコンサート行ったことないとか人生の半分以上損してるけど、大丈夫?
もう一回訊くけど、
A.B.C-Zのコンサート行ったことないとか人生の半分以上損してるけど、大丈夫?
もうさ、「A.B.C-Zってなに?」って人もさ、コンサート来ちゃいなよ。YOU軽率に来ちゃいなよ。
あのね、私はお伝えしたいんだよ。今一番輝いていて脂がのっていて、笑いもとれて涙も誘えて熱くなれて、会場にいる全員を幸せにできるアイドルはA.B.C-Zなんだっつう、このたしかな事実をさ。
だからもう、みんなでコンサート行こ?
つうことで、去る5月31日、代々木第一体育館、そして6月13日、大阪城ホールにて行われた『A.B.C-Z Early summer concert』に参加してまいりました。
いつも一緒に行ってる幼稚園からの幼馴染戸塚担(I氏)と、今回は代々木に高校時代の部活仲間で新規塚田担(K氏)を連れての参加になりまして。
ちなみに、K氏がなにで転げ落ちたかっつうと、I氏宅に泊まった時に見せられた、あの、あのワーホリDVDだそうで、まじI氏策士だわあれ見たら塚ちゃんにハマるわという。K氏は元々ジャニオタっつうわけでもなくて(妹さんがカツンちゃん好きだったかな)、うちわを買うのも初体験。こっちは見ててとても楽しかったのでした。
うちわヴァージン奪ったのが塚ちゃんとか、なんかすごいグッとくるし。
あっ、ていうか、まさかと思うけど、A.B.C-Zって知ってますよね? エービーシーズィー。ズィー。
簡単にメンバー紹介しましょうかね。私がしたいたけですね。お付き合いください。
橋本良亮くん
→愛称:はっしー/メンバーカラー:赤
A.B.C-Z不動のセンター。最年少。甥っ子ズのこと大好きな君がかわいい。老若男女のハートを鷲掴みにする王子様。おしゃれボーイ。おまんじゅう。
戸塚祥太さん
→愛称:とっつー/メンバーカラー:ピンク
神から授かったパーフェクトフェイス。たまに、いや、頻繁にファンにも意味のわからない行動を起こすが、本人はいつでも超本気。猫ひげスマイル。演技班。読書家。
河合郁人さん
→愛称:フミキュン/メンバーカラー:紫
馬。静止画の帝王。ジャニーズ芸人としての幅を広げており、モノマネレパートリーは現在も増え続けている。木村拓哉になりたかったSMAPオタク。恥ずかしがり屋。馬。
塚田僚一さん
→愛称:塚ちゃん/メンバーカラー:黄
金髪筋肉。アクロバット担当。ムードメーカーでありムードクラッシャー。心の中でいろんなキャラクターを飼っている。新陳代謝がハンパじゃなく良い。性欲がやばい。
五関晃一さん
→愛称:ごっち/メンバーカラー:青
地上に舞い降りたエンジェル。柔軟な筋肉と恵まれたボディーバランスを余すことなく活かし、どんなリズムでも華麗に踊るジャニーズNo. 1ダンサー。楽曲の印象にマッチし、魅力を最大限に引き出す振り付けを生むクリエイター。透き通るピュアボイス。不老不死の薬を飲んだかのように、ジュニア時代から変わらぬ容姿を保ち続けるプロ意識の高さ。演技をさせれば情熱的で、かつナチュラルに魅せる俳優。今年で愛されて30周年のグループ最年長。でも無趣味。無免許。全部まとめてかわいい。かっこいい。五関晃一は最高。
わたくしめの文章なんかでは彼らの魅力は3分の1も伝わらないとは思うんですけど、五関さんのこと好きなんだなってことがわかればいいです。
そんな5人にどれほど楽しませてもらったかっつうことを、下記にてつらつらと。今回まったくメモ取ってないので全て記憶です。あしからず。あと曲の感想と代々木と大阪レポごちゃ混ぜです。あしからずパート2。セトリもだいたいなのでグチャグチャです。あしからずパート3。
【5/31代々木(夜)/6/13大阪城(昼)】
・Vanilla
イントロがかっけんだよヴァニラァァァ!!!!!
スモークの向こうで5人のシルエットが浮かび上がってからの歌い出し、もう最高。なんかまた一段とライブの質を上げてきやがったなこいつら……! と思った。伸びしろめっちゃある、エービーシーズィー。
・メクルメク
振り付けがかわいい。みんなで手をパチパチ叩く。かわいい。今回のアルバムの中でも上位に好きな曲。
『そこは天国か まさか奈落の底でしょうか』
って歌詞がすげー好き。なんででしょうか。
えびってさ、それ歌詞で使う言葉かァ!? みたいな単語チョイスすることあるから結構好きなんですよね~。奈落の底。フハハ、いいね。
五関くんのことをずっと見ていたら(基本的に自担しか見ていない)、しゃがんで前面モニターの方を見てマリア様のような笑みをたたえてるからなんぞやと思ったら、河合郁人ソロパートでやんの。ケッ。河五闇でイチャつくんじゃねーよ見えてっぞ、見てるからもっとやってくれお願しますなんでもします。
・A.B.C-Z LOVE
はい、いつも通り楽しい~~~~~~~~!!!!! 楽しいしかない~~~~~~~~~~~!!!!!
・渚のBack In Your Heart
いつも五関くんのソロパートがグッと来すぎる。まだ4曲目だっていうのに、すでに泣く。穢れを知らないピュアボイス。響き渡る高音域。どうかどうか、今後も五関くんにたくさんパートください。よろしくお願いします。
・Summer上々 ︎
こぉれも振り付けが超超かわいい!!!!! おしりフリフリとかやめてもらっていいですか!?!? いやウソ一生続けて!!!!!
大阪のとき、下から河五のおしりフリフリ見上げてて、すごいなんとも言えない気持ちになりながらパームライト振ってた。南無南無。
・ドラマ
代々木での戸塚シャウト、一生鼓膜に焼き付いて離れないと思う。感情抑えるとかそういうのできない戸塚さん最高だぜ。やたらとマイクのポジション気にするナイーブさとのギャップ。
何度も繰り返される「~してく」っていう言葉がすごい印象的。全部進行形なのな。「~してた」じゃないし「~してる」でもなく「~してく」っていうの、ワタクシとてもグッときちゃう。戸塚さんの言葉選びにグッときちゃう。
・We're Fighters
死あるのみ。五関晃一と言う名の底なし沼への転落待ったなし。
衣装のフード被ってセンステに向かって来る五関くん、あれ今までに見たことない五関くんだった。なんだあの絶対王者の風貌。かっこよすぎ。朝起きて500人と喧嘩してから会場着いたみたいなあのオーラは、なんだ。
突然の静寂の中、同じ人間とは思えないほど美しく上半身を反り、そして20代最後の色気を惜しみなく見せつけてくるあの演出。
大阪のとき正面真下から見上げるポジションで、もうリアルに体が震えたね。怖い。わたし、五関くんが怖いです。
その昔、エイト担の友達にSMAPのライブ映像を見せてて、慎吾ソロを見て友達がボソリと、「ドームのステージでこんなに魅せられる人他にいないね」つってて。私そのときは「そうだな~、慎吾はすごいな~」って思ってたけど、今回のこれを見た今なら言えますね、「いやいや、五関くんもできるから」ってな。
早くドームで踊り狂う五関晃一が見たいです。
・どこまでHappy!!!
きた~~~~~~~~~~~~~束縛男ソングきた~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!
『なぜ? 君はいつでも仲間といるのさ?』
『女子会なんてもう卒業じゃない?』
『信じられない奇跡なんだよ』
『今すぐいこうよ ふたりの世界ならば そう ここから広がっている』
…………ゾッとする…………真夏の恐怖体験…………恐ろしすぎる束縛男…………
『車の中で待ちくたびれて君にcrazy』
とかさ、これ事件一歩手前でしょ? 殺られてたっしょ?
こういうとち狂った歌詞をとんでもなくフレッシュでポップな曲調にのせて歌わせちゃうの、ジャニーズあるあるだと思う。顔が整った人々がこういうのすると怖さが倍増するよね。最高だね。
そして映像がかわいいかわいい。モニター下からひょっこり覗くのもめちゃかわいい。モグラたたきの要領で、あそこから顔出したら「こら~!!!」つって頭ひっぱたきたくなるくらいにはかわいい。伝われ。
・Like A Blow/My life
おおおお~~~!!! そう来たかっ!!! ってかんじ。
Like A Blow好きなのでちょっとでもやってくれて嬉しい。えびってデビューからの年数のわりに持ち曲多いからさ、過去の曲をこうやってアレンジ加えてライブで使ってくれるのはありがたい。
・SPACE TRAVELERS
宇宙服が頭上から降りてきて、それに袖を通し、5人が宇宙へ飛び立つ! みたいな演出。アルバム曲の中で1番好きなスペトラ。どことなく昭和感のあるオーケストラと、どこまでも前向きで吹っ切れた歌詞が大好き。
『一度きりの人生だろう? 遠慮はいらない』
『不器用でも自分らしく 突き進んでいく』
あ~この歌詞、すごくえびっぽいなって思いまして、大好きです。
アクロバットがすごい、すごすぎる。ブンブン振り回される五関くんとヒョイと持ち上げられる一番大きいはっしーちゃん。どれだけ、どんなふうに練習重ねてきたんだろうなあとかぼんやり考える。
大阪でお隣のはっしー担の女の子、アクロ中にTシャツがめくれてお腹がチラッと見えたはっしーに向かって「オナカーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」つってた。見たまんまをありのままコール。それだけ興奮すんだこの曲は。
・ずっとLOVE/Attraction!
楽しいしかない。
ひーくんかっこいい。
・未来は明るいかい?
はいこれも大好き~~~~~!!!!! 河合はかわいい~~~~~!!!!!
『君の趣味と家族構成をこっそり教えてくれないかい?』
『君の癖と好みのタイプこっそり教えてくれないかい?』
『君の夢と最寄りの駅をこっそり教えてくれないかい?』
なにこれ、最高じゃない? 家族構成っていう単語が出てくる歌初めて聞いたよ???
コールができるのもこの曲のいいところ。「か”わ”い”い”~~~!!!」つってる全力で。楽しいしかない。
あとから出てくる合唱団がシュールすぎる。代々木のときムーディー勝山つってたふみとが。なるほどな。
大阪のとき、五関くんはっしー塚ちゃんはそろって出てきたのに、戸塚さんだけいなくて、でも普通に進行していくしかなくて、でも結局曲終わるまで出てこないということがありまして。びっくりしたけど、そのあと普通に猫ひげスマイルで小走りでセンステに到着する戸塚さん。あなた今一番忙しいんだから。ちょっと心配になる。
・代々木MC
引っ越してから一ヶ月間部屋に何も置いてなかった五関くん。
ソファを置こうとして家まで持ってきてもらったが、箱を開けて中身を出さないと部屋に入らないことが発覚。しかし、箱を開けると返品できなくなってしまう。
以上、説明を受け、素直にそのまま「わかりました」と言ってソファを返品した五関くん。
なお、言い分は「説明に納得しただけ」とのこと。
(ここまですべて河合郁人さんの解説でお送りいたしました)
(なんでだよ)
(なんでおまえ全部知ってんだよ)
(河五は最高かよ)
五関宅の一階にはエントランスがあり、そこに置いてあるソファが返品したソファを同じくらいのサイズなんだって。なにその情報。すごい欲しかった。
何者かに背後からおしりを殴られたはっしー。こんな感じで、と説明するために、五関くんの肩をグーパン。
五関「やめてよぅ……(マイクに拾われるギリギリの声量)」
アアアアアアアアアア…………無理…………さっきまで500人殴ってきたみたいだった人が今はショートケーキのイチゴ最後まで取っとく女の子みたいになってやんの…………無理ィ…………
着替え終わって出てきたふみとつ。
戸塚「あんな五関くん初めて見たから動揺してます……ミステリアスすぎてわからない……」
なにそれ。胸に手を当ててまじ動揺してる戸塚さん……なにそれ……俺今五関くんの新たな一面見ちゃって動揺してますってなにそれ……
戸塚「みんなは五関くんに変わってほしいと思うの?」
戸塚「今後の五関くんはどういうふうになってほしいかアンケートボックス置こうよ!」
戸塚「五関くん!」
戸塚「五関くん!!」
戸塚「五関くん!!!!!!!!!!」
っていう風に聞こえました、ワタクシには。強火五関担戸塚超最高。
関ジャニ∞のまるちゃんが来てくれました。
丸山「大好き要素ばっかり!」
ごめんなんかオレンジが無いごめん。でもありがとうまるちゃん! 君、すごい好きそうだよこのグループ!!!
そんではっしーが
橋本「すばるくんいつ来てくれるのかなぁ……」
つって……このやろ……かわいいなおい……渋谷今すぐ来い来やがれコノヤローって思ってたら、いたらしいですねこの日。ありがとう渋谷さん。そしてまるすば怖い。仲良すぎて怖い。
・大阪MC
もうすぐ30歳になる五関くん。なにか目標とかないの? って言う話になり、
五関「無趣味をやめる」
ほほう、そうかそうか。趣味はSMAPみたいな中居正広的人間になってもいいんだぞ!? 趣味はA.B.C-Zっていう五関晃一すごい好きなんだけどな!!!!!
まあそんで、なにをやるかって話になり、最近ゴルフが気になってると。はっしーがハマってるから一緒に行きなよ! と。しかし、
河合「こいつ誘ってもこねーもん!」
はいはいはいはい出た出た河合出た出た!!!!! でも、この前一緒にご飯行ってたじゃん? って言われる。何回か誘ってやっと一回行ったつってて、わたし、河合くんの本気度舐めてた。そしてその本気を断り続ける五関くんも最高すぎてたまらん。マイペース中のマイペース。
なんのくだりだったか忘れてしまったんだけど、戸塚さんが五関くんのことを満面の笑みで指さしてて、それに五関くんも向き合って戸塚さんのこと指さして笑って応えてて、え? なにしてんの君たち? ってなった。
あのときの戸塚さんの楽しそうっぷりがひどかった。なにがどう楽しかったのかとか全然こっちに伝わらなくて、でももう君たちが楽しけりゃあとはなんでもいいよって思うくらい楽しそうだった。
そんで、その楽しそうモードのあと、戸塚さんがステージ上に落ちてた何かを五関くんに渡そうと、そっと五関くんに差し出すんだけど、そっぽ向いて話してる五関くんがそれに全く気がつかなくて、でも戸塚さんは気がついてほしくって、でも気がつかなくて、最終的に拾ったその何かをまたステージ上に置いとくっていう、すげー切ないシーン見た。
ドンマイ戸塚さん。本気で切ない顔すんなよ。いいとつごでした。ありがとうございました。
つーか、私が行った公演どっちも五関くんの話中心って(贔屓目がそう感じさせてるのかもしれないが)どういうことや。五関くん大好ジャニーズエービーシーズィーか。おい、ありがとうございます。
・Shower Gate
さわやか~~~~~!!!!! バックに映ったPVとの共演が素晴らしかったし、なによりも映像と生ダンスがぴったり揃うA.B.C-Zすげえなと度肝を抜かれる。
5人が縦一列になってから順番に横に飛び出していくあの振り付け、「すっ、スマップゥゥゥゥゥ!!!!!!」つった。完全に見たことあった。どんどんリンクしてこスマップとエービーシーズィー。
・サヨナラBOX
ごめんこれ全く覚えてない……なにがあった……逆に教えてください
・No Control/ガムシャララ
ひーくんかっこいい。
・In The Name Of LOVE~誓い
これはライブパフォーマンスが最高すぎました。ダンスのかっこよさ、衣装のかっこよさ、照明のかっこよさ、全てにおいて今のえびができることを詰め込んだ感じ。
もちろんアクロバットはすごいんだけど、ダンスと演出だけで彼らはここまで魅せられるってことを証明してくれた一曲。
大阪の時、真後真下で見てて、とにかく五関くんの肩の動きが尋常じゃないんだ。なめらかかつ俊敏。やっぱこの人ジャニーズで一番ダンス上手だなと、ジャニオタ新規は新規なりに自信を持ったのでした。
・Twinkle Twinkle A.B.C-Z
パームライト芸を説明しているとき、真横に戸塚祥太。等身大戸塚祥太。顔面にひれ伏しました。
・Stay with me
映像演出がとてもよかった〜!薔薇の花束をはっしーがヒョイと持ち上げると、画面いっぱいに花びらが舞い、その後頭上からハートが落ちてくるという……王子様や……
・DARKNESS(LOVEです☆ver)
待ってました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!全力でヘドバンした!!!!!!!!!!!!してやったり!!!!!!!!!!!!
もうアルバムで聴いてるときからずっとずっとヘドバンしたくてたまらなくて、ようやくできたよ…….!!!!!スノーマンちゃんたちも頑張ってヘドバンしてたし、なにより塚ちゃんが頑張ってた。このときばかりは尊前ダークネス様。ちょっと笑っちゃうけど、尊前ダークネス様。
か、ら、の、リカちゃん登場ゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!
これは読み流してくれていいんだけど、あのね、塚ちゃんの女装って私の性癖ど真ん中なんすよね……もうさ、囚われになったり透けブラしてたりブラ直す仕草だったりさ、本当、ち◯こがあったら勃起してたって感じ。ごめん。
大阪では花道の長さが物理的に足りなくてバク転の回数が伸びなかったけど、代々木では30回かな?大記録達成してた!リカちゃんすごい!すごい私性癖!!!!!!!!!!
・ボクラLOVE&PIECE
映像がこれまたすごい。今までの映像クオリティから考えると、正直、ここだけえびのライブじゃないみたいだった。戸塚さんと担当してくだすった大人の皆様に心から感謝です。ありがとうございます。
いやー、この曲をここに持ってくる構成すごい良くない???リカちゃんで会場みんなハッピーハッピーにしたあとにみんなで出てきてラブandピースって、すごい流れじゃない???そんでそのあと怒涛のぶち上げ曲ラッシュやばくない???(圧倒的語彙不足)
・Finally over/僕らのこたえ~Here we go~/BIG STAR/Naked/Ina☆Zuma Venus
ひたすらヘドバンandジャンプand五関晃一
もうなにがあったかわかんない、そのときが全力すぎて楽しかったことしか覚えてない。
・特別な君へ
泣く。会場の一体感がとてつもない。エービーシーズィー最高。
5人がトロッコ乗りながらバラバラの位置にいるのに、曲中で振り付けがあって、それがまたピタリと合ってるの見ると、もうこの人たち応援してくしかないなぁ……としみじみ思うのであった。
・窓枠アクロバット
これ適当につけた名前だから他の人に言わないでね。でも、窓枠みたいだったよね、あれ。
本編終わって一息つく間もなく、大量のスモークが流れ出てきて、会場のワクワク感が最高潮に達したとき、窓枠に手をかけ現れるエービーシーズィー。
五関くん、体重軽いからか人一倍グルグル回ってて、緊張感ありながらもそれがとても可愛くて「あ〜〜……こわいよ〜〜……でもかわいい〜〜……あ〜〜……」つってた。
大阪で途中前髪が顔にかかっちゃって、鬱陶しそうに険しい表情で振り払おうとしてた五関くんがかっこよすぎて興奮しました。手が空いたときに直してたけど。前髪になって鬱陶しがられたすぎる。
・ZaABC~5stars~/Legend Story
俺たちとみんなで〜〜〜〜〜〜!?!?
A.B.C-Z〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
代々木ではこのあとトリプルアンコでシャワゲ再。うれしいね、五関くんが一生懸命考えた振り付けで終わったね。ああ、楽しかった。
後半どんどん雑になるのはいつものことなのでもう諦めました。でも、エービーシーズィーのコンサートはとっても楽しいんだよ、うん。伝われ。
そんで、今回大阪の席がなんとなく予想ついてるかと思いますがとんでもねぇ神席でして、SMAP@札幌を上回る神席でして。
Finally overからの流れのどこかだったと思うんですが、まあ上記お読みいただいた通り、ワタクシと隣の戸塚担でまあバカみたいに暴れ狂ってたわけなんですよ。で、どっかの曲で塚ちゃんがメンステセンターでヘドバンし出したのよ。そりゃこっちもノるじゃん?ノッちゃって、五関ウォッチャーとしての使命も忘れて、塚田僚一に向かってヘドバンしてたわけよ。
したら、そのあと戸塚さんが駆け足でセンター花道を横断していったんだけど、ワタクシたちの位置に来て指差しandウインクくれたわけよ。
えっ? 戸塚さんのファンサ、めっちゃアイドルじゃね??? 木村拓哉??? 木村拓哉なの???
戸塚さんといえば、宙に向かってファンサしてる人っていうイメージで、実際今まで戸塚さんがちゃんとファンサしてるとこを見たことがなかったもんだから、これは本当嬉しいより驚きの方がデカかったッス。
どうも、ごちそうさまでございました。
以上、代々木そして大阪のレポートならぬ備忘録でした!お粗末!!!
そしてそして、今日はなんといっても、
五関晃一さん、愛されて30周年!!!!!
おめでとうございます!!!!!
五関くんが30歳だってさ!!! まじで!? もう5歳くらいの時からずーーーーーーっと今の容姿なのに!? 変わらなさすぎて怖いよ!!!
そして、見ましたかえびブロ。
五関くん、自分の誕生日間近だというのに、まさかの「ネタがない」発言ですよ。
うそでしょ。いやうそじゃないか。まじで、ご本人の中じゃ30なんて数字はどうでもいいのかも知れないよな。毎日が記念日なのかも知れないもんな。
MCのときも、「40になっても変わらないでいたい」って言ってたもんね。うん、変わらなさそう。そして、五関くんが変わらないでいてくれることが、A.B.C-Zにとっても、我らオタクにとってもいいことなんだと思うんだよな。
五関くんって、たしかに前に出て目立つ方じゃないと思うんだけどさ、今回だって振り付け考えてたらいつの間にか日が昇ってたとか、誰よりもジュニア時代が長かったとかさ、なんつうか、常に心に青い炎を灯してるんだろうなって、ワタクシは新規なりに思うわけよ。かっこよくない? 青い炎は赤い炎よりも熱いのよ? かっこよくない???
そして、今回のコンサートを終えて、改めて大きなステージで踊り狂う五関晃一が見たいって思ったよね。
もちろん、今の距離感でないと楽しめないこともあると思うんだよ。箱がでかくなればなるほど、必然的に彼らとの距離は遠くなる。けど、その寂しさを差し置いてでも、もっとたくさんの人から歓声をもらうアイドルになってほしいなって思うし、それができる人たちだとも思うわけよ。そうじゃなきゃ、応援なんてしてられないっしょ。
あー、じゃあ私にはなにができるだろうって思ったときに、まあ私はエービーシーズィーにはなれんし、スノーマンにもなれんから、そんなら客席で一番盛り上がってやろうと、強引にでもこいつらの中に参加してやろうと、おめーらに負けてられるかと。実は結構 毎回思ってるんですよね。ウハハ。恥ずかしい。
あのね、私なんかは特に人に影響されやすい人間だからかも知れないけれど、楽しんでる人を見てると、自然とそのものごとについて興味がわいてくるのが人ってもんだと思うんですよ。
だから、いろんな方面に向かって、A.B.C-Zのコンサートはこんなにも楽しいぞってことを発信していきたいってもんですわ。
全力で引きずり込もう、この楽園に。
五関晃一愛されて30周年の話からなんでここに飛んだんだって感じだけど、まあいいでしょう! とにかくおめでとうございます!!!
30歳最初のお仕事がファウストとは。嬉しいですね。河合くんもさぞ嬉しいことでしょう。
自分で化粧するのは大変だろうけど、大変がってる五関くんを見てるこっちは楽しいので、なんとか最後まで頑張ってください!
そしてそのあとはサマーコンサート!!!!!!!!!!
絶対行く!!!!! 行かせてくれお願いします!!!!! ちょっとでも現場に間が開くと不安になるオタクだから!!!!!
なにが起こるかわからない、このスパンでまた新しいものを作り上げてくるのかと思うと、ワクワクが止まりませんな。期待してましょう。
最近忙しくて、寝る間も惜しんでこのブログ書いたんだ。いや、それはただ私が書くの遅いからなんだけども。でも、そうだとしても、寝て起きたら五関晃一がエプロン姿で朝ごはん作ってくれたみたいな展開になってたっていいじゃないか。
そう思いながら、私は今日、自担が30歳になった世界で目覚めて、そして普段よりもちょっと明るい空を見て、少しだけ甘い空気を肺に入れて生きるわけだ。幸せだなあ。
【LDH】クソミーハー、新ジャンルにハマる。
「……LDH?」となったキミ。ちょっとあとで紹介するから待っていてほしい。
まず、完全に更新が止まっていたこと、誰かにお詫び申し上げます。
詳しく語る必要などないと思うけど、3月に異動があってまあ生活リズムが変わった変わった。自分の時間が取れない取れない。精神的な余裕が無くなる無くなる。って感じで、こうやって落ち着いて文章書いたりできなかったもんで。でも今日はどうしても書きたいことがあったもんで。
自称クソミーハーのわたくし、この度また新しいものにハマりました。
今までハマってきたジャンルは数知れず、というか、いちいち振り返っていられるもんかといった感じで数えたことなどございません。
このブログだとジャニオタの面がわりと濃く出てるかなと思うんですが、古くはスポーツ選手から始まり、お笑い芸人、若手俳優、国内外映画俳優、その他アングラなものから二次元などなどを経てジャニーズに開花。
そして今、三代目 J Soul Brothersにハマりまして。LDHってのはEXILE界隈の人たちが所属している事務所の名前なのです。
なんでハマったか、みたいな理由とか書けるもんなら書きたいんだけど、自分でもよくわかんないんすよね、明確なきっかけが。「私は確実にあのときのあれを見てハマった!」みたいなのがわかるときもあるけど、今回に関しては、「気づいたら新曲のCD買わなきゃいけないみたいな気分になってた」というのがしっくりくる。
まあ、例のごとく某N氏の影響なわけですけど、本当それまで全然この界隈には興味なかったんだよねえ……てか初めてN氏からライブ映像とか見せられてたときもこれといって、って感じだったんだけど(ごめん)。本当気がついたらちゃんと初回限定のPV付きのCD買ってたんだよ。
じゃあ、なんでそこまで興味のなかったものにハマっていったかっていう話なんですけど。
ちなみに、他と比べてどうのこうの言ってるわけではないのでそこんとこよろしくね。
箇条書きで上げてみると、
①曲が好み
②歌もダンスもうまい
③PV・ライブ・その他もろもろ金かけまくってる
④変なしがらみがなくて自由度が高い
おおまかにこんなかんじかな。
まず、単純に曲が好みなのであります。アイドルでも、この人顔めっちゃ好き! ってなっても、そのグループの曲を好きになれないと結局興味が続かないのですわな~。好きな顔は他で見つけてこれるけど、グループの個性とか創られる楽曲とかってもうある程度固定されていくわけで、そこを好きになれないことにはCD買う気にならないっしょ、買う気にならないと応援できないっしょ、という。
基本的に誰が歌おうとバラードというものを積極的に聴こうと思わない人間なのでそこの評価はさておき、アップテンポの曲、とんでもなく好みでしたワ。なんで今まで聴かなかったんだろうって単純に後悔したほどに。
多分、興味のない方でも一度は目にしたことがあるだろう「ランニングマン」でおなじみの『R.Y.U.S.E.I.』とか
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / 「R.Y.U.S.E.I ...
新曲の『STORM RIDERS』とか
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / STORM ...
個人的にめっちゃ好きなのは『Eeny, meeny, miny, moe!』なんだけど
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / Eeny, meeny ...
『S.A.K.U.R.A.』も捨てがたいよねとか
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / S.A.K.U.R.A ...
こんな具合に、ド新規クソミーハーらしいチョイスでオススメを並べておきますんでぜひご視聴くださいませませ。
んでまあ、これらのPVをご覧いただければなんとなくわかると思うんですけど、とにかく金をかけまくってるんですわ! そしてそれがちゃんと伝わってくる出来栄えなんですわ! ここまでしてくれるならどんどんお金落とそうって素直に思える、ストレスフリーな感じがとても良いんですな。
どんなジャンルでも「ワイの落とした諭吉はどこにいっとんじゃ?」って思うことってあるじゃないっすか、残念ながらね。言い方は悪いですけど、それってちょっとファンを馬鹿にしてますよね~? って思っちゃう。そんなこと思わない人はそのままの君でいてほしいんだけどさ。
この程度のクオリティのもんしか作れないなら、こっちだって選ぶ権利はあんのよ? いつまでもファンでいてくれるってたかくくってたら痛い目見んぞ? って強く出ていたいじゃん、わしらファンでも。というか、そうでないとジャンルの成長もないとわたくしめは思うわけよ。
その点LDH界隈の金の使い方には今んとこ非常に満足しているというわけなんす。むしろ、出した分以上に使ってくれている感覚さえ覚える。
ここだけの話さ、たとえばちょっと知名度が足りなかったとしても超豪華なセットで映画並みのPV撮ってたらなんかこいつらすげーなってなんじゃん? そういうのもたまには必要だと思うんだよね。いつまでも実力と同じ枠の中でしか活動していけないっていうのは、本人たちにとってもいいことではないし、ファンがそれにいつまで耐えられるかっていうのは、結構見極めが難しい問題だなあと思う。だから、出来ることならば、離れて行ってしまう前にちゃんと金使ってちゃんとしたもの創ってやってと願わずにはいられないのです。
あとね、この人たち個人でTwitterとかインスタグラムとかのアカウントを持ってるんですよ。そこんとこの自由さもいいなあと。てかもうみんないい大人なんだからね、勝手にさしたれやとは常々思いますけども。
本人たちも公式もうまいこと発信してくれてるから、無駄に宣伝費かけなくてもSNSの中だけである程度情報が行き渡っている。こんなの賢いやり方でもなんでもなくて、今じゃ普通なんだけどね! まあ普通を普通にやってくのも大事だから。
オフショットとか公開してくれるのもオタクにとってはめちゃくちゃありがたい……! 公開する写真を選んでるスタッフさんのことまで好きになってく感じは今まであんまりなかったかも知れない、新しい感覚であります。
という感じで、わたくしが三代目のどこに良さを感じて今に至るかという話だったんですけど、最終的に一番伝えておきたいのは、パフォーマーの山下健二郎さんの顔面が好みド直球なんですよ、ということです。結局顔かよって思ったでしょ。そうです、結局顔です。千里の道も顔面から。
現在オールナイトニッポンのレギュラー
そして7月クールのドラマに2本出演
と大変ノリにのっている山下健二郎さんをどうぞよろしくお願いいたします。
以上、ありがとうございました。
【アイドル】林檎とSMAPのイイ関係 ~ヤスタカを添えて~
SMAP54枚目のシングル『華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ』
2月18日発売!!! やったね!!!
つよぽん主演の「銭の戦争」主題歌であり、先日のミュージックステーション、そしてSMAP×SMAPでも披露された『華麗なる逆襲』と、シダックスなんとかプロジェクト(こらこら)のテーマソングになっている『ユーモアしちゃうよ』の両A面シングルが、2月18日に発売でございます。何卒よろしくお願い申し上げます。
両A面って普通に言ってるけど、そのうち「A面ってなに?」っていう疑問を持つナウでヤングなやつらがでてくるんだろうな。それでもいいから一生『両A面』って言い続けてほしいなSMAPおじさんたちには。
50枚目で「ジョ~イジョ~イ!」とか言ってたのがつい最近の気分だったのに、もう54枚目ですかっていう、恐るべきスピード感。このスピード感について行けるか! 己の貯金残高!!!(デデ~ン!)
1個前のシングル『Top Of The World/Amazing Discovery』はなんかオタ界隈でないところでやたらと話題になったような。トッポワの4分の7拍子ってことが特にざわざわしてましたよね。吹奏楽部出身でありながら、そのすごさがイマイチよくわからなかった私でも(すごく思わせないところがすごいってことなのか)、ツアーで生で見たときは一番熱くなっちゃった曲かも知れない。もう拳つきあげて「ウォ~ウォ~ウォ~!!!」っつって。根暗で家が一番大好きで出来れば一歩も外に出たくない人間をこんなオラオラ系にさせちゃうってんだから、こりゃ相当な力ですわ。
作曲のMIYAVIさん、今ではギタリストとしてご活躍されてて、ね、ギタリストね! ギタリスト! PSカンパニーって覚えてる!? ライブ観に行ったよ!!!(笑顔)
スマスマで雅とSMAPの共演見てるとき私は一体どんな気持ちになればいいのかと思いましたワ。でもすっごいたっくんが好きなタイプだよね、雅さん。前室で子育てについて話したりしたかな。「いつか俺たちも「お父さんのパンツと一緒に私の服洗わないでよ!」って言われるんだろうなあ」とかいって落ち込んだりしたのかなあ。しないか。一緒に洗ってほしいもんな。ってそういう話じゃないか。
アメディスはわたくしの大好きなヤスタカおじさん(中田ヤスタカ氏)が作詞作曲で、ユニバーサルスタジオジャパンのテーマソングでございます。スマスマで流れたプロジェクションマッピングの映像すごかったっすね~。あれ生で見られた方はさぞ感動したことだろうなあ。もうSMAPが米粒ぐらいしか見えなくても、あんなでっかいセットだったらしゃあないなと思うよね。思わないか。いや思えよ。うらやましいよ。
ところで、中田ヤスタカ氏の楽曲提供と聞いて、スマオタが思いつくのは『ココロパズルリズム』ではないだろうか。モダスマアルバムに収録されている中の一曲で、ライブではセグウェイに乗ったパフォーマンスが斬新だった、アレです。
ヤスタカおじさんのなにが好きかって、歌詞がとってもいいんですよね。どうしてもピコピコサイケデリックな音楽の方に耳がいきがちなんだけど、本当に歌詞がいい。
Capsuleっていうヤスタカおじさんとこじまとしこ氏がやってる音楽ユニットの曲で『Stay with you』っていう曲があるんですけど、これがまた私大好きで大好きで。ちょっと前の曲なもんで、今のブイブイピコピコダンスミュージック! って感じじゃないので、老若男女にぜひ聴いていただきたいです。
その曲の中で「キミが好き」っていう歌詞が出てくんだけど、もうね、この一言を入れてくるタイミングが最高なんすよ。
「キミが好き」って普通だったらわりとこう、曲の主題的な一言じゃないですか。その一言を伝えるために、俺はこうしてああ思ってそれでやっと君に言えた言葉、好き。みたいなさあ、あるじゃんこういうの。要するに、「キミが好き」が曲の一番の盛り上がりであるサビにくる場合が多いと思うんだが、ヤスタカはそうじゃない。
サビがおわり、2番に入ったAメロがこちら。
まっすぐな声で 愛を語るよりも
電話越しで 呆れ笑いをしてる
キミが好き 時間が過ぎてく
キミのいない 元の暮らし 帰りたくない
ここォ!!!!!! ここなんですよヤスタカは!!!!!!!!!!
何気ない日常の一端で「ああ、やっぱりキミが好きなんだ」ってふと思った瞬間にこぼれ落ちる言葉なんすよ。いいでしょ、今書きながら泣きそうになるくらい感極まってるから私気持ち悪いでしょ。
こういう飾らないけれどグッとくる歌詞が書けるのが中田ヤスタカ氏のいいところだとわたくしは思っております。「キミのいない 元の暮らし 帰りたくない」から想像できるように、切ない曲なので、ぜひご自分のカップリングに当てはめて聴いてみてはいかがでしょうか。ええ、私は所詮こういう人間です。
で、なんの話だったか。
そうそう、『ココロパズルリズム』にも好きな歌詞があるんですよね~。
完成が見えていても
すんなりとはいかないね
それぞれが夢のカケラだね
これを聴いて思い出したのは、内勤時代の上司なんですよね。やたら現実的だけども。「やっと納品までいける~!」と思ったら上司からのダメ出しで、もう一回作り直し。みたいなシーンが出てきちゃったんですよね。
そのときのあたしゃ「こいつを呪ってやる」と思っていたんだが、ヤスタカにかかるとそのダメ出しは「夢のカケラ」という輝きすぎて目が眩むくらいの言葉になるんですわ。まあ、上司は上司なりに描いている完成図があって、それにそぐわなかったから作り直しを命じたんですもんね。それが「夢」だったというんならば、わたしも「すんなりとはいかないね」っつって笑わなきゃって思ったんですよね。
なんだろう、こう、SMAPが歌うことによって歌詞がいきいきと、より身近な出来事のように、グッとくるように感じさせるのが彼らのすごいところ。「駆け抜けろ Top Of The World!」とかいわれたらなんか余裕で世界一周ぐらいできそうな気がするもん。いや無理か、パスポート切れてるし。
ってヤスタカの話ばっかりしてるな。
彼、結構有名になった今でも渋谷のクラブ(発音注意)で回してる(業界用語)そうで、あるときそんな話をサカナクション好きの人にしたら「え? じゃあ今度行ってみようよ!」って誘われて、顔面蒼白で「行きません」つったのが昨日のことのように思い出されますね。
なんでヤスタカの話し始めたかって、今回『華麗なる逆襲』を手がけた椎名林檎姉貴も、実はその昔SMAPに楽曲提供をしていたんですよってことが言いたかったがためなんです。いわば前フリだったんですけどね、なげえわ。
そう、GIFT of SMAPに収録された『真夏の脱獄者』でございます。こ~れ本当にかっこいいですよね。ライブDVDここばっか見てるもんね。まああの、中居担としては「マサヒロバイバイ!」って感じなんですけども、それはまあ置いといて、一応アイドルである彼らが「脱獄者」という存在になるなんて、非常にトキメク設定ですよね。私だけか。
木村拓哉に
おいで 重ねたい
とか
おいで 逃さない
とか言わせられる職業とかうらやましすぎて気ぃ狂うわな。「おいで」とかさ、言われる前に行くっつうの。やられる前にやるっつうの!!!?
やっぱり林檎姉貴が創るものって常にとっても挑発的で、そこがアイドルという職業と相まって、なんだかイケないものを見てしまっているような、異世界にタイムスリップしてしまったような感覚にさせてくれるんですよねえ。そこが姉貴の好きなところ。姉貴自身が歌うときなんかもっと挑発的だもんな。公共放送のテーマソングだろうがなんだろうがやっちゃうもんな姉貴は。
挑発的といえば、『華麗~』はダンスがもう興奮の最高値を記録してますよね。
初披露のMステ見てたとき、まずごろさんパートの
そう 愛するやり方がいい
の自分のネクタイ自分で引っ張って斜め下目線で見下されるところだったり、スーツを肩にかけたと思ったらブンブン振り回したり、勝ち逃げしやがったあとのコーダ部分で腰を前後にズッコンバッコンしたり、紙幣を紙くず同然にばらまいたり!? 攻めすぎてない!? 5人中4人が40代なんですけど!? ジロー○モを越えるチョイ悪!? って思ったよね。「キャー!」じゃなくて「はァァァァァ!?!?!?」って叫んだよね。
振付師の方には感謝しかないですね。はやくこれライブで見たい。
今回の『華麗なる逆襲』、SMAP以外にパフォーマンスできるアイドルグループがないんじゃないかってわたくしは思うんですよね。そりゃあやろうと思えば誰だってできるけど、「グループらしさ」と乖離してたら魅力がない。でもSMAPはなんでかしっくりときてる。
それは彼らがアイドルでありながら、その雰囲気を出したり消したりできるからなんじゃないかと、新規は新規なりに考えるわけです。入れ物によってさまざまに形を変えることができてしまう彼らだからこそ、薄汚く血なまぐさい、アイドルのイメージとはかけ離れた世界にある逆襲の歌がうたえる。
歳を重ねたことによって、光だけでなく影が出てきた今だから薫る、いさぎよい悪のにおい。それを正当化させるのが、椎名林檎の創造力と、SMAPのパフォーマンス力だと感じました。
でもズルいですよね、最後は結局「勝ち逃げ」して、煌びやかな世界に帰っていくわけだからさ。この一曲の中でこれでもかと心揺さぶられるわたくしたちオタク。「クラクラしようぜ皆の衆」ってか。
PVもめちゃくちゃ楽しみ。「映画の予告みたい」としんごが言ってたみたいに、スケールのでっかいPVになっていそうですな。スタイリングもかっこよかったし、なによりダンスバトルシーンが楽しみ。ごろさんに勝てるやつなんているのかなあ?(まっすぐな瞳)
もちろん『ユーモアしちゃうよ』も楽しみ! 屋形船の上でギュッとなって踊る40代アイドルとか、超許されない。
今年もSMAPがたくさんシングル出してくれますように! 南無南無!!!
【ひとりごと】Twitter、持ち歩きやめました。
なんかふと思い立って明日からiPhoneからツイッターアプリ消そうと思うのでなんかあったらLINEかメールかなにかでください 別になんかあったわけじゃないけど、ふとツイッター邪魔かもって思って
— もっさん (@YesNo_MO3) 2014, 12月 25
去年の聖夜、突然こんなことを思い、iPhoneにインストールされていたTwitterアプリを消した。
実生活が忙しくなったとかフォロワーさんとうまくいかなくなってとか、そういう現代人っぽい理由では全くなく、ただ突然「めんどくせえ」と思ったのだ。まあ、「めんどくせえ」も十分現代人っぽいけど。
消してみてから、Twitterのなにがめんどくさかったのか振り返ってみる。
①情報の流れが速すぎて、追うことだけで時間が取られる
②数字がすべての世界を見てて疲れる
③情報に温度がない
思いつく大きな理由はこの3つだ。
①情報の流れが速すぎて、追うことだけで時間が取られる
24時間365日稼働し続けるTwitter。自分が書き込みをしなくとも、誰かの発言で時間が埋まっていく、最速のSNSと言っていいだろう。
以前までの自分はといえば、起きてTwitter、通勤時間もTwitter、休憩時間もTwitter、帰りの電車もTwitter、入浴前もTwitter、寝る前もTwitter。Twitterは生活とともにあり、しかしそれがすべて無駄な時間であるとも自覚していた。
だけど、そうやって常に追っていないと、いつの間にかはるか彼方まで情報が流れて行ってしまうのだ。あとからその情報を取り戻そうとしても、もうさかのぼり切れない場合もある。そして、欲しかった情報を手に入れたころには、また新しい情報が降ってくる。
突っ立っていても情報を浴びせてくれるTwitter。しかし、浴びるほど情報が必要なことって緊急時でもない限りないんじゃないかと思った。なんでそこまでして欲していたのか、そもそも欲していたのかと考えると、Twitterの流れの中にいたからこそなのであって、一歩外に出れば、知っても知らずともどちらでもいい情報ばかりを浴びていたように思う。
離れてみてから、時の流れがゆったり感じられ、以前よりゆとりを持って生活できているような気がする。ゆっくり考えごとをしたり、こうやってまとめて文章にしたりする方がよっぽど自分の性に合っていたっつうわけだ。
②数字がすべての世界を見てて疲れる
Twitterの世界では数字がこの世のすべてだ。何人フォロワーがいるか、いくつリツイートされたか、いくつお気に入りされたか。それで人の、物の価値が決まる。そんな単純で幼稚な世界だと思っている。
「これのなにがおもしろいのか……」と思うような内容が何万人にもリツイートされていると、自分の感覚がおかしいと思わざるを得ない状況になる。そんなもん人それぞれなにを感じてもいいはずなのに、まあ自分も気にしすぎなところがあるのかも知れないが、これもまた非常にめんどくさいと思った。
数字のためなら何でもする人間を見ているのは嫌いではないが、やっぱり数字は人を狂わすとも同時に思う。そしてそういった人々に冷ややかな目線を送っている自分も数字に囚われていて、性格が悪くて、すげえ嫌だなあと自己嫌悪した。
③情報に温度がない
Twitterをやめてから、ますますよくテレビを見るようになった。そうしないと、世間一般の流れからも外れてしまうからだ。
先日、私が毎週楽しみにしている番組『久保みねヒャダ こじらせナイト 』で、「テレビが上かネットが上か」みたいな内容の話をしていた。情報の速度でいったら、ネットに勝てるものは今のところないだろう。が、情報量でいったらテレビのほうが上である、と3人は言う。
「ネットの情報は繰り返しが多い」と能町さん。「目でも耳でも情報が入ってくるのがテレビ」と久保さん。なるほど、たしかにその通りだなと思った。
たとえば『ひとり暮らし』で検索するとする。(私の最近の話題と言えばもっぱらこれしかない)そうするとだいたい、お金の話がならぶ。初期費用だったり節約術だったり。たしかに、お金の話は私も一番興味を引かれる。要するにそういうことだ。万人が知りたそうな内容を書けば閲覧数がのびる。その繰り返しがネットなのだ。非常に機械的で、効率性だけを見れば問題ないのだろう。しかしその「これやればいいでしょ」的な情報の冷たさを感じとってしまうと、どうしてもその場から離れたくなってしまう。
ジャニオタのアカウントでたまに見かける、雑誌の早売りをひたすら載せる個人アカウント、あれもそうだと私は思う。(当たり前だが、早売りの誌面写真をネットに上げるなんぞオタクとして自覚の欠ける、己を恥ずべき最低の行為である)
「これを載せればあんたたちリツイートするでしょ、そんでフォローするでしょ」と言わんばかりだ。オタクとはそんなにクールなもんじゃない。画像を淡々と載せる人よりも、推しの腕の毛がなくなったとかあの雑誌では生えてたとか、生きる上で全く必要のないことを熱く語ってしまうようなそんな人の方が狂ってて面白いのに、と常々思う。ってなんの話だよ。
もちろん、テレビにだって視聴率がある。万人に受ける内容を流しておけばいいだろうというのはテレビだって同じだ。しかし、ひとつ違うのは、「それをやっているといつか飽きられる」という切迫感があるのを、テレビの中にはなんとなく感じるのだ。
最初は売れている芸人を出しておけばそれだけで視聴率がとれていたものを、たとえば旅をさせてみたり、ドッキリをしかけてみたりしないと視聴者が飽きて見てくれなくなるのを知っているのだ。だから、毎日さまざまな情報であふれかえっている。
そこは歴史の深さの勝利なのか。私がテレビっ子だからテレビを贔屓したいのか。でもなんとなく、どうしても、テレビには温度を感じるのだ。それが好きなのだ。
そして、ネットは文字の羅列を追いかけて情報を得るのが基本であると思う。が、テレビでは目で見て、耳で聞いて、二重三重に情報を得る。たとえばニュースひとつにしても、事件の内容はもちろん、「ニュースを読み上げてるキャスターさんめっちゃいい声」だとか「お天気お姉さんの着てるスカートがかわいい」だとか「エンディングで流れてるこの曲かっこいい」だとか、いくつもの気づきから情報を得ることができる。
最近私が得た情報といえば、TBSの夕方のニュース『Nスタ』 のメインキャスターである竹内明氏が、私の好きなカテゴリーである『少年おっさん』だということが判明したことだ。
まず容姿は文句ない。Nスタの公式プロフィールによれば44歳。年齢も文句ない。そして、「たまに、自分の席でキティちゃんのお弁当箱に入った愛妻弁当を食べている」という記載がある。こちらも見た目の凛々しさからは想像できないギャップがあって非常に良い。さらに先日、宇都宮市のイチゴの話になったとき、同じくキャスターの佐古忠彦氏に「以前スタジオにイチゴを持ってきたときは佐古さんがほとんど食べちゃいましたけど」とシレっとした態度で竹内氏が言うと、「それは竹内さんでしょう!」と佐古氏が嬉々として反論し、竹内氏がうつむいて笑うという、夕方から公共の電波を使って君たちはなにを、して、いるのか、わかって、いる!? といった映像が流れ、読点の多さからもわかるように、非常に興奮したというわけであったってだからなんの話だよ。
そういうわけで、面倒なことから逃れた今、生活は少し変化した。
Twitterがなくなったらやることがなくなってヒマかなあ、と思ったが、液晶画面に向かっていた時間は、すっかり活字を追う時間に変わった。家ではほとんど読まないが、通勤の電車の中と仕事の休憩時間はずっと本だ。私が携帯を手にしなくなったから目につくのかも知れないが、本を読んで時間を過ごしている人は老若男女問わず結構多い。みんなネットに疲れちゃったんだなあ、などと思いながら勝手に仲間意識を芽生えさせている。
それから、当たり前のことだが携帯の充電が減らない。外出先で画面をつけるときといったら、時間を見るときか路線を調べるときぐらいしかない。少なくても残り80%代で一日を終えて帰宅する。本当に時計としか機能しなかった日なんかは95%で帰宅したが、それでも5%減るのかよ軟弱者! と、必要以上にモバイルに厳しいわたくし。
逆に、巷の話題についていけなくなったとか(フィギュアスケートの町田樹選手が引退したことを最近まで知らず、母に「引退したんだって!」と言ったら「それだいぶ昔の話だよ」と呆れられたり)アイドルの出演番組を逃しそうになったりとか、ドラマは実況しながら見たほうが楽しいなと思ったりとか、「あのフォロワーさんどうしてるかなあ」と顔も知らない人々を想い寂しくなったりもするが、結局、Twitterを持ち歩かなくなって良かったことのほうが多く浮かぶ。
なにより一番自分にとって良かったと思うのは、余計なことを見なくても済むようになった、ということだ。
パクツイとかいう理解不能な行動をする小僧のことなんか私の人生において、いや、ほとんどの人たちにとって至極どうでもいいことなのに、それについて考えなければならないような雰囲気が作られることが定期的にある。パクツイのことだけでなく、たとえば「ご冥福をお祈りします」や「黙祷」についてもそうだろう。言わなきゃいけない雰囲気だったり、発言することに対して一考せねばならない雰囲気が作られる。ああめんどくせえ。ああめんどくせえ。これもTwitterにいなければ知らなくてもよかった余計なことだ。なんだその雰囲気。「ご冥福~」とか言ったら言ったで「こういう時ばっかりファン気取りかよw」とかな。圧倒的しらんがな。(集中線)
それに、Twitterにいるとひとつの事柄に対していくつもの余計な情報がくっついてくる。それが知りたいときもあるが、大概が邪魔な情報である。人に対してもそうだ。私は基本的に、推している俳優や作家やその他もろもろ自分の好きな人々にはTwitterをやってほしくない。非常に勝手なことを言っている自覚はあるが、それは、余計な、知りたくない部分が見えてしまうからだ。
某俳優が少し前、酔っぱらったのか何なのか、連続してよく意味の分からないツイートをし、そしてその後正気に戻ったのか、その一連をすべて消したことがあった。それを見た私の心は冷え切り、「幻滅」の文字が脳内で点滅した。ママドルとかまあそいうった類の「私生活切り売りタレント」なら話題になっていいんだろうが、その俳優は違う。少なくとも私は違うと思っていたから、その俳優をフォローしてしまったことを非常に悔やんだのだった。好きな人の私生活なんて見なくていい。これは自分が誰かを応援するうえで守っていきたい教訓だ。ってなんど話が脱線しても反省しないこの精神力と雀の涙ほどの文章力に乾杯。
『雑学』とかいって、余計なことが役に立つこともたしかに多い。しかし私は、Twitterをやっていて、知らなくてもいいことを知ってしまって後悔や嫌悪することのほうがずっと多かった。もう「みんながやっているから」で自分の進路を決めなくてもいい年齢だと思うと、自然にTwitterから離れることができた。
Twitterから有名になってそれを仕事にしたり、写真集をだしたり本を作ったりする人もたくさんいるんだろうが、そんな立派な志でつぶやいてる人なんて一握りだろう。だいたいみんななんとなくやってることなのに、それに対して気を揉むことが、急に馬鹿らしくなるときがいつか来るかも知れない。そのときは一度この場から離れて、時間はこんなにもゆっくりと流れているのだと感じてみてほしい。
ていうか、SNSひとつやめたぐらいで友達がいなくなるんじゃそれ元々友達じゃないし、めんどくさかったら他人のことなんか気にせずやめちゃえば、Twitter。
【旅】山形~仙台に行ってきました
『旅』とかいうカテゴリー、作ったはいいが今後使うのかどうか。
ということで先日、雪積もる山形そして雨降る仙台に行ってきた。
なにをしに行ったかと言うと、私が愛読しそして敬愛している作家三浦しをん先生の講座に参加させていただいたのです。
本講座は、1997年4月、直木賞作家である高橋義夫先生を講師としてスタート。その後、山形市在住の文芸評論家・池上冬樹先生が講師兼世話役を引き受け、現在まで、たくさんの受講生とともに歩んできた“真剣かつカジュアル”がモットーの、有志による愉快な自主運営の文学講座です。
(「小説家(ライター)になろう講座」公式ページ引用)
という講座である。(ひどい匙投げ)
毎月、第一線でご活躍されている作家さんを講師に、編集者さんをゲストに迎え、受講生から募集したテキストについての講評とトークショーを開催しているのがこの講座だ。
簡単に言うと、「素人が書いた話をプロが読んでアドバイスをくれる神がかったイベントに1500~2000円払えば参加できる」ということだ。(反省しない匙投げ)
そしてなにより、講習のあとに講師・ゲストの方々と懇親会の席が設けられるという「なんだそれ夢かよ」という超超超太っ腹イベントなのだ。
こんな夢のようなイベントが催されていると知ったのも、歌人の穂村弘氏を好きなフォロワーさんが教えてくださったのがきっかけだ。ネット社会の素晴らしさを肌で感じた瞬間である。その節は本当にありがとうございました。
ジャニーズ関連で完全に尻が軽くなっている私は、迷わず参加を決めた。そしてせっかくならと応募したテキストがなんの間違いか採用されてしまい、行きの新幹線ではゲロ吐きそうになるほど口内を乾燥させていたこの小心者が、二日間どのように行動していたかという記録を以下に残しておく。
(なお、時間は大まかなものであり正確ではないことをご了承願いたい。)
<一日目>
8:00
寝坊する。
予定より一時間遅い電車に乗る。
9:30
東京駅発 新幹線で目的地山形をめざす。
なぜか年配者集団に包囲された席を指定されており、み○りの窓口の悪意を感じる。
雪に興奮する。
12:00
山形駅着 駅ビル内のそば屋に行く。
が、土日ということもあり全面禁煙になっており、仕方なくロッテリアに入る。旅行先に着いて初めに口にするものがファーストフードとは、なかなかロックである。
店内は地元の学生さんがほとんどであったが、彼らは野暮ったさと都会意識を足して二で割ったような姿をしており、「山形はいいところだ」と確信する。
数席しかない喫煙席に押し込められながらふるポテを味わう。やはりバターと醤油はよく合う。
13:00
会場である遊学館へ移動。
タクシーの運転手さん、少々独り言が多い。
13:10
遊学館着 吹き抜けになっている、なかなか立派な建物である。
三階へ上がるとすでに開場しており、参加費を支払い窓側の席に座る。
新幹線の中から続く緊張により、極度の乾燥状態である口の中を潤すため鞄からペットボトルを取り出すも、お茶が五分の一ほどしか残っておらず、己を呪う。
砂漠状態の口をモゴモゴさせながら講座スタートを待つ。
14:00
講座スタート 三浦しをん先生を白熱させてしまい大汗をかく。
※講座の内容については後日公式より詳細なレポートが上がるはずなので割愛。
毎回大変読みやすくまとまったレポートなので、物を書く方はもちろん、そうでない方もぜひ一読されたし。
●講座レポート
http://www.sakuranbo.co.jp/special/narou/index.html
●トークショーレポート
http://www.sakuranbo.co.jp/livres/sugao/index.html
16:30
講座終了
ご厚意で手作りケーキを持ってきてくださる方がいて、遠慮なくいただく。なお男性である。女子力の居所。
三浦先生のサイン会が催され、それを事前に知っていた私は自宅から持ってきた本にしっかりと名入りでサインをいただく。しっかり&ちゃっかり。
受講生の方々から声をかけていただき、一緒に懇親会の会場へ向かう。
17:00
懇親会スタート とても風情のある日本料理屋さんにて、最高に美味しいはも鍋をいただく。
編集者の国田さんが私の勤め先のブランドの服を着てくださっていることや、三浦先生と同じ銘柄の煙草を吸っていることが判明して、泣く。嬉し泣く。
「仕事しててよかった」「煙草吸っててよかった」と生まれてはじめて思う。
19:00
二次会へと流れる 懇親会会場から歩いて二分ほどのバーへ十名ほどで移動。
先生方の隣で美味い酒を飲むという、夢か真かわからぬ時間が過ぎていく。
池上先生、三浦先生ともに締切を間近に控えた夜であったというのに、受講生と気さくに話し、会の最後まで付き合ってくださる。
23:00
二次会終了、各自解散
非常に名残惜しいが、再会を心の中で誓い、帰路につく。
23:30
ホテル着 母から「無事か!?」というメールが入っていたことに気がつく。
この高揚感はメールでは伝わらぬと思い電話をかける。安否確認のメールから二時間ほど時間がたっていたのでさぞ心配しているだろうと申し訳ない気持ちで母が出るのを待つ。
私「もしもし、メールありがとう、無事です。今ホテル着いた」
母「……あそ、よかったね……」
私「……寝てた?」
母「……うん……」
さすがわが母。睡眠欲に忠実である。
十五分ほど自慢話に付き合ってもらい、電話を切る。
そして、静かになった部屋でつぶやく。
26:00
就寝
<二日目>
8:00
起床
空白の時間
11:00
また寝坊する。
フロントから丁寧な「さっさと部屋出ろ」電話をいただき、顔面蒼白で飛び起きる。
12:00
仙山線で仙台へ
雪深い風景を見ながらウトウトする。
13:00
仙台着 雨が降っていたせいもあるが、山形より仙台の方が寒い。
牛タン発祥の店をめざし、携帯ナビウォーク片手に観光客丸出しで街中を歩く。
最速最短ルートを案内してくれているのだろうが、大通りを外れた道ばかり選んで案内される。気付けばまわりの景色がキャバクラになる。
13:45
目的地着 定休日であった。重々しいシャッターが降りている。
キャバクラ街で、万事休す。
駅前まで行けばお店はたくさんあるのだが、そこまで戻っていてはランチタイムに間に合わない。焦る思考とは裏腹に足取りは重く、当てもなく大通りに向かって歩き出したとき、目の前に赤い看板。
仙台名物牛タン焼の「喜助」さん、あなたがそこにいてくれてよかった。
「いただきます」
店員さんのやさしさ、温かいお茶、そして肉厚の牛タンのおいしさに感動する。
(東京でも食べられるけど!)仙台旅行の際にはぜひ喜助さんへ。(神奈川でも大阪でも食べられるしネット販売もしてるけど!)
14:30
喜助から目と鼻の先、道路を挟んで反対側にある喫茶店、COFFEE 珈巣多夢へ入る。
この雰囲気たまらん、行ってみたかった喫茶店 珈巣多夢(かすたむ)
店内奥の窓際の席に座りカフェオレホットとチーズケーキを注文。
ほどよい甘さのカフェオレにチーズケーキがよく合う。そして注文すると必ず一つついてくるらしいチョコレートが、なんか小さなやさしさを振りまいてるみたいで、心遣いがニクイ。
マスターのお姉さんの美しさに目が眩む。帰り際、「風邪ひかないようにしてくださいね」と声をかけていただき、ニヤニヤしながら仙台駅へ向かう。
16:30
仙台駅着 お土産に萩の月を買う。
新幹線に乗車するまでホームにある喫煙所で時間をつぶす。スーツ姿のおじさまたちの間を縫って場所を確保し、定刻まで待つ。
ガラス張りの小さな部屋に入って、行き交う人々を眺めて眺められて。これじゃまるで珍しい生物みたいだなあと、ぼんやり思う。
19:00
東京着 人があふれかえっていて、日本の中心に帰ってきた感がすごい。
満員電車でもみくちゃにされながら我が家を目指す。
21:00
帰宅
こうして二日間の一人旅が終わった。
まず、山形の講座に参加して感じたのは、受講生の方々の志の高さと、本が好き・活字が好きという熱意である。普段、こんなにも書くことや読むことについて人と語ったことがなかった私にとっては、とても有意義で心躍る時間となった。そしてなにより、モチベーションが高まる経験となった。
趣味としてやるにしても、うっかり仕事になったら嬉しいなという下心があるとしても、やるなら本気でやりたいな、と考えを改めることができた。大好きな作家さんから「どんどん書いて」と言われたんだから、そりゃあもう書かない理由がないだろう。(ふんぞり返り)
東北の人たちの温かさと食べ物のおいしさと、「私とっても朝が弱い」ということをかみしめた旅でございました。
絶対絶対また行きます!!!